記録て、やっぱり大切。


看護師は、学生時代から記録の大切さを叩き込まれ
働き始めても、記録が自分の身を守る証拠にも
なり得ると私は教え込まれてきた。

自分を守る証拠にもなるし、
何かを話し合う時の根拠ともなる。
口下手で、討論では負ける可能性があっても
こういう事実があるという証拠として提示もできる。


施設で働いていると、食事やin.outカウント、
体調不良だったりはもちろんだけど
認知症の状態、危険行動、どういう対応してるとか
本当に勤務のたびに色んなことを申し送られる。

どれも大事だし、それに加えて、看護師は
内服の開始中止とか、受診とかも把握して…
本当に頭の容量が溢れるほどで曖昧になることもある。
そんな中で、危険だから部屋のものを撤去したとかは
どちらかと言えば、看護師として情報としては
重要度は低め。


けど、家族が面会に来て、部屋のものが無くなったら
そりゃ普通に、え?どうした?何で?
となるのが当然で、家族が面会に来てて
インカムで問い合わせがあったのに
撤去してるのは介護さんなのに誰も知らない。



けど、私の記憶では撤去してる送りがあった。



誰も知らず、物がなかったなんて不信感に繋がる。
勢いで家族に危険行動があった、撤去している、と
説明に飛んで行った。
病院とは違い、施設では家族もお客様。
小さな不信感は、次の不信感へとすぐ繋がる。

説明の後に、他の方で同様の話を覚えてる人がいて
思い違いを勢いで伝えてしまったのか、
急に不安にかられる。

介護さんの記録にもない。
自分の申し送り用の紙にも記載はない。
物はどこにしまってあるかまでは知らない。

けど、記憶だけは確かにある。
だか誰にも見せることもできない私の頭の中。


そんな中で、訪看の記録にだけ、その送りがあったと
記載が残っていた😭

本当にパートさんに感謝。
初めて記録の大切さを痛感させられた。

看護師だけじゃない、介護さんだったり、何事も
目に見える提示できる物は身を守ります。
証拠にもなります。


そんな焦りからの安堵で、もう心は満たされ
通勤途中にある、名も分からない花をパシャリ。
これは何ていう花ですかね?
春は色んな花が咲いて綺麗だ🌸


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