![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111971989/rectangle_large_type_2_e5cf39b2b21370ce56de63b29ec0aeec.jpeg?width=800)
夏に聴きたい曲を聴きながら
暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。
ここ最近の忙しさと言えば目まぐるしいものでして、映像制作に、舞台撮影に、そして野外での撮影にと翻弄されているうちに季節は夏真っただ中。忙しいながらも暑い夏を楽しみ、そして噛みしめながらも毎日を過ごしています。
さてそんな夏の日の週末。本日は夏にぴったりの音楽を聴きながらnoteタイムを楽しんでみようかと思います。皆様もラジオ気分で楽しんでもらえると幸いです。それでは行ってみましょう。
Fun, Fun, Fun(ファン・ファン・ファン) / The Beach Boys(ビーチボーイズ)
夏と言えばやっぱりこの曲からスタートでしょう。ビーチボーイズのロックンロールナンバーの中でも最高にゴキゲンな一曲。シンプルなロックンロールに見せかけてコーラスとはじめ実はかなり複雑なことをこそっとしている一曲でもあり、ビーチボーイズの曲作りの繊細さが垣間見れます。
この曲のキモと言えばやっぱり1:50位から始まるブライアン・ウィルソンのファルセットボイスを前面に出したエンディングコーラス。ひょっとするとこの『ファン・ファン・ファン』という曲のAメロ・Bメロは、この最後のコーラスを聴かせるためのプロローグなのかもしれませんね(笑)
それにしても2分15秒の中にこれだけの『楽しいさ(ファン)』を詰め込むなんて、ビーチボーイズは本当に神がかっているとしか言いようがありません。
The Dukes of Surf(デュークス・オブ・サーフ)/ Waikiki(ワイキキ)
ビーチボーイズ風サウンドを続けまして、こちらは”デュークス・オブ・サーフ”の『ワイキキ』。ハワイ・ホノルルをベースに活動するアロハ・ロック・バンドで、私は数年前にラジオでかかっているのをたまたま耳にし、一聴惚れしてしまいました。
この『ワイキキ』は2013年の曲でアルバム『サーフィン ワ・イ・キ・キ』の一曲目に収録されています。リードボーカルがかなりマイク・ラブっぽくて、いい意味で甘く軟派な感じがあり最高にGOOD!!
デュークス・オブ・サーフをyourtubeで検索してみると過去には来日もしているようですし、なんとメンバーが日本語でハワイを紹介している動画までありました。ひょっとするとまた日本に来てライブをしてくれるかもしれません。近くに来たら絶対駆けつけなくてはっ!
ビーチボーイズサウンドに興味がある人も、ない人も、暑い夏にこの曲を車のカーステで流せば楽しいこと間違いなし!!
二人の夏 / 浜田省吾
浜田省吾さんについてはあまり詳しくないのですが、この曲もたまたま学生時代にラジオで耳にして以来ずっとお気に入りの一曲。
実はこちらもビーチボーイズ関連の一曲でして、アルバム『サマー・デイズ』に収録されている『Summer Means New Love(恋の夏)』という曲を引用にして浜田省吾さんがソロになる前に所属していたバンド”愛奴”時代に浜田省吾さん自身が作られた一曲です。(”愛奴”のアルバムにも愛奴版で収録されており、今回紹介したyoutubeの『二人の夏』は浜田省吾さんソロになってからのセルフカバー版です。)
ちなみにこの『二人の夏』、高校時代に探しまくって、中古CDショップで8インチシングル盤をGETしました。8インチシングルって今や絶滅状態ですよね。私がGETしたときはワゴンに大量の中古8インチシングルがたたき売りされており、その中で見つけたものでした。ほんとGETしておいてよかったです。今でも宝物です。
![](https://assets.st-note.com/img/1690534546918-E8RKNGAuyv.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690534851381-IwCkwBmkiw.jpg?width=800)
前に紹介した2曲のような力いっぱいはじけた楽しさあふれる雰囲気も夏の醍醐味なのですが、少しセンチメンタルでロマンティックな部分があるのも夏の魅力。この曲はそんな少し遊び疲れた夏の夕暮れ時に聴きたくなるような爽やかさがたまりません。
またこの曲に合わせたMV。最高じゃないですが。私が大好きな西海岸風の夏がたっぷり詰め込まれていてMVを見ながらこの曲を聴くと10歳いや20歳若返った気分になります。
ちなみに『二人の夏』で引用されたビーチボーイズの『Summer Means New Love(恋の夏)』はこちら↑↑↑
Don't Answer Me(ドント・アンサーミー)/ The Alan Parsons Project(アラン・パーソンズ・プロジェクト)
最後もビーチボーイズテイストの一曲で締めと行きましょう。ビーチボーイズフォロワーといいますか厳密には、フィル・スペクターフォロワーなんでしょうが、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンはフィル・スペクターフォロワーなので、兄弟弟子みたいな感じかなぁ(笑)
アラン・パーソンズ・プロジェクトとはビートルズの楽曲をたくさん録音したスタジオとして有名な「アビーロードスタジオ」でエンジニアをしていたアラン・パーソンズが中心となって作られた音楽プロジェクトで(固定のメンバーで行われるバンドではなく、アルバムのコンセプトごとにミュージシャンを集めて作られる形をとったあくまでもプロジェクトという形のグループ)、この曲は1984年にリリースされました。
音のベールに包まれるような重厚な演奏に爽やかな歌声、そして哀愁のあるメロディーがたまらなく私好みです。MVもアメコミ風でハードボイドで雰囲気を盛り上げてくれます。MVではハッピーエンドに描かれているのですが、実は歌詞の内容といえば、もう長く続かない恋を悟った男性が女性に別れを告げるといった少しセンチな内容。彼女が追いかけてきても冷たく「Don't Answer Me(答えないで)」と突き返す感じは自分の中にある彼女への未練を断ち切るための強がりなのでしょうか。MVだけでなく歌詞も雰囲気がありなかなか面白いのでよかったら是非チェックしてみてくださいね。
◇◇◇
いかがだったでしょうか。夏ということで結局私の大好きなビーチボーイズ関連をテーマに音楽noteになっちゃいました。
私はとても音楽が好きなのですが音楽の良さにはいろいろあって、例えばビートルズならその音の作り方へのこだわりが聴きどころだったり、モータウン系だったら湧き出るグルーブ感を感じるところだったりなのですが、ビーチボーイズの良さって音が語っているといいますか、夏だったり青春だったり、西海岸文化(私たち日本人が夢みるアメリカ文化なのかなぁ?)だったりが音で感じられるところ。それってやっぱりビーチボーイズサウンドにしかない魅力だったりします。そんな魅力に魅了された人がたくさんいるからビーチボーイズフォロワーって世界各地にいるんじゃないかなぁなんて思ったります。
そんなことを思いつつ音楽を聴きながらこの後も暑い夏を楽しんで行こうと思います。皆さんも楽しい思い出いっぱいの夏の日をお過ごしください。
読んで頂きありがとうございます。 『映像制作をもっと身近に、もっと気軽に』という思いでnoteを始めました。 noteでは映像制作に関するtipsや話題をはじめ、ぐっでぃテレビの中の人たちによる他愛のないお話まで幅広く綴っていきたいと思います。