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素敵な在宅医療・介護

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2022年11月の記事一覧

「転倒しない」は正しいリハビリの形なのか?

リハビリテーションは転けないを追求するっしょ?当たり前でしょ? なんて思っていませんか? まず、初めにわたしの立場を明瞭に示します。 日常生活では「転けない」がまぎれもなく正解です。 では、「転ける」は不正解なのでしょうか? その通り、不正解です。 では、絶対に転けない方法とは何なのか? って考えちゃうんですよね。 その方法は「寝ころがっておく、寝ころび続ける」です。 そうです。活動を制限しちゃえば良いのです。 転けないために、寝たまま。 活動を制限するのは正解でしょ

看護師が働きやすい環境とは? ステーションの雰囲気づくり、コミュニケーション活性化のコツ

今回は東京都足立区の訪問看護ステーション「ケアプロ訪問看護ステーション東京(足立ステーション)」の所長である高田様と副所長の髙橋様(以下敬称略)にインタビューをさせていただきました。 ケアプロさんでは若いスタッフの方が多く、とてもいきいきと働いている印象のステーション様です。また少しお話を聞くだけでも、とても利用者想いのステーション様だということが良く分かりました。実際に、現在では利用者さんの数も300人以上と急成長をされている中で、本日はステーション運営において大事にしてい

訪問看護ステーションの急拡大の秘訣とは? 医師/ケアマネ/利用者に選ばれるステーションになる為の考え方

今回は千葉県の訪問看護ステーション「さくら咲くGroup」の代表である天野様(以下敬称略)にインタビューさせていただきました。 さくら咲くGroupさんは開業から約2年半で3拠点へと拡大、訪問時間は直近の約1年半で3倍へと急拡大しているステーションさんです。また、SNS活用など新たな仕掛けもどんどん取り入れています。そんなさくら咲くGroupさんが、どのような経営方針で運営をなさっているのかお聞きしました。 2年半で3拠点、1年半で訪問時間3倍へ。 ゼスト まず、さくら咲く

訪問看護あるある~一人で不安?一人じゃないよ?~

執筆者:まつながあさこ これから訪問看護をやってみようと思ってる方の不安が少しでも楽になれば・・と思います。 私は、訪問看護を始める時、1人で訪問先に行って、1人で全部対応&判断しなくてはいけないと思いこんでおり、そんな責任重大なこと、私にできるのかな・・と、とても不安でした。 訪問看護で関わる利用者さまのおかれている状況は本当に人それぞれで、ケースバイケース、臨機応変な対応が必要になります。 たしかに現場には基本的に1人で訪問します。でも、訪問先で何かに迷ったり、困っ