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祝)TOUR DE FRANCE 初優勝!

今年のTOUR DE FRANCEはCOLNAGOの逆転勝利。

海外の自転車選手の名前はなかなか覚えられないので・・・いつも自転車メーカーで追いかけていますが、ここ数年TREK、SPECIALIZED、PINARELLOが圧倒的でCOLNAGO好きの自分はツール・ド・フランスから気持ちが遠のいていました。今年はSPECIALIZEDの新型(TARMAC SL7)やcannondaleの活躍を見ておかなくてはいけないのでリザルトだけは毎朝ネットでチェックしていました。

すると序盤からCOLNAGOがトップに立ってがんばっているではないですか。後半には勢力図が変わってくるので過度の期待をせず見守っているとやはりビアンキ勢がレースをコントロールするようになり後半戦に入りました。そして決定的なレースとなるのは最後の個人TT。コースプロフィールを見ると山岳TT。しかも最後の斜度がとんでもない。。。これは優勝者が差を広げるか・・・またはどんでん返しが待っているパターンだと確信しました(当たり前ですが)。よくも悪くも強い選手が勝つ個と個の体力勝負。

19日土曜日の朝、コルナゴのポガチャル(UAE チーム、エミレーツ)が逆転して優勝したことを知りました。彼がどんなレースをしてきたか・・・どんなタイプの選手か・・・まったく知りませんが、念願の(といってもあまり期待していないくせに勝った時だけ盛り上がる典型的な広島県人)コルナゴ→ツール・ド・フランス優勝に朝から気分がよいです。

最終日前日の個人TTで順位が入れ替わることは過去にもたくさんありました。はじめてツール・ド・フランスを観た1990年もそうでした。山岳でマイヨジョーヌを着たカレラのクラウディオ・キヤプッチをグレッグ・レモンが個人TTで逆転する。その前年もローラン・フィニヨンをTTでグレッグ・レモンが逆転したようです。その後はミゲル・インデュラインのような圧倒的に個人TTが強い選手がステージ優勝を狙わず、全てのステージをミスなくこなしTTで総合トップに躍り出るスタイルが定着したように思います。
とは言え、世界屈指のサイクリストが集まるツール・ド・フランスの最終局面、勝てる保証などない中、イエロージャージを手にする選手には…やはり勝利の女神のような存在の力を感じずにはいられない。

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