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ルイボスティーの飲み過ぎは胃腸障害のリスクも!快眠・健康効果を最大限高める飲み方とは?

こんにちは!
睡眠の専門家・しょうです。

ルイボスティーといえば、カフェインが含まれておらずリラックス効果が高いので、睡眠前に飲むことで質の高い睡眠を取れることで知られています。

老化防止や生活習慣病の予防にも役立つので、健康のために飲み続けている方は少なくないでしょう。

しかしルイボスティーは、栄養豊富な飲み物であることから、飲み過ぎることである成分の過剰摂取になる危険性もあるので注意が必要です。

今回のnoteでは、ルイボスティーのメリット・デメリットと、快眠・健康効果を最大限に高める飲み方についてご紹介します。

ルイボスティーに含まれる栄養素とは?

健康的なイメージがあるルイボスティーには、他のお茶にはない豊富な栄養素が含まれています。

代表的な栄養素をご紹介すると、次の通りです。

  • ポリフェノール(ケルセチン、ルチン、ルテリオン)

  • アスパラチン

  • マグネシウム

  • カリウム

  • カルシウム

  • リン

  • 亜鉛

強い抗酸化作用を持つポリフェノールや、ルイボスティー特有の成分であるアスパラチン、そして各種ミネラル類も豊富に含まれていることが大きな特徴です。

特にミネラル類の成分は、人体に近いバランスで含まれていることから、体内に吸収されやすいと考えられています。

また、ルイボスティーは紅茶・緑茶などとは異なり、カフェインを含まないお茶でもあります。

そのため寝る前に飲んで体を温めたり、カフェインを控えたい妊婦の方が飲むのにも向いています。


ルイボスティーを飲むメリット・効果

次に、ルイボスティーの主な快眠・健康効果についてご紹介しましょう。


リラックス効果

糖質やカフェインを含まず、胃腸や脳へ負担をかけないルイボスティーは、寝る前に心身をリラックスさせるのに役立ちます。

就寝前に温かい飲み物を飲むことは、一時的に深部体温を上げ、副交感神経を優位にさせることで、眠りに落ちやすくなるメリットがあります。

コーヒーや紅茶・緑茶にはカフェインが含まれているため就寝前には向いておらず、ココア・牛乳なども胃腸に負担をかけるためあまり良くありません。

カフェインを含まず、糖質や脂質も少ないルイボスティーは、寝る前の飲み物としてはベストなチョイスと言えます。


生活習慣病の予防

抗酸化作用を持つポリフェノールを多く含むルイボスティーは、生活習慣病の予防効果が期待できます。

中でもルイボスティー特有のアスパラチンという成分は、糖尿病を予防する効果が報告されています。

他にも、悪玉コレステロールを抑制して高脂血症の予防につながるほか、高血圧・脳梗塞を防ぐ効果もあるのがメリットです。


老化防止

ルイボスティーの高い抗酸化作用によって、体内の活性酸素を除去することにより、老化の防止にも役立ちます。

活性酸素が蓄積してしまうと、免疫力の低下や新陳代謝の低下、肌荒れなどの症状が表れてきます。

このような症状を防ぎ、美しく若々しい肌を維持するのにも役立つため、美肌効果を得るために飲み続ける女性も少なくありません。


ルイボスティーを飲むデメリット・注意点

さまざまな健康効果を持ったルイボスティーには、健康に悪影響があるとの研究や論文はほぼ存在しません。

しかし豊富な栄養素を含むことから、飲み過ぎが栄養の過剰摂取につながり、体調不良の原因になることがあります。

ここではルイボスティーを飲み過ぎることのデメリット・注意点について解説します。


飲み過ぎは胃腸障害を引き起こす

ミネラル類を多く含むルイボスティーは、飲み過ぎることで胃腸の調子が悪くなったり、トイレが近くなったりするデメリットがあります。

ミネラルを多く含む「硬水」のミネラルウォーターを飲むとお腹を下すなど、ミネラル成分で体調を崩しやすい人は注意した方が良いでしょう。

また、マルチミネラル系のサプリメントを飲んでいる方や、鉄分・カルシウム・マグネシウムなどを多く含む健康食品を摂取している方も飲み過ぎにご注意ください。


冷え性を悪化させることも

ルイボスティーは南アフリカ原産の植物で、暑い時期に好んで飲まれていることが特徴のお茶です。

そのため日本で言う夏野菜と同じように、体を冷やす作用を持っていることも考えられます。

ルイボスティーの成分が体を冷やすと報告されている研究はまだありませんが、冷え性の方は飲み過ぎに注意した方が良いでしょう。

また、できるだけアイスではなくホットで飲むことも大切です。


妊娠中は胎児に影響する可能性

ルイボスティーに豊富なポリフェノールは、妊娠中の方が過剰摂取すると、胎児に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。

大規模な研究で認められている症例ではないので、どれくらいの量が有害なのか、どの食品なら安全なのかはまだはっきりわかっていません。

しかしブルーベリーやチョコレート、ココアなどのポリフェノールを多く含む食材を普段から摂取している場合には、妊娠中のルイボスティーは控えた方が良いかもしれません。

不安な方は、かかりつけ医に相談しながらポリフェノールの摂取量を調節してみてください。


ルイボスティーの効果を最大限高める飲み方

ここまで紹介してきたデメリットを打ち消しながら、ルイボスティーのメリットだけを最大限引き出すには、次のような飲み方を実践するのがおすすめです。

  • 1日コップ2杯程度が目安

  • 熱湯で10分ほど煮出すのがおすすめ

  • 南アフリカ産のクラシックグレードが最適

それぞれ解説していきましょう。


1日コップ2杯程度が目安

1日にルイボスティーを飲む量は、コップ2杯程度を目安にしましょう。

ルイボスティーを飲んでからお腹が緩くなったり、胃が痛くなったりした場合には、1日1杯に減らすと良いでしょう。

逆に、1週間ほど飲み続けても効果がみられない場合には、1日3杯にして様子をみるのもおすすめです。

上限の目安としては1日1.5Lで、この量のルイボスティーを毎日飲んでいた妊婦の方が、胎児の「動脈管早期収縮」を起こした症例があるため、特に妊娠中の方は注意してください。


熱湯で10分ほど煮出すのがおすすめ

日本SOD研究会が発行しているルイボスティーに関する資料によれば、ルイボスティーはお湯を注いですぐ飲むのではなく、10分ほど熱湯で煮出したものを冷ましてから飲む方が、健康効果が高まるとされています。

そのためティーバッグでルイボスティーを購入して飲む際にも、やかん・鍋を使って10分ほど煮沸させてから飲むようにすると良いでしょう。

高い抗酸化作用を持つルイボスティーは、煮出した後に常温でも保存できるほか、アイスでもホットでも楽しめます。

体を温めて快眠効果を得たいのであれば、寝る前に熱湯で煮出してホットのルイボスティーを飲むと良いでしょう。


南アフリカ産のクラシックグレードが最適

ルイボスティーは南アフリカ原産の飲み物であり、原料となるルイボスも南アフリカ共和国で栽培される植物です。

他の地域で生産されているものは栄養成分などが乏しいことも考えられるため、南アフリカ産のものを選ぶのがおすすめです。

また、ルイボスティーには、品質によってチョイス・スーペリア・クラシックの3グレードがあり、中でもクラシックグレードが最も高品質とされています。

栄養成分には大きな差はありませんが、香りや味わいを重視する方は、少し値段は高めでもクラシックグレードのルイボスティーを選びましょう。


おわりに

ルイボスティーはさまざまな健康効果を持ち、快眠にも役立つ嬉しい成分が多く含まれています。

一方で、ミネラル類が豊富で人によっては体調を崩す原因となるため、飲み過ぎには注意してください。

目安としては1日2杯程度、茶葉は南アフリカ産のクラシックグレードを選ぶと、健康効果を最大限引き出しながらおいしいルイボスティーを楽しめるでしょう。


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