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琵琶湖の朝日と夕日

海に行けば美しく雄大な朝日と夕日に出会えます。そんな素敵な景色が見られるのは、大きな大きな海があるから…

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ここ滋賀県に海はありませんが、大きな琵琶湖があります。そう、琵琶湖は朝日も夕日も望むことができる湖なのです!朝日は高島市、夕日は彦根市。ん?頭で考えても?なかなか理解できない…百聞は一見にしかず。そう、これから琵琶湖の朝日と夕日を望む旅に出かけることに決めました。ただし、この記事のテーマは「ステキな彦根を発信しよう!」ということですので、琵琶湖の彼方に「彦根」を望むことでテーマに沿った旅をしていきたいと思います。

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 思い立ったが吉日、カレンダーを見上げると、明日は3月20日(土・祝)春分の日♪春分の日の漠然としたイメージは、自然界では草木が芽生え始め、人々は新しい生活の始まりに心躍る時節。せっかくなので、もう少し春分の日について調べてみることにしました。地理学的には昼と夜の長さが等しくなる日であり、この日を境に昼が長くなり、太陽は日に日に暖かさを増していきます。また、当日は太陽が真東から昇って真西に沈むことから、浄土思想によるご先祖様のお彼岸としても馴染みが深いですね。つらつらと思いを馳せるも、明日の朝は早いのでもう寝ることにします(笑)。

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当日は何とか早起きして彦根市を出発。ぐるっと琵琶湖を半周し、夜明け前に高島市新旭の湖畔に着くことができました。ここの地名は新旭、いかにも新しい一日の始まりを迎えられそうな地名です。こごえる湖畔、辺りはまだ薄暗く、彼方には彦根市の町明かりが微かに望めます。静かな時間が流れます。

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(写真・文 嶌津宏治)