見出し画像

彦根城 城下町はじまりの町を歩こう

彦根シティプロモーション戦略推進委員会 企画・サポートグループ
「地元にふれあえるまち歩きマップ」
まち歩きコースを作ろう!

2023年10月14日㈯
この日私は、自分の育った町を歩く会に参加しました。
生まれて50数年、城町の家の近くには、今も古くからの建物が残っています。

最近まで診療所として使われていた町屋


町の様子は子どもの頃とは随分変化していますが、背割りの石垣や長屋あと。魚屋の井戸。今もかろうじて残るそれらは同級生の家、大好きだった先輩の家など子どもの頃の思い出が、じわじわと思い出されるのと同時に、改めて歴史上とても大切な町であったことが実感されました。

旧町名魚屋町にはさかなを扱っていた
名残の井戸が残っている
旧地名を表す石碑が町のあちこちにある

桶屋町(おけやまち)に住んでいた親戚の家は、「おきゃ町のおばちゃんち」
近所の酒屋は「四十九町の酒屋さん」子どもの頃日常使っていた呼び名は築城当時からの町名だったことを思い出しました。

明性寺の立派な二階建て山門の前で


そして本町にある「明性寺」子どもの頃から見上げていた大きな本堂。
荘厳な山門。今回特別に初めてその上段に上がらせていただきました。
そこから見渡す城下町と彦根城。
当時の人達もこんな甍の風景を見ていたのだろうか…と、
お濠や天守閣の上を風を切って飛ぶ夢を見ていた子どもの頃を思い出していました。

明性寺から見る彦根の町

彦根城城下町の風景は、私が生まれ育ってきた原体験と歴史が重なる町。城町・本町。
そんな町を愛おしく思います。

現在も使われている江戸時代の背割り排水路

私達と一緒に歩きませんか。

*まち歩きの紹介動画はこちら

著 彦根シティプロモーション戦略推進委員会  古澤ちひろ