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メルマガなんて、どうせ誰も読まない!?

こんにちは、ぺーゆにです!今日はデジタルマーケティングの施策ではなく、考え方について現場にいて感じることをお話しします!

なおここで扱うデジタルマーケティングは、データベースマーケティングであり、ダイレクトマーケティングです!ぺーゆにはSNSやリスティングを使用した施策には全然詳しくありませんので…かつ、BtoBのマーケティングを想定しています

メルマガなんて、出しても無駄??

先日デジタルマーケティングのキャンペーンについて、クライアントの社長とお話しする中で、印象的な場面がありました。こんな感じです。

ぺーゆに:~ということで、ソリューションブランドを訴求するコンテンツをマーケティングWebに掲載して、メルマガで誘導するという流れになります

社長様:う~~ん、メルマガかぁ

ぺーゆに:ど、どうされましたか??(焦)

社長様:やるのはいいんだけどさぁ、そもそもメルマガって読むかなぁ?私も毎日たくさん届くけど、読んだことないよ(笑)みんなも無いよねぇ?

ぺーゆに:!えーっと…

そちらの社長はもともとITの世界大手の日本法人出身で、ITリテラシーは高い方です。Eメールをはじめインターネットを前提とするコミュニケーションには相当の理解のある方だけに、この発言には参加していたクライアント側の皆さんも、「確かにそうかも…」と、プロジェクトの先行きに不安な雰囲気が流れました(これが理由ではないですが、結局この件は実施見送りとなってしまいました)

「メルマガなんて誰も読まない」、自分の経験だけ見ると確かにそうかもと一瞬思いますが、正確なニュアンスは以下だと思います。

「必要なリードデータを保有しており、的確な切り口のセグメンテーションで選出した配信先に送付したメルマガでも、多数は読まれない」

そもそも「読まれなくてもいい」

BtoBのマーケティングにおいて、メールマガジンのCTRは3~5%程度あればそこそこという感じです(業種・内容・それまでのナーチャリングにもよりますけど)。ということは、初めから95~97%の人には読まれないつもりでマーケターはせっせとメルマガ配信準備をしているということなのです。そのため、メールコミュニケーションから受注を作っていくために、少なくとも10,000件とか、膨大な有効配信数が必要です。

「汗水たらして足しげく客先に通いつめ、得意先の業務スケジュールはもちろん、重役の家族構成や誕生日といった本当に細かな情報でも逐一頭にいれているスーパー営業マン」。そうしたイメージをお持ちの方には特に、マーケティングは一つ一つのコミュニケーションを軽んじているように見えるのかな、と思います

なぜこうしたギャップが生じるのか、それは日本の営業・マーケティングにおけるコミュニケーションが変化したためだと思います。今度はその話を中心に共有させていただきます。それではまた!

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