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#64_「強迫性読書病」と楽しく生きる

強迫的に読書をするのが習慣になっています。それがいいかどうかはわかりません……。

リビングにも、ソファーにも、トイレにも、自分の部屋にも、寝室にも、仕事で使うトートバックの中にも、ちょっとした外出で使うポーチの中にも、常に本があります。

我ながら、もはや、「病気」です。「強迫性読書病」です。

ただ「読む」だけならまだよいのですが、「読んでおわり」だと、なんだかすごく「もったいない気持ち」がしてきます。そこで、読んだあと、「読書ノート」をつくるところまでやってしまいます。

我ながら、やはり、もはや、「病気」です。「強迫性読書ノートづくり病」です。

本を手に取り、読書ノートを完成させるところまでの一部始終を言葉にしてみようと思います。

1.本を手に取ります。近所にある書店、図書館(ハシゴすることもあります)、そして、Amazon……。暇があれば、読んだことのない本をチェックしています。

2.ダーマトグラフ(イエロー)を用意します。

3.ダーマトグラフを手に、読み進めます。「お、ここは大事にしたい!」と思ったところに線を引いていきます。

4.線を引いたあと、情報カードに「考えたこと」をメモします。この作業は時間がかかりますが、とても大事な作業です。「書いてあること」をもとに、その先を自分で考えて書いていきます。そのときは、ダーマトグラフを万年筆に持ち替えます。

5.スキャナーを起動させます。もう、かれこれ、10年以上、愛用しています。本を見開きのままスキャンできる優れものです。このおかげで、図書館の本でも読書ノートを簡単につくることができます。

6.スキャンして生成した画像データをテキストに変換します。

7.Workflowyを立ち上げます。web上で操作するアウトライナーです。読書の抜き書きは、すべてこのアウトライナーで整理しています。変換したテキストデータ(ダーマトグラフで線を引いたところ)を確認しながら、コピー&ペーストしていきます。テキスト変換がうまくいかないことも多々あるので、結局はダーマトグラフで線を引いたところを再読していることになります。これもまた、大事なことだと感じています。

こうして「読書ノートバンク」なるものが、日々、せっせ、せっせと生産されているのです。

Workflowy版の「読書ノートバンク」は、検索ができます。キーワードを入力すると、情報を呼び出しやすくなります。

情報カード版の「読書ノートバンク」は、検索が難しいです。でも、だからこそ、たまにカードを繰っていくと、思わぬ「再発見」があります。

「読書」という、あまりにも日常に染みてしまっている行為を、はじめて言葉にしてみました。

我ながら、間違いなく、疑いようもなく、「病気」です。

私は、この「病気」と、これからも、共に、楽しく、生きていこうと思います。

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