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五反田でシステムエンジニアをしていた僕が、縁もゆかりもない湘南に引っ越した理由

僕はよく「湘南でシステム開発の会社を経営している永田です」と名乗ります。最初のnoteでもそう自己紹介しました。またグッドローカルのWebサイトでは、湘南で一番アツい街・辻堂を拠点にしていると打ち出しています。

よほど湘南が好きなのだろう、と思った人もいるかもしれません。思い入れがあるのは確かですが、実は縁もゆかりもない場所なのです。

そんな僕がなぜ湘南に引っ越し、これほどまでに地元として愛するようになったのか。今回は湘南愛を語らせてください。

きっかけは一台のシボレーだった

湘南に引っ越す前は東京の五反田に住んでいました。実家が勤めていた会社のすぐ近くだったので、一人暮らしをする理由がなかったのです。

きっかけは、友人から買うことにした一台の車でした。アメリカGM社のシボレーです。家の近所の駐車場を調べてみると、自宅から最も近い場所で月極4万5千円。金額を見た瞬間に「都内で車を維持するのは無理かもしれないな」と思いました。

当時、僕は26歳。そのころすでに妻と付き合っていたので、実家を出て暮らすよい機会かもしれない、と真剣に考え始めました。

最初は都内近郊で物件を探していたのですが、シボレーを維持しようとすると、どうしても家賃が見合わない。そこで、徐々に家探しの範囲を広げていきました。

駐車場以外にも、僕には譲れない条件がいくつかありました。まず、部屋が広いこと。小さい部屋がいくつもある家より、ものすごく広いワンルームのほうが好きなのです。

僕は他人に気を使ってしまうタイプなので、狭い部屋や、壁が薄い部屋では安心して暮らせません。建物の構造や間取りも気になります。「このつくりだったら隣の人の寝室はここだな。間に水回りがあるから音は響かないだろう」といった具合です。

条件と家賃が見合う物件を探し続けたところ、湘南エリアの辻堂(藤沢市)に気に入った部屋を見つけました。新築、角部屋で、部屋の状態もきれい。駐車場込みで十分借りられる値段です。

僕たちは「よし、ここに住もう!」と即決。こうして縁もゆかりもない湘南に移り住むことになりました。

まるで西海岸のような辻堂海浜公園でリフレッシュ

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実際に住んでみると、湘南の中でも僕が引っ越した辻堂はクリーンで子育てがしやすい街でした。

辻堂を有する藤沢市は子育て支援に力を入れており、ファミリー層にやさしい街づくりが行われています。例えば、小学6年生までの子どもの医療費が控除されたり、子育て支援センターが充実していたり。「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」で1位を獲得したこともあるそうです。

海や公園など、子どもがのびのびと遊べる環境が整っている点が人気なのだと思います。僕も娘たちを連れてよく公園に出かけます。その中でも特に自慢したいのは辻堂海浜公園です。

海沿いの立地や植物などが醸し出す雰囲気はまるでアメリカの西海岸。都内のように高い建物がないので、目の前いっぱいに空が広がって爽快です。このnoteに掲載している写真も、ほとんどが辻堂海浜公園で撮影したものです。

海や公園が充実しているのは、働く人にとってもよい環境だと思います。リフレッシュできる場所が近所にたくさんあるわけですから。都内と比べると、流れている時間もゆっくりしています。

湘南は自由な服装や行動が「似合う」場所

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僕自身のことで言うと、湘南に引っ越して服装が少し変わりました。

会社員時代からスーツは着ていませんでしたが、今ではスーツはおろかジャケットを羽織ることもありません。

Tシャツ・短パン・ビーチサンダル姿で歩いていて浮かないのが湘南です。湘南ではラフな服装が「できる」というより、そのほうが街に「似合う」ので自然とカジュアルな格好になっていくのかなと思います。

都内でここまでラフな格好をすると職種によっては浮いてしまうものですが、湘南ではむしろ自然。仕事中にもっとラフな格好がしたいと思っている人にはぴったりだと思います。

服装だけでなく、仕事の環境も自由に組み立てられるようになりました。都内に比べて安くて広いオフィスを借りられるので、家具選びやレイアウト変更の選択肢が広がります。

最近はオフィスの休憩スペースを模様替えして、部屋の中央にあったソファを端に移動させました。理由は、僕とメンバーの子どもたちが大きくなったから。今後も、一緒に働く人やその時々の状況に合わせて柔軟に変えていくつもりです。

エンジニアにこそ湘南・辻堂をおすすめしたい

僕は自分がエンジニア出身なので、エンジニアにこそ湘南・辻堂に来てほしいと考えています。

エンジニアの中には「海なんて行きたくない」というインドアな人もいると思います。気持ちは分かるのですが、湘南の魅力はサーフィンだけではありません。精神衛生にもよい場所ですし、仕事もはかどります。

エンジニアは精神的な疾患にかかる割合が高い職業だとされています。長時間パソコンに向かって作業をしているのに、自宅に帰ってもパソコン漬けな日々を過ごす人が多いからでしょう。部屋にこもって仕事ばかりしていたら、不調をきたすのは当然です。

日の光を浴びながら、緑あふれる公園を抜けてオフィスに通う様子を想像してみてください。休日には自転車に乗って海を見に行ったり、少し足を延ばして江ノ島を散策したり。わざわざ遠出をしなくても、近隣にリフレッシュできる場所がたくさんあります。

僕の場合は「江ノ島に15分で行ける距離に住んでいる」満足感が、精神的な余裕を生んでいるのです。毎日出かけるわけではありませんが、行こうと思えば好きなときに江ノ島を訪れることができる。そう思うだけで心が満たされます。

たまに家族で朝食を食べに出かけると、サーフィンをするために車で何時間もかけて江ノ島に来た人たちとすれちがうことがあります。そんなとき、僕は改めて「こんなに気持ちのよい場所が家のすぐ近くにあるなんて幸せだなあ」と実感しますね。

自宅の仕事環境を整えやすいことも、僕が湘南をおすすめしたい理由の一つです。

東京都内で会社の近くに部屋を借りようとしたら、1畳につき1万円くらいの予算が必要です。湘南エリアの家賃は最近少し上がっているのですが、それでも同じ予算なら都内より広めの部屋が借りられます。

部屋が広くなれば仕事専用のスペースを設けたり、寝室と仕事部屋をわけたりして、仕事に集中しやすい環境をつくることが可能です。リモートワークが主流になり、自宅で仕事をする時間はますます増えています。オンもオフも快適に過ごせる空間は絶対にあったほうがよいと思うのです。

エンジニアの皆さん、いかがですか。湘南は楽しく暮らせて健康的に仕事ができる場所なので、よかったら検討してみてください。近所にエンジニア仲間が増えたらうれしいです。

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