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GOOD PEOPLE 久保田健一さんインタビュー

こんにちは!インターン生の田畑晃です!

9/15のバーチャルサロンにゲストとしてご参加いただいた、一般社団法人Switchの代表理事の久保田健一さんは、「『田村が楽しい』人生が楽しめる場所が田村にある」というビジョンと、「活躍できるフィールドを田村に作る」というミッションの下、福島県田村市で様々な活動を行っています。
事業を通して地元である田村市の活性化を目指す久保田さんに、現在、そしてこれからの活動についてのお話をお聞きしました。


様々な活動による田村市の活性化

Q. 最新ニュース(現在の田村市の活動・チャレンジ)を教えてください。
「ざっくり言うと、街づくりということで移住定住の促進をしたり、地域で何か売れる商材や産品を作ったり、地域で何かやりたいという地域プレイヤーの人を掘り起こしてきたり、何かを始めやすいような土壌づくりなどをやっています。
最近だと、地域で起業したり、地域の資源とか地域の可能性で何かコトを始めたいという人や、田村市と関わりたいなという人たちを呼び入れたいな、一緒に何かやりたいなと積極的に関わったりしているのが強いですね。
具体的な取り組みとしては、世の中でやっているようなことは一通りなぞってやっていて、田舎体験ツアーなどを企画して実施したり、オンラインイベントで地域のプレイヤーなどとの接点を持たせたりしています。」

廃校活用も取り組みの一つ


等身大な話が聞けるイベント

Q. バーチャルサロンのおすすめポイントはどこですか?
「地域で何かやってるとか、何かを始めてる人ってめちゃめちゃ熱いじゃないですか。自分はそういうものがあまりなくて、一般の方に近いような価値観が大きいような気がしますね。地域にどんな人が存在してるのかを自分が生きてる段階で一通り経験してたりとか、地域で育ってきたことでそれを生み出していた大人の価値観もなんかわかるなあと思っていて。日常にある田舎とか育ってきた環境とか、自分の話を通してはそういう等身大な話が聞けるのかな、と思いますね。」
 

アナログの人臭い泥臭いようなところで人とつながっていく

Q. 人の魅力を繋げていくうえで重要視していることはありますか?
「結果、人に依存するしかないかなというのが正直なところですね。コミュニティの中のキーマン的な人が地域にも存在していて、その人に依存するしかないんですね。母数が少ないし、新しくつくろうとしても味気ない張りぼて的な感じになってしまうから。そこにいる人や知っている人を介しながら、アナログの人臭い泥臭いようなところでつながっていくっていうのがリアルなところです。」
 

上と下の両世代がお互いを尊重しつつやりたいことができる社会が理想的

Q. 現状の課題は何ですか?
「課題は人ですね。働き方が変わっていって重視される価値観が変わっていくっていうのを体感するようになると思うんですが、絵空事を並べられる方は多いけどそれを一緒に形にできる人は少なそうだなとなんとなく思っていて、それが結構課題感としてあります。それを地域内外で形にしていくというときに、人やスキル、思いはすごく欲しいし、課題にもなっていくんじゃないかと思います。社会の全体的な課題としては、若い人が活躍できる場を用意できる文化とか風土とかを作れるような価値観を上の世代が持つことだなと感じています。上と下の両世代がお互いを尊重しつつやりたいことができるのが理想的ですね。」
 

可能性や価値は“人”

Q. 現在の目標は何ですか?
「『田舎だからあきらめる』ということなく、田舎も楽しい場所として選択できるようにするのが僕らの企業活動だなと思っています。田舎でチャレンジできる機会や成長できる機会、それを担保するための活躍できる経済をつくっていくために、やりたいことが実現できる人や文化や熱量などが集まる場所を地域でつくりたいと思っています。
これからは、可能性や価値を作っていきたい。可能性や価値は何だろうなと思ったときに、地域資源はどこにでもあると考えるとやっぱり行きつくのは人でしかなくて、頼るのも人だし一緒に作っていくのも人なんですよ。そのために、全国や世界に通用する人づくりをしていきたいと思っているんです。なので人づくりのために、人材づくりや教育にも手を出していこうかなというのがこれからの展望です。」

絵空事を一緒に形にできる“人”が可能性・価値


久保田さん素敵なお話をありがとうございました!
ゲストは変わってしまいますが、バーチャルサロンは毎月15日にオンラインで開催しています。ご興味を持たれた方はぜひご参加ください!

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