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【インターン生体験レポート】バーチャルサロン『GOOD LOCAL ふくしま』の体験内容について

皆さんこんにちは!
GOOD LOCAL事務局の一般社団法人グロウイングクラウドで
インターンシップに参加させていただいている、
静岡県の大学一年生の増田です!

今回は、3月15日に行われたイベント、
バーチャルサロン『GOOD LOCAL ふくしま』の
体験内容をご報告いたします。

『GOOD LOCAL ふくしま』とは

移住・起業に興味のある方やFターン起業をした方が、
誰でも気軽に参加できるバーチャルサロンです。

初めにゲストの方から、自身の事業内容や起業した背景について
話をしていただき、
その後に参加者とゲストの交流を行うという流れになっています。

起業に関するヒントの詰まったイベントとなっています!


プラットフォームは、「Gather」を利用しました。

「Gather」とは

ゲームのような世界の中で、
チームメンバーが同じ空間に集まるツールです。

オンライン上でのミーティングや、メンバーとの会話にも利用できます。
初心者の方でも簡単に使いこなせるようになっています。


参加者の皆さんとGOOD LOCALポーズ

今回のゲスト

Co-Learning Space アカリ 上神田 健太さん

≪プロフィール≫

2016年にエリアマネジメントを実践する株式会社家守舎桃ノ音を設立し、
代表取締役に就任されました。

2019年に国見町に「Co-Learning Spaceアカリ」をオープンし、
脱炭素社会に向けて
断熱性能の高いエコハウスが立ち並んだエコタウンも計画を進め、
地域資源を活用した地域経済循環の仕組みをつくられています。

福島県ベンチャーアワード2023で最優秀賞を受賞されました。


Co-Learning Space アカリのホームページはこちら!
家守舎桃ノ音 アカリ


印象に残ったこと

ここからは、僕がイベントの中で印象に残ったことについて
2つ記載していきます。


エコタウンの取り組み

上神田さんは、国見町のエコタウン『森のスミカ』の
町づくりにも携わっています。
これは、優れた断熱性能の備わったエコハウスで構成された町のことです。

こうした町づくりが進められる背景に、
日本の住宅は断熱性能の水準が低く、
家の中にある熱が外に逃げてしまうという問題がありました。

上神田さんは、スイスやドイツのエコタウンに影響を受け、
この仕組みを日本でも導入したいと考えられたそうです。

熱水が流れるパイプラインを床下に設置することで
床暖房の役割を果たしたり、
集合住宅によってエネルギー効率を最大化する等の、
様々な工夫がなされているようです。

自由度の高い町の仕組みが印象的でした。


上神田さんのバックグラウンド

上神田さんが国見町の町づくり事業を行っている背景には、
大学時代に都市計画を学ばれていたという
学生時代の経験があったそうです。

上神田さんはイベントの中で、
「活動に社会性が宿る」とおっしゃっていました。
これは、自身の得意なことや好きなことを仕事として続けていくと、
自然とそれが社会貢献に繋がっているとうことです。

僕はこれまで、社会貢献を行うためにどういったことをすれば良いのか、
ということを第1に考えていたので、この発想は意外なものでした。

自身と向き合い、自分は何をしたいのかを見つめ直すことも
大切だということに気付かされました。


イベントを通して


今回の件で、僕は大学で
地域の町づくり事業のお手伝いをさせて頂いたことがあるため、
町づくりの大変さや、
ヨーロッパの新たな発想に対する驚きを感じながら、
お話を伺うことが出来ました。

僕自身の経験を通して、町づくりの提案をする際、
この提案が本当に役立つものか、
また実現出来る提案なのかということをよく考えていました。

しかし、町という括りで考えるのではなく、
まずは1つの家を建てるという1歩から始めることで、
実績という形で事業が進展していくのだということを考えました。

まずはこういった家を建てたいという具体的な構想がなければ、
自分らしい発想や遊び心は、
町づくりという大きな枠組みの中で薄れていってしまうことにも
気付かされました。

何か行動を起こす時には、1歩進んでみるということを
僕も考えていきたいと思いました!


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