マガジンのカバー画像

IoTとFabと福祉

48
これからの福祉と技術の関係を、考え、つくっていく「IoTとFabと福祉」。このマガジンは、プロジェクトの記録、Tips、イベントなどの情報を紹介します。
運営しているクリエイター

#IoT

テキスタイルプリンタによる新商品の開発と展開 / IoTとFabと福祉セミナー①

レーザーカッター、IoT、AIなどデジタル技術が発展していく中で、福祉現場はその技術をどのような想いで、どのように日常生活に取り入れているのでしょうか。さらには、今後どのような展開を期待しているのでしょうか。 積極的に技術を活用している福祉現場と、機材や機器を開発しているメーカーと、両者が顔をあわせて率直に議論することで福祉×技術の可能性をひろげることができると考え、「デジタルファブリケーションによる仕事づくり」をテーマにセミナーを開催します。 第1弾は、 福祉現場: 

個人の表現とデジタル刺繍ミシンを組み合わせるものづくり / IoTとFabと福祉セミナー②

レーザーカッター、IoT、AIなどデジタル技術が発展していく中で、福祉現場はその技術をどのような想いで、どのように日常生活に取り入れているのでしょうか。さらには、今後どのような展開を期待しているのでしょうか。 積極的に技術を活用している福祉現場と、機材や機器を開発しているメーカーと、両者が顔をあわせて率直に議論することで、福祉×技術の可能性をひろげることができると考え「IoTとFabと福祉セミナー」を開催します。 第2弾は、 福祉現場: FLAME(フレーム) メーカー

3Dプリンターでつくる道具と環境 / IoTとFabと福祉セミナー③

レーザーカッター、IoT、AIなどデジタル技術が発展していく中で、福祉現場はその技術をどのような想いで、どのように日常生活に取り入れているのでしょうか。さらには、今後どのような展開を期待しているのでしょうか。 積極的に技術を活用している福祉現場と、機材や機器を開発しているメーカーと、両者が顔をあわせて率直に議論することで、福祉×技術の可能性をひろげることができると考え「IoTとFabと福祉セミナー」を開催します。 第3弾は、 福祉現場: ファブラボ品川 メーカー: ユニ

あってほしい社会をつくるための仕組みと技術 / IoTとFabと福祉セミナー④

身体的なケア、人や地域とのつながり、表現や創作すること、学ぶことや働くこと、これらを支える技術として IoT の可能性があるけれども、福祉現場にとっては未知数なところも多く、楽しみながら受け入れることはまだまだ難しいかもしれません。 まずは「何ができそうか」「自分たちには何が大切か」「何から始められるか」を具体的な事例を学びながら福祉現場への活用を考えるため、「IoTの活用場所をひろげる:ものづくりとケアの現場から考える」をテーマにセミナーを開催します。 9月5日の登壇者

体温のあるテクノロジーとケア / IoTとFabと福祉セミナー⑤

身体的なケア、人や地域とのつながり、表現や創作すること、学ぶことや働くこと、これらを支える技術として IoT の可能性があるけれども、福祉現場にとっては未知数なところも多く、楽しみながら受け入れることはまだまだ難しいかもしれません。 まずは「何ができそうか」「自分たちには何が大切か」「何から始められるか」を具体的な事例を学びながら福祉現場への活用を考えるため、「IoTの活用場所をひろげる:ものづくりとケアの現場から考える」をテーマにセミナーを開催します。 9月5日の登壇者

自らの手でIoTをつくる / IoTとFabと福祉セミナー⑥

身体的なケア、人や地域とのつながり、表現や創作すること、学ぶことや働くこと、これらを支える技術として IoT の可能性があるけれども、福祉現場にとっては未知数なところも多く、楽しみながら受け入れることはまだまだ難しいかもしれません。 まずは「何ができそうか」「自分たちには何が大切か」「何から始められるか」を具体的な事例を学びながら福祉現場への活用を考えるため、「IoTの活用場所をひろげる:ものづくりとケアの現場から考える」をテーマにセミナーを開催します。 9月5日の登壇者

「遠くにいるから一緒にできなかったこと」ができるようになって。ーミナトマチファクトリーの新たな試み

自宅でのリモート勤務が広がるなど、働くスタイルやコミュニケーションのありかたがここ1年で急激に変わってきている中、どんなことを考えていますか? 前回に引き続き、障害のある人たちの就労支援をしているMINATOMACHI FACTORY(ミナトマチファクトリー)の石丸さんにお話をお伺いしました。 自分のペースで、在宅で仕事をする方が得意な人が多い 「僕たちの事業所は精神障害の方が多いんですけれど。こうした方は在宅の時間で働いたりする今の時期に求められている働き方が向いている

METHOD | メイカソンと「その後」のコミュニティ

コミュニティ、共同体、支えあいや助けあい。人が1人では生きていけないことからも、その大切さや必要性は自明かもしれません。ただ、生活する時間の流れも、住んでいる場所も別々で、生きたい目的も異なる人たちが、どうやって似たような想いを寄せ合いながらコミュニティを生みだし、継続できるのでしょうか。2019年9月14日~15日にかけて開催したイベントとその後から考えてみます。 暮らしの道具をつくる:メイカソン 「メイカソン」という造語があります。メイカソンは「Make-a-thon」

ミニフューチャーシティーをケアの視点から振り返る

昨年(2019年)12月に岐阜県で開催されたイベント「ミニフューチャーシティー」のレポートを公開。2020年4月現在、世界的に感染症の影響が広がるなか、何より御体にお気をつけてお過ごしください。いまは外出や接触を避けるべき時期ではありますが、安心して外出できるようになったときには、これからを生きる子どもたちにミニフューチャーシティーのような場があってほしいと願っています。 いま小学生の子どもたちが大人になったとき、就職先として選択する仕事のうち、6割はまだ存在していない仕事

星の時間に、こんばんは。 ― 福祉の中心でIoTをさけぶ ―

「星の時間て、なんなの?」 「いいか、宇宙の運行には、あるとくべつな瞬間というものがときどきあるのだ。それはね、あらゆる物体も生物も、はるか天空のかなたの星々にいたるまで、まったく一回きりしかおこりえないようなやり方で、たがいに働きあうような瞬間のことだ。そういうときには、あとにもさきにもありえないような事態がおこることになるんだよ。  だがざんねんながら、人間はたいていその瞬間を利用することを知らない。だから星の時間は気づかれないままにすぎさってしまうことがおおいのだ。け

その技術をどう使って、何をしたいのか? ― 多様なスキル・視点・経験を持つ人たちと創出する

いよいよ明日、2月1日(土)に開催する「IoTとFABと福祉」国際シンポジウムが開催されます。これまでにもイスラエルとロンドンからのゲストスピーカーと、国内のパネリストについて紹介してきました。 今回はパネリストとしてご登壇いただく情報科学芸術大学院大学[IAMAS](イアマス)の小林茂さんをご紹介!IoTとFabと福祉プロジェクトとの関わりからお伝えしていきます。 IAMASウェブサイトをみると下記のように小林さんが紹介されています。 オープンソースハードウェアとデジ

徹底的に「現場」と「人間」にこだわったときにだけ生まれるもの。

今はものが飽和した時代といわれています。 たくさんの選択肢の中、ありあまるモノやサービスの中から本当に必要なものだけを、一人一人が慎重に自分にあったものを選ぶ時代。 その「モノ」だけでなく、経験や、体験、共有できるストーリーに重きをおいたり、あくまで今までなかったサービスや価値観を 人間的な誰かのニーズのために(使いやすさだけでなく、喜びや楽しさなどその人の価値観)作り出していく姿勢は、街のあちらこちらにあふれています。 ● ハンドメイド作品を作って作家として好きな値段

INTERVIEW | 学生が「IoTとFabと福祉」に関わる理由 ~山口県の1事例~

技術と福祉の関係を深めていくとき、そこには「福祉と技術をつなぐ人」が必要とされます。しかしながら地域にそのような人は少なく、職業として成り立つ仕組みもできていません。これに対して、山口県では学生を中心とした試みが始まっています。どのような経緯やモチベーションで「IoTとFabと福祉」に関わることになったのか、今後どのように活動していくのかを聴いてみました。 はじめに福祉の現場にとって、機械やデジタル技術を使いこなすハードルは高く、気軽に相談できる人が身近にいることもあまりあ

人間的な感情や使う人のことを一番に@セリーヌ・ムージュノさん

今日は、福祉とデザイン(そしてものづくり!)の共通項について。来月の2月1日のイベントにきてもらうゲストスピーカーであるセリーヌ・ムージュノさんの想いや活動も踏まえて、一緒に紹介します。 (Photo: Sidharth Bhatia) 先日こちらの記事で、セリーヌさんが教職をとっているロンドンの学校について紹介しましたが、 “なんで長年福祉の世界で居場所作りや仕事づくりのアートとかデザインをしてきた団体が、海外からセリーヌさんのような工学の専門家を呼ん