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知財学習推進プロジェクト

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#知財創造教育

「障害とアートの相談室」 (後編) ──人間の発達段階に応じた知財創造教育について── 8/22開催! オンラインサロンのお知らせ

たんぽぽの家では2014年より障害のある人とその支援者の課題解決を目的として、情報交換やネットワークづくりの場として「障害とアートの相談室」をオープンしています。前編に続き、後編では「障害とアートの相談室」が障害のある人の芸術家活動に関わる人を主な対象として主催したり、登壇したりしている、セミナーやカンファレンスのご紹介をさせていただきます。 まずはさっそく告知から! ----------------------------------------------------

──知財創造教育を道徳の時間に学ぶ─塩瀬隆之 京都大学総合博物館 准教授

一般財団法人たんぽぽの家では調査や研究、事業などの成果をより多くの人と共有できるように、書籍シリーズ「障害とアートの相談室」を発行しています。ここでは、2020年に発行した書籍『表現をめぐる知的財産権について考える本』をより多くの方々に知っていただくために、本書にご寄稿いただいた塩瀬隆之さんのコラムを、クリエイティブ・コモンズ< 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 (CC BY-NC-ND 4.0) >の下に、公開いたします。 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.

【全文】創意工夫を促す知財教育が、新しい教科をつくり出す?

表現活動やものづくりにおける知財・知財権について学ぶ、その1歩手前から考えるフリーペーパー「ちまたのちざい」。特集記事「知財の実践Q&A」では、専門分野の現場で活動する4名の識者に、知財・知財権に関わるようになったきっかけや取り組み、可能性についてお聞きしました。 特集記事では、紙数の都合上、ご執筆いただいた文章の一部をダイジェストでお伝えしました。しかし、お伝えしきれなかった文章のなかにも、知財・知財権の学びにつながるたくさん重要な内容が含まれており...。そこで執筆者の

速報!! 知財学習プログラムオンライン学習会(全4回)のご案内

知的財産権は、表現を社会に向けて発信するときに必要となってくる、表現をまもりつつ広めていく方法としての基本ルール。遠い世界の話ではなく、私たちの身近な生活にもかかわる大切な問題です。 たんぽぽの家では、楽しみながら知的財産や知的財産権について考える知財学習推進プロジェクトに取り組んでいます。今年度は、大きく2つ、取り組みました。ひとつは、「知財と学び」にテーマをしぼり、知財を学ぼうと動き出す手前にある、さまざまな興味や関心の入り口となるタブロイド誌を制作しました。知的財産や

表現をめぐる知的財産権について考える本/推薦メッセージをいただきました!

届くべき人に心をこめてお届けしたい『表現をめぐる知的財産権について考える本』、大変ありがたいことに、推薦メッセージをいただきました。 コラムをご寄稿いただいた塩瀬さんと水野さんからは、それぞれ次のような言葉を贈っていただきました。 塩瀬隆之さん・ 京都大学総合博物館准教授 コロナ禍で創作を含むあらゆる活動が制限されました。知的創造の源泉である、旅も人との出会いも、触ってはだめ、近づいてはだめ。やっとの思いで見つけたオンライン発信も、著作権やら〇〇権やら、またダメと言われて

「表現をめぐる知的財産権について考える本」販売スタート!!

各方面より大変ご好評いただいたため、改訂・増刷のうえ、販売することにしました! 障害のある人と表現することを通して、社会とつながる仕組みづくりに取り組むなかで、悩んだり、専門家や周囲に相談したりしながら学んできた、知的財産権にまつわる事柄をまとめました。基礎知識をはさみながら、有識者の個別の視点もコラムとして掲載。ぜひお手元にお取り寄せください。 定価 1,000円+税 *割引あり/10冊以上お買い上げで20%割引! ご注文は、たんぽぽ BOOK STORE より承っ

座談会 これからのアートと知財を考える

2020年2月21日(金) 東京・TIME SHARING秋葉原知財学習プログラム報告セミナー「障害者アートと知的財産権」 2020年2月に行われたセミナーの内容を、4名の講師のみなさんのご発表内容をもとにこれまで少しずつ振り返ってまいりました。 講師: 塩瀬隆之さん(京都大学総合博物館准教授) 水野 祐さん(弁護士/シティライツ法律事務所) 仁科雅弘さん(特許庁審査第一部調整課 審査推進室長) 朝倉由希さん(文化庁地域文化創生本部総括・政策研究グループ研究官) プログ

「知的財産教育学」を構想する

2020年8月23日、日本教育学会第79回大会 のラウンドテーブル企画として行われた紙上討論「『知的財産教育学』を構想する」の内容がPDFで公開されました。 アイキャッチ画像に登壇者全員のお名前を載せておりますが、三重県立四日市商業高等学校の世良清先生の企画のもと、各界から集まった方々のご発表や討論内容にも大いに刺激を受け、「知的財産」というものを学校教育現場でこれからどのように教えるかについて、深く考察する機会となりました。 たんぽぽの家からは、スタッフの後安美紀が「福

知財創造教育を道徳の時間に! 講師:塩瀬隆之さん(第3回)

2020年2月21日(金) 東京・TIME SHARING秋葉原知財学習プログラム報告セミナー「障害者アートと知的財産権」 第1回、第2回の記事はこちらにアーカイブされています ↓ これから先の文章は、塩瀬さんが「知財創造教育のすすめ」というタイトルでセミナー時に発言されたことを抜粋したものです。 第3回 コピペの罪悪感がない世代 いろいろな大学でここ10年くらい問題だと言われていることの一つに、レポート提出におけるコピペ問題があります。 コピペというのは、コピー&