その出来事や相手を、どんな前提で見ているか?
外側の出来事、誰かの行動や言動。
それ自体に、本当は意味はありません。
本来は、なんの意味も持っていなくて、ニュートラルなものなのだけれど、どんな出来事として捉えるのか??
それは、人それぞれ違います。
自分がかけているメガネが、どんな色に染まっているのか?
どんな色のメガネを、自分はかけていたんだろう?
そのことに気がついて、その【色メガネ】が気に入らなかったら、あるいは、自分を苦しめているモノだと分かったら…
「もう、このメガネは私には不要です。手放したいです。」と、神さま(ハイヤーセルフ、高次元の存在、大いなる存在)に捧げていきます。
この【色メガネ】のことを、自我とかエゴと呼びます。
【色メガネ】をかけていることが悪いとか、【色メガネ】そのものが悪い、問題があるということではなくて、
【色メガネ】と同一化したままでいることが、悩みや苦しみを生みます。
なので、【色メガネ】をかけていることに気がついたら、そんな自分を責めたり、否定する必要は1ミリもないので、ただ、「あ、メガネかけてたな~」と認めて、神さまに、そっと手渡す、捧げるだけでOKなんです。
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なんのこっちゃ??という方に、もう少し具体的な例を出してみます。(過去の私の体験談です)
伝わると良いのですが…
私は、いままで好きになった人や、お付き合いしてきた人たちに、メールやLINEを送るたびに、返信が来るまでの間「なんて思われるだろう?嫌われないかなぁ?」と、まるで発作のように、いつも気を揉んでいました。
そして、やっと返事が来ても、今度は「やっぱり迷惑だったかな?怒ってないかな?」と、1人でモヤモヤしていました。
別に、彼らは怒ってもないし、なんとも思っていなかったのに、私が勝手に一人でモヤモヤしていました。
そして、なにごとも、私が勝手に悲観的な方に捉えてばかりいて、それを繰り返していたので、ついには、彼らから別れを切り出されたり、音信不通にされたりしていました。
好きな人を疑ってしまう、という、この発作は、元旦那さんに対しても起こしていました。
ここで、一般的な見方?を持ち出すと、ただ単に私が重たい女、メンヘラ、男性を見る目がない…
あるいは、相手の男性たちにも、何か問題があったのでは???などということが、【別れるに至った原因】と考えられると思います。
けれど、【別れるに至った、本当の原因】は、そこではなかったのです。
私の心の内側に、「私が好きな人は、いつも私を傷つけるのではないか?好きな人=加害者、私=被害者」という前提があったので、
いつも、好きな人に対して疑いや心配の目を向けていた、というのが、根本の原因で、それこそが、私がかけていた【色メガネ】でした。
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この【色メガネ】をかけていることに気がつかなかったことが問題(問題、という言い方もあまりしたくはないのですが…あえて、問題と書いています)だっただけで、
私自身にも、私がお付き合いしていた人にも、元旦那さんにも、なんの問題もありません。
好きな人に振られたり、彼氏または彼女とお別れしたり、離婚をしたりすると、たいていの人は「自分のこんなところが良くなかったんだ」とか、「相手のこんなところが良くなかった」と、自分あるいは相手を責めると思います。
女性だったら、「もっと可愛ければ/もっと痩せていれば」とか…
だけど、それで外見を磨いて、ダイエットに成功したとしても、心の内側に「私が好きな人は、私を傷つけてくるのではないか?」という前提を握りしめたままだったとしたら、痩せようが、整形をして美人になろうが、結果は変わりません。
(ダイエットしたり、整形することが悪いとか、無駄と言いたいわけでなはなくて)
綺麗になったことで、一時的に、両想いになれたり、復縁できたり、結婚できたりしたとしても、原因は【心の内側】の方にあるので、結果的に苦しい思いをすることになってしまいます。
なので、願いを叶えたい/好きな人と両想いになりたい/恋愛成就したい、というときは、まずは【心の内側】を見ていくこと=内観が、とっても、とっても大事です✨というお話でした。
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