設立から2年が過ぎた今 Mission、Visionをつくった理由

スローガンアドバイザリーの志村です。

会社の設立から2年が過ぎた今、Mission、Visionをつくりました。そのきっかけは事業計画の策定でした。

ベンチャーを支援する私たちもベンチャーであり、エージェント事業の運営者でもあります。

エクセルを前に事業計画を立てていくと、ともするとそれは数字遊びになってしまうわけですが、個人に夢や価値観があるように、法人にも夢や価値観があり、MissionとVisionはそれを表すものでなければならないと。

「誰に、何の価値を提供し、どんな世界をつくりたいのか」
「どんな組織をつくりたいのか」

そして思ったのは、それが私の頭の中にあるのではなく、目に見えるように言語化されなくてはならない。「個人」ではなく「法人」なのだから。

組織には大きな意思決定もあれば、日々の細かな意思決定もある。どちらも大切。
だから、みんなが私の頭の中と答え合わせをするのではなく、そこにあるMissionを信じ、それに紐づくVisionとValueを踏まえ、自分で考え、意思決定できるようにしたい。経験の長さや声の大きさによらず、意見を言い合えるようにしたい。

けれど、今振り返ると…甘く、Mission、Visionを再定義することに重要性を感じながらも、どこかで急いていて、最初はよいプロセスを踏むことができませんでした。

実はValueは先にあり、そのValueを決める中で、どんなサービスにしたいか、どうありたいか、話し合いながら決めた歴史があり、言語化されていないだけで、共通の想いはある。あとはそれを「言葉」にすればよいのだと。まずはラフをつくって、何人かのメンバーに意見をもらい、ブラッシュアップすればいいのだと思っていました。

その時に送ったのがこのメールです。

---------- Forwarded message ---------
From: 志村麻美
Date: 2019年2月5日(火) 17:57
Subject: 【MTGのお願い】

先ほど今週木曜の夕方を抑えてMTGの調整をさせて頂きました。
内容と背景について以下にまとめます。

内容としては、Mission、Vision、Valueと実際に業務を行う上でより具体的指針について、きちんと言語化をしたいと思っており、ご意見をいただきたいと考えています。

以下に、まず私自身が考えたMission、Visionを記載しています。今後修正も考えています。少し長くなりますが、お目通しください。

「きちんと言語化をしたい」と考える背景としては、事業計画を立てたり、CA、RAの業務のあるべき姿や育成について考えたり、近い将来に評価について考える上で、そもそも私たちが何を目指すのかということを言語化していくことが重要だと感じるようになったためです。権限移譲についても同様に考えています。

例えば、業務のあるべき姿を考えた時にも、数を追うことや効率化を重視するのであれば、メガベンチャーに寄る方が効率的で、スキルだけを聞いてマッチングする方が早い。でもそれをしないのはなぜなのか。

また、メンバーが何かの局面で意思決定を求められたときに、立ち返るものがなく(現在のValueによって一定は担保されるものの)、各自によって判断がぶれ、権限移譲がしにくい。

みんなで一つものを追って、その実現に向けてそれぞれが意思決定できるようになるために、Mission、Vision、Valueと実際に業務を行う上での具体的指針が重要だと強く感じています。

決め方としては、Value策定や年末のMTG等でみんなが出してくれたサービスへの想いを見返しつつ、一旦私の方でたたきをつくり、MTGで共有、ブレストする中で理解を深め、必要に応じて修正を図りたいと思っています。

以下、現在私が考えているものを添えます。
次回MTGの場で積極的にご意見をいただけますと幸いです。
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まず前提を揃える上で、
Mission、Vision、Valueを定義します。

Mission:成したい世界
Vision:その世界の実現のための近い未来の姿
Value:方法を決める(選択する)ための意思決定基準
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Mission
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Mission、Visionについて考えていることを以下に記します。
Mission:
意志と情熱を持って未来を選択する人を増やすことで
「新たな事業の創造」と「既存の事業の変革」を支援し、新産業創出を担う

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その他のキーワードとして、
・志ある企業・人(誰に)
・挑戦する企業・人(誰に)
・インキュベーション(Incubation)する
・より良くしたい

何故それをしたいのか、
個人的には、2つの観点から思っています。
*これが2つあることがわかりにくさになっていますが…。
・限られた人生をより充実をしたものとするためには、自らの意志による選択をしたという覚悟、そうして選んだ企業・事業がよりよい世の中を創ることができるものであるという充実、市場が伸びていることによって得られる成長によるやりがい、があると思ってます。

また重なる部分ではあるのですが、「新たな事業の創造」と「既存の事業の変革」を支援し、新産業が生まれることで、世の中がより良くなる、その恩恵を受ける人がいる。

一人が生きられる時間には限りがあり、時代は必ず次へと続いていく、私たちも今、先人の方たちが築いた流れの中で生きているように、未来の人たちも、私たちが築いた流れの中で生きることになる。もちろん未来の人たちがそれをより良くすることはいくらでもしていけるので、私たちが未来を決めてしまうという意味ではありません。ただ、その未来が少しでも良いものであったらよいなという感覚があります。個人的には成長というよりは、こちらの感覚の方が近いです。
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Vision:
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私たちは、誰よりもその企業のファンとなり、深く理解します。創業の背景を知り、事業を知り、人・組織を知ることで、その世界の実現に努めます。

私たちは、個人のキャリアのターニングポイントを点ではなく、線としてとらえます。何を成したいのか、その人の根底にある想いと価値観から知り、人生のVisionの実現に努めます。

私たちは、上記にあたり、努力を惜しまず、三方よしの精神を忘れず、エージェントを真に価値ある仕事にします。

……………………………………………
Mission、Visionを考える上で意識したこと
・「採用」を目的としない/事業の創造、変革、成長を目的とする
・エージェントとしての介在価値(*)も言語化し、エージェントとしての仕事を価値あるものにしたいと思っているが、それは内向きな考えなのかどうか。
ただMissionを実現するための方法として、エージェントを真に価値あるものにするというVisionがあったときに、そのために育成に力を入れるという判断につながると思っています。

*エージェントの介在価値
・若手やベンチャーへの挑戦といった大きなターニングポイントを迎える人にこそエージェントは必要。

・点で終わらない支援の意味
そもそもキャリアは、連なりのあるもの、偶発性によるものであったとしても、価値観の変化があったとしても過去と切り離せるものではないが故に、その連なりを理解し、支援することが大切。先も見据えた支援も大切。
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Valueは上記を実現するときの意思決定基準。
Valueを刷新するのではなく、Valueの解釈を拡げる「人として向き合う」を個人にフォーカスをする話としてだけではなく、プロとして市場を理解すべきと解釈することで理想とするエージェント像が変わり、育成、評価が変わる。「二兎を追うすべを考える」等すべてにおいて、一度言語化したい。

Valueの言語化にもつながるところとして、対外的なことだけではなく、対内的なこととして、どういう組織でありたいのかも考えました。

以下のような組織でありたいと考えています。

どういう組織でありたいか
・仕事への自負を持てる
仕事への自負を持てるとは?
-プロである、パートナーである、いち業者ではない
-自分たちが何を目指しているのかを理解している
-レンガを積むのではない、城をつくる

・互いの仕事をリスペクト出来る/職種による上、下がない
どういう状態?
-1人で城は作れない、だからこそ、自分のサービスが一連の流れの中にあり、誰かのバトンを受けていると理解する
-互いを理解し、対外に向けて良いサービスをするための気遣いを持ちあえる

・社外、異業界でも通用する経験とマインドを身に付けられる
-エージェントとしての介在価値を高める仕事の仕方をすることで、得られる経験、この組織で働くことによって得られるマインドを身に付けることで仮に起業をしようと思った時、新しい業界に飛び込もうと思った時に、それに挑める力がついている
-育成のプロセス、評価のプロセスで市場価値と照らし合わせられている

・心身の健康
どんなに良いサービスを突き詰めても、心身を健康な状態に保てる業務量や人間関係がなくては、長くは続かない。対外的によりよいサービスを目指すうえで、自分たちが健全な状態であることが重要。
上記を置いたときに、意思決定の時に、対外的にいいサービスだ、ただそれを実現すると自分たちが維持できない、ではどうしたら維持できるか、目指すクオリティを80にするのか、100にするためにできる効率化を考えるのか、その効率化のために、別の何かを高める のかという議論になる。これが一つのポイントとして認識される。

・あたたかい流れがある
これは感覚。愛あるサービス、手触り感あるサービスでありたいという気持ち。

・三方よし/正しい支援により正しく利益を得る
クオリティが高まり、弊社の面談を受けたい、支援を受けたいという企業が「待つ」ような状態。組織として維持し続けるためには、利益を上げなくてはならない。存続ができないから。

三方よしを個人の中で判断し、バランスするのではなく、組織としてそれをすべき。CA、RAマニュアルにおいて、なぜその業務を行うのか(力を入れるのか)の決定根拠となるものCA、RAの成長フェーズを決めるうえで、組織として営利と理想のバランスを取る/三方よしのバランスを取る。

これを踏まえて、MTGをしたところ…、まったく合意できず…
私のセンスの問題もあると思いますが…その言葉、一つ一つに感じる意味がそれぞれに違い、その前提をそろえるだけでも時間を必要としました。

例えば、
「意志と情熱ってなに?」
「選択する人を増やすことが目的なの?」
「なぜ新産業なの?」

そんなコミュニケーションを重ねる中で、つくっていったMissionがこれ。
ここにつながるVisionをみんなで考えようと思っていました。

Mission
未来を創る人の可能性を最大化し、新産業の創出を加速させる

でも、今度は、一つの言葉に多くの意味を持たせてしまい…
例えば、「未来を創る人」という説明だけでも話している私でさえも長すぎて戸惑うほど。

みんなに共有をしたときに感じたのは、「あ、伝わらない…」ということ。
それは内容以上にプロセスの問題。

少ない人数でさえも合意できなかったものが、みんなで簡単に合意できるわけもなく、突然降りてきても当事者として受け止めることも難しい。

Missionを大切に思うなら、そしてまだ10名ほどの会社で、今ここに集まっている人たちを大切に思うなら、みんなにとってちゃんと夢を持てるものにしたい。

その時よかったことは、みんながオープンに疑問をぶつけてくれたこと。

例えば、
未来を創る人って?
可能性を最大化したいの?
加速させたいの?
なんか違うんです、と。

そこで立ち返り、上記で引用をしたメールとここまでのMTGのログをみんなに共有して、一人一人にMission、Visionを考えてもらうことに。

そうしたら、いろんな声が挙がりました。抜粋して添えます。

Mission
・新たな挑戦をする人の可能性を引き出し、企業への架け橋となることで…
・人の持つ可能性が、社会にあたえるインパクトを最大化する…
・誰もが信念とキャリアの選択肢を持つことが、当たり前の世界へ…
・絶対的な価値観を持ち人生を充実させる事の支援をするとともに、
 新産業の創出・加速を同時並行で実現させる組織…
・意志ある人の可能性を引き出し…
・未来を創る人たちの可能性を最大化することで新産業の創出を加速させる…
・新産業創出の担い手となる人の可能性を引き出し…

Vision
・候補者が人生をかけて為したい事を実現するためのHOWを寄り添い一緒に考える…
・企業に対しては最大のファンとなり変革/成長/拡大を人的資本の側面で支援する組織…
・我々は、意志ある個人のライフタイムアドバイザー…
・未来を創る挑戦的な企業のヒューマン・キャピタル・パートナー…
・人の可能性に向き合い続けるLifetime Career Advisorであると同時に…人を軸にした新産業のインキュベーターとなる
・我々は、サービスを提供する1人1人が確固たる信念を持ちながら、皆様と向き合い…
 我々は、新しい未来の実現のためにチャレンジを続ける企業を正しく理解し…
・人、企業にとって、一番の理解者である…
・まだ見ぬ革新的な企業を…未来を創出する…
・未来をつくる才能にとっての、ライフタイム・キャリア・アドバイザー…
・私たちは、個人の想いを理解し、また企業の事業を知り、最適にその人をつなぐことで
 エージェントとして他にはない三方よしの価値ある仕事をする…
・意思と情熱を持ち企業と人との間で化学反応を起こす存在であり続ける…

本当に真剣に考えてくれていて、一人一人がそんなふうに思っていてくれたのだと感慨に浸るなかで言われたのが、「このみんなの意見を受けて、それを盛り込んで最大公約数をつくってもあいまいになり、個性がなくなるだけ、最後は志村さんが決めてください」と。

本当にその通り。それが私の責任だと改めて思いました。
だから、みんなの想いを受けとめつつ、「私たちは何をしたいのだろう」と一人引きこもりました。

そこで思ったのは、上記で引用した最初に送ったメールに書いたこと。
この文章の背景にあるのは、この仕事を始めた原点でもある父の死があります。それは、中学2年生という多感な時期でした。

「人生には限りがある、いつか死を迎えるのに、人はなぜ生きるんだろう、記憶も何もかもすべてをなくしてしまうのに…」そんなことをぼんやりと思っていました。

ただ、大学の時に、ふととても楽しそうにしている家族連れを目にして、「あ、限られているからこそ、その時間をより充実したものにすることに意味があるんだ。そうやって一生懸命に生きている人って愛おしいな」と、なぜかそんなことを思いました。

それから、「どうしたら限りある人生をより充実したもの」にできるのだろうと考え、この仕事を選ぶに至りました。

そうして、人がそうして生きるきっかけをつくることができたら、それは私の人生の充実なのだと。
__________________
・限られた人生をより充実をしたものとするためには、自らの意志による選択をしたという覚悟、そうして選んだ企業・事業がより良い世の中を創ることができるものであるという充実、市場が伸びていることによって得られる成長によるやりがい、があると思ってます。

また重なる部分ではあるのですが、「新たな事業の創造」と「既存の事業の変革」を支援し、新産業が生まれることで、世の中がより良くなる、その恩恵を受ける人がいる。

一人が生きられる時間には限りがあり、時代は必ず次へと続いていく、私たちも今、先人の方たちが築いた流れの中で生きているように、未来の人たちも、私たちが築いた流れの中で生きることになる。もちろん未来の人たちがそれをより良くすることはいくらでもしていけるので、私たちが未来を決めてしまうという意味ではありません。ただ、その未来が少しでも良いものであったらよいなという感覚があります。個人的には個人の成長というよりは、こちらの感覚の方が近いです。
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いろんな生き方、いろんな解釈がありますが、人が人生の充実を感じられるのは、関わる事業が成長することによって、自らの成長を実感することはもちろんですが、それ以上に、関わる事業のその先にあるお客様が、世の中が、そして未来がより良くなると信じられる時であり、その過程には、失敗があったり、悔しい思いもたくさんあるのだと思いますが、信じられるものに出会い、向き合えている時に、心震えるのではないかと。

みんなの想いを受け、そして原点に返り想いをめぐらせた結果として生まれたのが、このMission、そしてそのMissionにつながるVisionです。

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Mission
意志ある人の道を照らし、変革と創造の担い手を増やすことで、新産業を開花させる

Vision
Lifetime Career Advisorとして、人生に寄り添い
Human Capital Partnerとして、事業成長に寄与する

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例えば、「意志ある」という言葉一つとっても近しい表現はたくさんあって、情熱ある・挑戦する・信念ある…

ただ、意志という言葉の持つ「目的を持ち、成し遂げようとする前向きな気持ち」というニュアンスがとても近く、今は、情熱というような燃え盛るものではないかもしれない、小さな炎かもしれない。まだ柔らかい「成し遂げようとする前向きな気持ち」。そんな人が一歩を踏み出す支援をしたいと。

「道を照らし」という言葉には、この仕事をしていく上での覚悟があります。プロトタイプでは、「可能性の最大化」だったのですが、私たちの仕事は、ただ目の前にある可能性を最大化するだけではない(多くの選択肢を提示するだけではない)、その人のWillや未来への想いを知り、そして市場を知り、どういう道を歩むべきなのかを共に考えること。

大切な最後の意思決定はもちろんその人自身ですが、ちゃんとその道を照らすことができる存在でもありたいと思うからです。私たちは、単なる御用聞きではなく、キャリアのプロなのだから。

また、一方で私たちは、アーリーフェーズのベンチャー企業や既存事業の変革を進める企業を中心に支援をしています。

それは、もしせっかくの人生をかけるなら、個人としても、事業としても、企業としても成長のポテンシャルがあるところがいい、それはただ小さければいい、ただ伸びればいいというわけではなく、その事業が世の中をより良くするようなところがいいという想いと、

そして、もう一つ本音を言うならば、やっぱりとにかくおもしろいから。

起業家の頭の中には、すでに未来があって、その未来を引き寄せるべく邁進している。一緒に戦える仲間を探している。その仲間探しを手伝うことは、おもしろい。

これまでその仲間となって、楽しそうだったり、大きく成長していった人たちをたくさん見てきました。なんとも陳腐な表現ですが、とてもキラキラ、ワクワクしていました。

そうした支援を重ねることで、新産業を開花させたい。
「開花」としたのは、一つの産業が小さな芽として生まれいずるところから、その芽を伸ばし、確かな幹をつくり、花を咲かせるまでを支援したい。そして、これらがより有機的であり、やさしく、あたたかいつながりの中でなされてほしい。

Missionをつくる時に悩んだのは、「架け橋」という言葉を入れるかどうか。
とても好きな言葉、エージェントとして架け橋として人と企業をつなぎたい。ただそれは私たちの未来を限定することになるかもしれない。

今の私たちは、まだ何者でもなく、まずこのエージェント事業にしっかりと軸足を置きたい。これからも大切に続けていくことにも変わりはない。ただ、「つなぐ」ことだけで終わる表現は使いたくなかった。

個人に対する新しい価値提供の仕方、企業に対する新しい価値提供の仕方を模索し続けていきたいからです。

Visionは、このMissionに向けたマイルストーンであり、少し近い未来のイメージ。例えば3年後、私たちはどうありたいのか。

Lifetime Career Advisorとして、人生に寄り添い
Human Capital Partnerとして、事業成長に寄与する

そんな存在でありたいと。

仕事選びはその人の人生に大きなインパクトを与えるものです。そして、その仕事の連なりとなるキャリアは、点と点で切れるものはなく、線として連なるもの。だから、Lifetime Career Advisorとして、人生に寄り添う存在でありたい。

企業が採用をするのは、「採用」が目的ではなく、事業の成長と目指す世界の実現。私たちも採用にコミットするのではなく、その先にある事業の成長、実現したい世界にコミットしたい。と考えると、世界が広がる。例えば、企業が事業成長のために困っていることがあった時に、それは「正社員の採用に関わることではないので…」と終わりにする必要はない。

もちろん役に立てないことにただ首を突っ込むことは正ではないけれど、一緒に考え、できることがあるならば、やりたい。Human Capital Partnerとして、その困りごとに向き合いたい。

まだ生まれたばかりのMission。Visionではありますが、実は、これを書き始めたとき、近くで電話をしているメンバーがいました、ベンチャーに飛び込むことに不安をお感じの方と話をしています。

「実は、私がこの会社に入ったときは、まだ8名の時で…以前は大手にいたので、大きな変化でした。全然違います。面白いですよ。ついこの間Missionを決めたのですが、人生において会社のMissionに関わるなんてそうないことで…」と。

そんなふうに思ってくれていたんだなと。
絵に描いた餅にしないようにしたいと思います。

そのためにいくつかのことを始めています。それはまた次の機会に。


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