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フリートーク:会社員として働くとは

私は現在自動車メーカーで会社員として働いています。若手とも中堅とも言い難いくらいです。会社員として働くことについて少し考えてみます。

基本的に週5日出勤し、8時間の勤務時間と、月10時間程度の残業をしながら年間240日程度働く。何を会社でやっているかは別として、会社員として会社の利益のために働いている時間です。ここに昼の休憩と、会社ー自宅間の通勤時間も加わります。

これだけの時間を会社に費やすことをどう受け取るかは、置かれている環境によるとは思いますが、私はかなり多くの時間を会社に捧げていると感じてます。

しかし、大学院生の頃は、もっと研究に時間を費やしていましたが、その時は研究に多くの時間を捧げているという感覚はありませんでした。

この違いは何なのか。大学院生時代の生活を考えてみます。

週6日、日当たり10時間くらいは研究作業をして、年間280日くらいは大学にいました。

生活面では圧倒的に研究作業の方が拘束されています。ただ精神面では、違っています。

自分が高校生の頃から興味を持ってやりたかった研究をやれて、知らないことしかなく、どんどんインプットをして、自分の研究でアウトプットして、いわゆる小さなPDCAを回し続けていました。

自分なりに考え、仮定したことを見事に裏切られるたびに、なぜそうなるのか、文献や先生方と話したりしていると自然と時間は過ぎ去っていました。


今の会社員生活では、やりたい仕事はやれていません。やりたい分野ではあるので、知らないことを知るインプットの楽しさはあります。

ただアウトプットが同じレベルでできていないと思います。

関係部署や役割の違いがあり、インプットしたものを自分でアウトプットできないです。いわば、他の人のアウトプットを自分のアウトプットとしています。

管理であったり人の上に立つ人は、部下が出した成果が自分の成果という側面もあります。ここにうまく適用できていないのがひとつ要因としてありそうです。

いろいろ言い訳じみてるんで、、結局のところ、やりたいことを仕事にしたい。普通はやりたいことなんか仕事にできないよとか、そんなの理想論だというけど、それは結果であって、どうありたいかは言わせてください。

今の会社員で成果を出し続けることは、運も含めて難しさはあると思うけど、全世界に自分のやった成果が影響すると思うと、経済的な見返りは少ないにしても、心理的な幸福度は高くなるだろうな。

どんな切り口で社会課題を解決するのか、これからも会社員としてどれだけ会社に貢献していく方が良いのか、会社員という枠を取っ払って、誰かの困り事を解決するのか、考えていきます。

自分がどうありたいか、そのために必要なことをまずやっています。自分の生活の延長に会社があるという感覚が大切だと思います。

会社員で働くということは、会社の一員として、会社の利益のために働くことを意味します。自分のありたい姿を描きながら、会社に対して、自分の仕事でどのような利益をもたらすことができるのか。

仕事をする上では大切にしていきたいと思います。

こんな取り止めのない話を読んでくださりありがとうございました。

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