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海外ホテルで籠り1人酔いまくる件(その2)

こんにちわテンプラです。

またまた、ホテルにこもる話で。

海外視察は趣味の延長みたいなモノなので観光や街歩き含めて好きですが、最終的にホテル内で籠って誰ともコミュニケーション取らないのが、1番落ち着くし、案外楽しい。
もちろん1人旅など自分だけの時間が取れればですが。

ワタシの場合はミラノサローネ視察と案内などを建設会社の社長と同行しながら仕事させて頂くので、毎日夕食までの同行が多い。

なのでワタシは1人で先行してイタリアや近隣国に入り、1人時間を数日作ることがあるので、そのタイミングで実施している。


↑小屋裏の小さな部屋 梁が趣あります

安宿が多いので、あまり景色の良い部屋には泊まりませんが、窓から見える人の動き、生活、音、古びた建物、空の色、鳥などの小動物の声など日本とは違うので、それはそれでオツです。

また、特に古いホテルの部屋ならば、欧州は石の建築が多いので様々な工夫や苦労が見えてくる。電気水道給排水などいい加減というか、あきらめ感がまた良くて、、日本の納まりが綺麗すぎるので逆に欧州の「あきらめの納まり」感を参考にしたくなる。

で、まあ籠るには準備が必要で、まじめにコーヒーと、wifiが届きにくいホテルで苦労しつつパソコンに向かい合い仕事に集中してもよろしいかもしれませんが、ワタシの場合は酒に溺れる準備をするのです。

↑フィレンツェのホテル。窓から駅前が見える。1日見ていても飽きない。

近くの地元スーパーへ行き、まずはワイン🍷コーナーへ。
日本のスーパーと比べて、ズラッと大量に並んでいる。

興奮を抑えつつ、せっかくなので日本ではあまり売ってない赤ワインをよく分からずも選び(できればこの国の地域産)、ビール、生ハム、トマトなどを適当に買い込み、さっさとホテルに帰る。

箸やフォークなど必要な食材は注意。店では貰えない。箸なら事前に日本から用意しておいても良いだろう。

で、なるべく陽が傾く直前には終えたい。

↑ウィーンの窓。駅前のホテル。近代的で味気ないけど、駅の人の動きにストーリーがあり面白い。

準備が整い、トイレもしっかり済ませ、買い込んだ食材、お酒を小さな机、無ければベットにトランクを乗せて購入した材を並べる。

焦る気持ちを抑えて、もし心配な方は一度シャワーを浴びて、歯も一旦磨いておく。
酔っ払って寝ても良い様に。

そんなこんなで、赤ワインを飲みつつホテルの窓からの眺め、音、室内の納まりやデザインを楽しみながら、迫り来る沈む夕日、空の変化の中で、酔いが深まってゆくのでした。

窓からの眺め。フィレンツェ。↑
傾く陽が壁に当たり絵になります。

※フィレンツェで同様に籠って酔いまくっている時、心が広くなり街に出てみようという事なり(一人で)、ちょっと現地の人とコミュニケーションでもできればよいかなぁ・・と。
酔いながら街に出て、近くのレストランで厚いステーキを食べたことがあります。
が、海外の緊張感も含めて、人との会話もなく、あんまり楽しくはなかったから、やっぱ一人が一番心地よく思ったのです。

Tボーンステーキのお店に頑張って行きましたが。。。

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