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震災地域のグッドデザイン賞

テンプラです。

ある東北の建設会社とグッドデザイン賞を挑戦しました。その建設会社は2011年の東北大震災を受けた地域で、様々な困難を乗り越えて今に至っている企業です。

その地域の暮らし方も若年層が家を買う時代になるにつれ多様化しつつあり、多様性に対応できる家で、そして震災後この地へ帰ってくる地元の人々を温かく迎える家を作りたい。この2つのオーダーをかなえるデザインとして、暮らし方で入れ替え自由なドーナッツ型の下屋空間と、頑強で断熱性が高い総二階のドーナッツの穴の部分に入る空間。この2つの空間を組み合わせた家を考えました。震災で被害を受けた地域は、10年近く経過した今でも、まだいろいろと課題が多く、デザインで暮らしを解決できたらと思っています。

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