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ショート動画|構成のポイント8選【TikTok/YouTubeショート/Instagramリール】

ショート動画を作成(編集)する際、以下の点で悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

  • 構成面で意識するべきポイントが明確にわからない。」

  • 動画視聴率・平均視聴時間・視聴維持率・視聴完了率がなかなか伸びない。」

  • 伝えたいメッセージを届ける前に離脱されてしまう。」

この記事では、TikTokやYouTubeショート、Instagramリールの複数媒体でショート動画を投稿してきた私が、実際に視聴者の関心を惹きつけることに成功した動画の共通点をもとに「ショート動画の構成のポイント8選」をご紹介します!

企業アカウントでも個人でもショート動画の作成時に活用できる内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください!


ショート動画|注目される背景と特徴

ショート動画とは、「縦型・短尺動画」を指すコンテンツです。

近年、世界的に注目度を高めているその背景には、通勤通学時の移動や就寝前などの隙間時間での視聴・AI形成された趣味趣向の合った受動的な情報取得ができる環境下で、「時短が大切で合理的かつ効率的に情報を獲得したい!」と思考する時間あたりの満足度(タイムパフォーマンス)を重視するユーザーが増加したことが関係しています。

短い時間で手軽に楽しめる×スマホ全画面でインパクトや臨場感を体験できるショート動画の特徴を活かした「タイパ性の高いコンテンツ作成」が下記で紹介するショート動画を構成するカギとなります。

ショート動画の構成のポイント8選

1.内容や登場人物がわかるサムネイルを設定する

サムネイルとは、SNSコンテンツの動画一覧に表示される縮小画像(静止画)を指します。
ショート動画を再生してもらうには、ひと目見て「この動画を見たい!」を感じさせるサムネイルの設定が重要です。

TikTok・YouTubeショート・Instagramリールのいずれもアカウント上で表示される際には、サムネイルがスマホ画面の大半を占めます。(※その他には、動画タイトルや再生数が表示されます。)
そのため、意図的に動画の内容や登場人物がわかるサムネイルを設定することで、動画を未視聴のユーザーのみならず繰り返し見たいと思ったユーザーが、目的の動画を簡単に見つけ出せる工夫をする必要があります。

その方法には、「サムネイルに動画タイトルを記載する」「動画の盛り上がり部分(インパクトのある場面)を設定する」「画面いっぱいに動画の登場人物を載せる」などがあります。

2.冒頭で惹きつける

動画を最後まで視聴してもらえるかどうかは、冒頭の2~5秒で決まるとされています。

ショート動画は上下にスワイプすることで、好みの動画を簡単に選別できるコンテンツです。 そのため、動画の冒頭で視聴者の関心を惹きつけなければ、伝えたいメッセージを届ける前に離脱されてしまいます。続きが見たいと思えるような冒頭の掴みの部分を意識をしましょう。

その方法として、動画のタイトルや具体的な内容を動画の冒頭に提示することや「わずか◯秒で衝撃の展開?!」「最後まで見てね!」を字幕やアフレコで追加することなどがおすすめです。

3.テンポ感を意識して見やすくする

視聴者を飽きさせないためには、テンポ感を意識することが重要です。

その方法として、伝えたいメッセージの内容が薄い部分や視覚的なアクション、音声の無い間合いをカットしたり、効果音・字幕(補足説明やツッコミ)の追加したりすることで、動画にスピード感と展開の緩急を持たせることが有効的です。

4.トレンドの音楽やネタを取り入れる

流行している音楽やネタを取り入れることで、コンテンツ自体に関心をもつ既存ユーザー以外の新規層にも、動画を観てもらえる可能性が高まります。

各種SNSの「利用規約」や「使用許諾契約書」などを確認し、著作権には十分に注意しましょう。(外部の編集ツールを利用して動画を作成する場合は、その各ツールの利用条件もよく確認する必要があります。)

5.検索に引っかかるタイトルと概要欄を設定する

コンテンツに関心度を持ったユーザー層が検索する可能性の高いキーワードを設定することで、コンタクトの機会を増やしましょう。

検索ボリュームを考慮して、動画に関連したキーワードをタイトルや概要(キャプション)へ記載、またハッシュタグの活用を積極的に行いましょう。基軸とするキーワードと変換や同義キーワードも取り入れることでリーチ幅をさらに拡大できます。

各種SNS上で検索件数を確認すると、そのプラットフォームにいるユーザー需要が掴みやすいのでおすすめです。ハッシュタグを活用をする際には、句読点や記号等でハッシュタグ化できないものもあるため注意が必要です。

<例>

  • 『UNIQLO(正式名称)で春の1週間コーデ #ユニクロ(カタカナ表記) #春服 #ファッション』

  • 『すしらーめんりく(正式名称)が◯◯に挑戦してみた! #すしりく(愛称)』

6.推奨の動画サイズに調整する

ショート動画の推奨サイズ(アスペクト比9:16、1080×1920ピクセル)に合わせて動画を作成しましょう。

ショート動画のスマホ全画面でインパクトや臨場感を与えられる特徴を活かして、登場人物を中心にトリミングを行ったり、横長動画をそのまま使用したい場合には、動画の上下に余白のつけ足しや動画を複数組み合わせたりすることがおすすめです。

7.視聴者に起こしてほしいアクションをわかりやすく伝える

動画の最後には、視聴者に起こしてほしいアクションをわかりやすく伝えることも重要です。

過去に投稿したおすすめ動画や次回予告、フォロー・いいね・シェアなど、視聴者に起こしてほしいアクションを簡潔に呼びかけすることで、行動的なユーザー層を獲得しましょう。また動画のコメント欄等には、関連動画や運用している外部のSNSリンクを記載(挿入)することで、関心を持ってくれたユーザーを逃さない工夫が大切です。

8.「1動画、1メッセージ」を意識する

最も伝えたい内容のひとつに絞り「1動画、1メッセージ」を意識しましょう。

1つの動画に複数の情報を詰め込むとかえって視聴者を混乱させてしまうことや含む内容の方向性が異なると興味を削いでしまう恐れがあります。
もし、1つの動画に複数の内容を入れたい場合には、事前に大まかなテーマを決めておき「◯◯まとめ」「◯◯集」と一括りして、動画タイトルやサムネイルに記載することもおすすめです。

まとめ

今回は、ショート動画の構成のポイント8選をご紹介しました。
上記の構成ポイントを押さえれば、初心者でも簡単に実践できる内容と方法をまとめたので、参考までにぜひ取り入れてみてください!

この記事が、「参考になった!」「取り入れてみたい!」と感じていただけましたら『スキ❤️』を押していただけますと幸いです!

最後まで、お読みいただきありがとうございました!

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