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伝わるプレゼンに必要なこと

こんにちは。グッドコミュニケーションズカンパニーの鈴木です。

早速ですが、私はプレゼンが苦手です。大勢の前で発表をする際には頭が真っ白になってしまうほど緊張してしまうタイプです。

皆さんもプレゼンをする際に、伝えたいことを上手く伝えられなかったり、緊張や焦りで失敗をしてしまったりと冷や汗をかいた経験があるのではないでしょうか。私は、何度もそのような経験をしているため、プレゼンをする際には、準備段階で何点か気を付けていることがあります。今回はその一部を紹介していきます。

伝わる構成って?

プレゼンは分かりやすくするためにロジック構成がなされていることが大切です。
基本的には、以下のように、課題→原因→解決策→効果というロジック展開になっていればOKです。
それぞれ「なぜそうなった?」「だからどうする?」「するとどうなる?」とつながっていれば問題ありません。

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(参考:前田鎌利「プレゼン資料のデザイン図鑑」,ダイヤモンド社,2019年3月,16ページ)

とある中学生の中間テストでの数学の成績を例に上げます。

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このようにロジカルな形で当てはめ、そこから少し肉付けをする形で構成をすることで分かりやすくシンプルな構成が出来上がります。

伝わるスライドって?

①デザインはシンプルに
デザインが華やかに彩られていたり、文字が色とりどりで、かつイラストがたくさん載っているスライドを見せられたら皆さんはどう思いますか?恐らく聞き手側もどこのポイントが重要なのかを追うことに集中してしまい、途中で疲れてしまうと思います。
伝わりやすいかどうかが大切なので、デザインはシンプルにすることが大切です。

②情報の取捨選択は重要である
本当に伝えたい情報だけを伝えることが大切になっていきます。
自分たちにとっては重要な要素だが、聞き手側にとっては重要な要素ではないかもしれません。そのようなことをしっかりと見極め、いらないと判断した要素は切り捨てていくことが大切になります。要素要素にはすべて意味があります。その中でひとつでも情報が不足してしまうと成り立たないほど要素の要否判断は重要になります。そのため、情報整理はしっかりと行うことが大事となるでしょう。

【クイズ】

これらを踏まえた上でクイズです。
皆さんは、AとBどちらのスライドが見やすいと思いますか?

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実は見やすいスライドはBになります。
Aはどこがだめだったのでしょうか。一緒に下の図で見ていきましょう。

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続いては、2問目になります。
皆さんは、AとBどちらのスライドが見やすいと思いますか?

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実は見やすいスライドはAになります。
Bはどこがだめだったのでしょうか。一緒に下の図で見ていきましょう。

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まとめ

これまで紹介した通り、プレゼンには、ロジカル思考や、スライドの見易さが重要になっていきます。
皆さんも、今回紹介したことを、プレゼンの準備段階で取り入れてみてはいかがでしょうか。プレゼンの際の緊張が少しでも緩和するかもしれません。

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