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【8月の限定コーヒー】エル・モンホン農園×SATURDAYS Coffee Roasters

GOOD COFFEE FARMSのコーヒー定期便では、
「顔の見えるコーヒー」を毎月お届けしています。

作り手と焙煎士(ロースター)がタッグを組み
初めて皆さまの手に届けられるコーヒー。
そのストーリーをロースターへのインタビューを
通してお伝えしていきます。

先月の定期便はこちら。

今月は、北海道よりサタデイズ
焙煎士・長崎 貴裕さんにお話を伺います!

長崎 貴裕 | SATURDAYS Coffee Roasters 焙煎士
SATURDAYSは2015年札幌で創業したBean To Bar Chocolateの専門店です。
2019年からGCFの豆を提供しており、生産者の想いをたくさんの人に届けるために
        チョコレートのSATURDAYSにしかできない新しいコーヒーの世界に挑戦している。

Bean to bar chocolate makes everyone happy.

ー実は私たち、チョコレート屋なんです。

私たちSATURDAYS(サタデイズ)はカカオ豆の状態からチョコレート作りを行う「Bean To Bar」というチョコレート専門店です。

カカオ豆本来のフレーバーやテイストを活しブレンドせずに“シングルオリジン”(同一地域の豆)で作るのがBean To Bar のキホンです。
代表の秋元 力さんのチョコ好きが高じて2015年に札幌にオープンしました。

当時はサードウェーブカルチャーが好きで、ちょうど全盛期だったこともありBean To Barを知るキッカケになりました。

その中でもアメリカの2大チョコレートブランドであるMast BrothersDandelion Chocolateに大きな影響を受けて、インスパイアされたのが始まりです。

札幌市にあるSATURDAYSの本店外観

ー SATURDAYSの名前の由来は?

サタデイズは、そのまま土曜日の意味です。
皆さんにとって土曜日はどんな日ですか?

休日の人も多いと思います。心にゆとりが生まれる曜日で、
新しいことにチャレンジしてみたくなったり、新しい発見をしたり。

そんなワクワク感をお客様に届けたくて、SATURDAYSと名付けたんです。

ー私たちだからこそできる、新しいCOFFEE

コーヒーはオープンしてから2年後に始まりました。
コーヒーとチョコレートは切っても切り離せない関係で、コーヒーの展開も自然なことでした。

私はSATURDAYSの立ち上げから、カカオ豆の焙煎、製造に携わり、
今ではコーヒーの焙煎も担当しています。

この度、ついに"SATURDAYS Coffee Roasters"として新プロジェクトがスタートしました!そのタイミングで、こうして皆さまにお届けできて嬉しいです。

SATURDAYSはコーヒーブランド"SATURDAYS Coffee Roasters"を2022年7月より展開

ーカカオ豆とコーヒー豆の焙煎はどんな違いと共通点がありますか?

大きく違う点は焙煎する火力です。
カカオ豆の場合、まず個体の大きさがコーヒーと比べて大きく、且つシェル(=外皮)が付いたまま焙煎する場合が殆どである為、じっくり時間をかけて中まで火を通すような焙煎をする必要があります。

共通点は、仕上げる温度帯による風味変化の仕方です。
カカオ豆もコーヒーと同様に、元々は果実の種子にあたる部分です(精製のプロセスも似ている部分があります!)ので、果実のような酸味や甘みを持っています。

早い段階で終わらせる、いわゆる浅煎りで仕上げると酸味が特徴的な風味になり、そこからさらに焙煎を深めていくと、いわゆる深煎りの段階になり、風味に苦味も乗ってくる、というように、端的にいえばコーヒーとほぼ同じですね!

ー なるほど、チョコレートもコーヒーも、奥が深いですね。

私たちがコーヒーを生み出すときは、ひとかけらのチョコレートと一緒にテイスティングして、焙煎やブレンドをチューニングしていきます。そうしたペアリングによって生まれる、コーヒーやチョコレートのフレーバーの広がりや補足関係。

Bean To Barをやっているサタデイズだからこそできるコーヒーとチョコレートのペアリングはユニークで、よりどこまで可能性を広げられるのか、
私たちだからこそできる、新しいCOFFEEの世界にチャレンジしています。

チョコレートもコーヒーも完成がないからこそ、
常に追求し、これだっていうものを見つけ続けていますね

世界の子どもを児童労働から守るNGOのACEがサポートする学校の子ども達

-みんながハッピーになれるチョコレート作り

ーチョコレートとコーヒーは、生産背景が似ている。

私たちはカカオ豆を選ぶときには可能な限り現地に行き品質などを確認をするようにしてます。

チョコレートはヨーロッパの王侯貴族に愛され発展してきたように華やかなで高貴な印象があります。しかし、残念ながら原材料カカオの産地は過去に植民地だった背景が今も残ってたり、現在も発展途上の国だったりと貧困に苦しむ国が多いのです。

カカオ産地に行ったりチョコレートの歴史を学んだりすることで、チョコレートを作るだけではなくカカオ産地の農家やその家族、周りの環境の事を考えるようになりました。

インドネシアのカカオ農家さん

ーBean To Bar を作るもう一つのモチベーション。

ベリーズのカカオ農園にも行きました。ベリーズは昔はグアテマラ共和国だったこともあり、GCF代表のカルロスとも縁を感じましたね。

GCFのコーヒーは2019年の初めての輸入から取り扱っています。カルロスの取り組みや想いに心を強く動かされました。

例えば取り扱っているガーナのカカオもその1つ。サプライヤーが現地でカカオを適正な価格で取引をしているか、貧困問題や自然環境の改善に貢献するなど現地に根ざしているかどうかも私たちが選ぶ大切な基準です。

1つのカカオやコーヒーを、ファッションのように消費して次の産地に変えたり、品質だけで選んだりすことはしません。私たちは出来るだけ産地で社会貢献しているソーシャル・カンパニーから仕入れ、使い続ける事で彼らと共に成長し、彼らの活動を応援しています。

SATURDAYSがカカオを仕入れる"Farm of Africa"の加工スタッフさん

ー消費者は新しい物好きです。

話題性や流行に左右されやすいスイーツの世界。しかし、私たちはBean To Barを一時の流行で終わらせられない責任が有ります。

サステナブルに成長させるためには「農家」「 製造・販売」「 消費者」それぞれの関係性が大切だと考えています。

お客様には飽きさせない商品展開で新しい味を追求し、パッケージデザインの見た目でも常にリピーターを飽きさせない工夫をしています。

生産者と消費者、この関係性を保ちながら、同じ産地を使い続けるためには作り手である私たちの能力が試されます。

レシピを見直して違うチョコレートを作ったり、焼き菓子やチョコレートドリンクなど、その他のジャンルで使うことで同じ豆でも新しい価値を見つけることにチャレンジしています。

SATURDAYSのチョコレートの素敵なパッケージ

ー 最後に、定期便でお届けするコーヒーについて教えてください!


エル・モンホン農園のコーヒーは、暑いこの夏にアイスコーヒーで飲んで頂きたいです!
ブラックコーヒーは苦手という方にでも、ジューシーでグレープフルーツ感を楽しめるコーヒーになっていますので、ぜひチャレンジしてみてください。

-ペアリングするならどんなチョコレートをお勧めしますか?

合わせるチョコレートは、コーヒーと同じ波長を持ったものを選ぶと良いと思います。同じ波長というのは、そのコーヒーと似た旨みや果実味を持つチョコレートという意味です。

-サタデイズのチョコレートで挙げるとすれば、「Indonesia 68」が特にオススメです。

Indonesia 68」もコーヒーと同様、カカオ豆の精製段階で生まれる発酵由来の旨みと、ベリーやバナナを思わせる果実味が十分に感じられるチョコレートです。一緒に味わうと、フルーツヨーグルトのような爽やかさが口の中に広がります。アイスコーヒーと合わせても美味しく召し上がれると思います。

どちらも、おいしく召し上げっていただけたら嬉しいです。

”コーヒーをもっとおいしく飲んでもらうためのチョコレート”
”チョコレートをよりおいしく食べていただくためのコーヒー”

長崎さんとGCF代表のカルロス

毎月限定コーヒー豆が届く定期便は、以下リンクから。
生産者から焙煎士へとバトンが繋がり、あなたのお手元に届きます。


▶今月のコーヒー豆◀
農園:エル・モンホン農園
オーナー:オスカル・ムレス
地域:ヌエボオリエンテ地区ハラパ県
標高:1600m〜1700m
品種:ブルボン100%
精製:ドライウオッシュド
焙煎:中深煎り
風味:熟れたピンクグレープフルーツ、きび砂糖

定期便の購入はこちらから↓


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