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妻との対談(彼女の私に対する評価)

最近、Twitterでたくさんの人とメッセージをやり取りしたり会話をしたりする機会が増えてきたので、もう少し自分のパーソナリティを開示した方がいいかもしれないと思い、改めて自己紹介をしようと思いました。

が、ただ自己紹介するだけではつまらないので、妻に私を評価してもらおうと思い、Twitterで妻への質問を募りました。

ご協力ありがとうございました。いただいた質問を妻に投げかけ、ヒヤリングした会話を録音し書き起こしたので、今回はその一部始終をご紹介します。


【はじめに】いただいたご質問はこちら

まずはTwitterでいただいたご質問をご紹介します。私から妻への質問も3つ加えました。

質問①兄の口癖は何ですか?
質問②兄がよくする仕草は何ですか?
質問③兄の内面性について、彼のプライドを傷つけないようにあえて指摘せずにいることはありますか?
質問④物事を判断する時に、何を一番大事にしているように見えますか?
質問⑤兄のどんなところに惹かれてご結婚されたか、何かエピソードがあれば教えてください。
質問⑥兄の悪いところはどこ?
質問⑦兄の良いところはどこ?
質問⑧結局、兄はどんな人?

それではさっそく。以下が本編、妻との対談を書き起こしたものです。

妻との対談(文字起こし)

※居間で息子がゲームをやっている横で妻にヒヤリングしたので、一瞬息子が我々の会話に割り込んできます。ご了承ください。

兄:でははじめまーす、よろしくお願いしまーす。
妻:はーい
兄:5つ質問があります。最初の質問は「口癖はなんですか?」
妻:口癖!?
兄:うん
妻:「晩ご飯は何食べたい?」でしょ。
兄:笑、いや、なんだろ笑
妻:「晩ご飯は何食べたい?」でしょ!?
兄:いやいやいや、「だから何?」ってなっちゃう笑
妻:だよね笑。「要は」とか「確かに」とか、そういう感じの口癖?
兄:そうそうそう
妻:そういうのないんだよね、ちゃんとした日本語を喋るから、うーん、強いていえば……
兄:うん
妻:……ないな。
兄:笑
妻:口癖かぁ。人の口癖ってやっぱ普段から気になっちゃうもんじゃん。
兄:うんうん
妻:兄の気になる口癖……ないよね。
兄:ないか。マジでない?
妻:ないね。自分で何か心当たりある?
兄:いやー、どうだろわかんねーな。「うるせぇ」ってよく言ってそう。
妻:もう言わない。最近言わないよ。
兄:あそう。
妻:昔ほら、道端で邪魔な人がいると「どけ」とか。
兄:言わん笑
妻:そんな感じあったけど、今はもうないよね。
兄:ふーん
妻:だからないね。
兄:ないかぁ。ないって困るなぁ。まぁでもしぁーないか。
妻:だってないもん。
兄:じゃあ「ない」ってことで。次の質問でーす。「よくする仕草は」?
妻:よくする仕草はこれだよ(仕草を真似をしながら)。
兄:あー
妻:なんていうの、頬杖っていうのかな?手でなく指三本で!
兄:笑
妻:親指に下あごを乗せ、人差し指と中指を目の横に添える!
兄:あーやってるね。これ伝わりにくいね。
妻:だね。画像で!
兄:画像で⁉笑
妻:画像つきでやった方がいいな!わかるこれ?自覚あるっしょ?
兄:あるある。
妻:え?なんだっけ今、癖の話だっけ?
兄:仕草ね。
妻:仕草ね。うん、じゃあやっぱこれかなぁ。
兄:この質問をくれた方は、無意識の表出に関心があるらしいの。俺の無意識を妻ちゃんが抽出してくれたらなって。
妻:靴下を半分下げるのが好きとか?
兄:いやそれこそどうでもよくね⁉笑 それを知ってどうすんの。
妻:笑
兄:もっとこう……なんかくれ!
妻:よく腕を組むかな。
兄:腕を組むのって防衛的な仕草らしいね。
妻:難しい話をしているときとか、ちょっとなんだろ、討論じゃないけど言い合いの時はやってるかな。
兄:守ってるのかな、自分を。
妻:そうなのかなぁ。「よしいくぞ」みたいな意気込みを感じる。
兄:ディフェンスじゃなくてオフェンスなんだ?笑
妻:両方を兼ね備えている。
兄:両方笑、じゃ次いきます。「夫の内面性について彼のプライドを傷つけないようあえて指摘せずにいることはありますか?」
妻:すごいとこくるね(爆笑)
兄:いい質問だと思う笑
妻:えー、それを今言っちゃってプライドを傷つけちゃうわけ?
兄:いいよいいよ。
妻:えーなんだろう……(考える)
兄:率直に、「この人こういうところダメだけど、言ったら傷つくかもしれないから言わんとこ」みたいな話。
妻:うーん、あ、調子こく時に関西弁を使うとか。
兄:(爆笑)いやそれはそう!でもそうじゃない!
妻:私、今言わなくていいこと言ってる!?(爆笑)
兄:いやそれは自覚あるしいいんだけど、関西住んでたし仕方なくね⁉
妻:関西弁で調子こく笑
兄:やめろ!
妻:でも他にないもんなぁ。特に。
兄:もう一回質問を読み上げるよ?「夫の内面性について」。内面性について。ね?
妻:うん笑
兄:「彼のプライドを傷つけないようにあえて指摘せずにいること」
妻:ないよ!ないもん、だって。
兄:じゃあ普段から割と率直に色々言ってる感じ?
妻:うん。
兄:ない……て、これじゃあ何の参考にもならんのじゃ。
妻:笑
兄:ちなみに、このリプに対して俺はこう返してるよ。

妻:全然なかったよね。
兄:えー
妻:えー困ったね。
兄:せっかくいいご質問いただいたのに、これ全部「ない、ない」ってなると……
妻:だってないんだからしょーがないじゃん。
兄:え、それは妻ちゃんがアホだから思いつかないとか、そういうこと?
妻:(爆笑)なんでこっちに矛先が向くのよ。おかしいでしょうよ!
兄:じゃあ質問を変えるわ。俺にストレスを感じることを教えて。
妻:え?バカにされてるとき笑
兄:今じゃん笑
妻:兄ってけっこう、顔に出るんだよね、色々な感情が。
兄:うんうん、あ、そういうことそういうこと。
妻:そうそう、顔に出た時、あえて言わないようにしてる。
兄:うん?
妻:気に入らないこととかあると、不満を口にする前に顔に出ちゃってる。
兄:うん。
妻:むき出しに出てる笑
兄:むき出し!笑
妻:ボロクソに出てる。で、そのあとスッと冷静になるのヤダ。
兄:説明モードに入るやつ笑
妻:そうそうそう、一回自分の中でストレスを処理してるのが丸わかり笑
兄:俺、発達当事者の人に言われたんだけど、俺みたいな人は発達当事者と関わらない方がいいって。
妻:ふーん
兄:確かに直情的なところあるもん。
妻:仕事の上司にはイヤなタイプってことだよね。
兄:(苦笑)割と慕われるパイセンだったんだけど……
妻:だから(発達)弟もすごいストレスだったんじゃない?
兄:すげぇディープなとこいくなぁ。
妻:笑
兄:現場では気を付けてたよ。
妻:でもやっぱ出ちゃうんだと思うよ。
兄:そこはコントロールするわ、社会人として。
妻:普段こんなに出るのに?
兄:どうなんだろう?意識してはいたけど。
妻:ふーん、じゃあよっぽどだな。
兄:何が?
妻:兄が感情をコントロールしてるのに弟が萎縮しちゃうのは、弟がよっぽど繊細ってことじゃない?
兄:いや、彼が萎縮したのはたぶん俺に対してというより、社会的評価に対してだと思う。「できない自分」への負い目というか。
妻:でも彼の兄に対する印象はあんまりよくなさそうだよね。
兄:本人から聞いたの?
妻:聞いてないけど。弟の彼女経由に聞いたイメージ。
兄:それ聞かせてよ。
妻:何を話したかあまり覚えてないけど、兄と仕事するのがただただストレスだったってゆー。
兄:それたぶん(一緒に働いていた期間の)後半やね。
妻:うん、後半だろうね。
兄:後半に凝縮されていると思う。ある時期までは彼も「ホワイトで快適」とか言ってたから。一緒に働き始めて三ヶ月で俺は彼に違和感を覚えて、半年で彼の発達障害を疑った。ここから2、3ヶ月後にはもう俺はカサンドラ化してんのよ。
妻:うん
兄:この頃になるともう「厳しく指摘せなあかん」となってて。ホワイト上司的な振る舞いでごまかしがきかなくなった。俺もストレスがMAXだから、確かに顔や態度に出てたと思う。この期間が彼にとってストレスだったんじゃないかな。
妻:うん
兄:俺も俺で無理をしながら彼のケツを拭いてたから、反動というか、「こんだけ尽くしてんのに何で成果あげてくんないの?」みたいなストレスが余計にでかかったと思う。
妻:まぁとにかく、感情が顔に出ちゃう。
兄:うんまぁ、基本体質としては。
妻:そういう出ちゃってるところを、私は「顔に出てるよ」と言わないようにしてる。めんどくさいから笑
兄:なるほどね。
妻:だから顔を見たらその時のコンディションが大体わかる。
兄:あー
妻:わかりやすいから、なんだろ、そういうのも一種の「プライドを傷つけない」的な私の配慮なのかなーって。今思えば。
兄:まぁそこに俺はプライドはないというか、どっちかっつーと指摘してくれた方がありがたいかも。
妻:まぁ、あとは特にないかなぁ。
兄:okです。次いきまーす。俺が物事を判断するとき、何を一番大事にしているように見えますか。
妻:うーん
息子:「お母さん」
妻:笑
兄:それはそう笑
妻:何を大事にしているか……ソースかなぁ?5個6個先のことを考えて物事を判断するから、なんていうんだろ、その場しのぎの「今よければいいじゃん」がまず絶対なくて。ずっと先のことも判断材料として集めて考えるのはすげーなって思う、そこは。そこまで考えるんだ……的な。
兄:あー
妻:そりゃあ疲れるわな!
兄:疲れてないよ。
妻:どうだろ、知らないうちに疲れていると思うよ。
兄:そうかな?
妻:だって考えることが人より多いんだから。
兄:それが通常運転だから。
妻:あそっか。でもそういう感じ。
兄:割とその場がよければそれでいいじゃんもあるし。
妻:それは物によると思うけど、重要な判断が必要なときはそうかなって。
兄:確かに。そういう傾向はあるかも。結局この質問に対する答えとしてはどうなる?
妻:何を大事にしているか……ソースっていうより、結果を大事にしている?結果から逆算したソース?
兄:うん
妻:てゆーか「結果」!結果を大事にしている!
兄:じゃあ次いきます。「俺のどんなところに惹かれてご結婚されたか、何かエピソードがあれば教えてください」
妻:あー、これはすぐ出る。行動力!
兄:行動力に惹かれて結婚したの?
妻:あ、それもあるけどもっとあった。「自分の幸せを一番に考えていいんだよ」って言ってくれたから。これがでかい。これが決め手。
兄:あー、俺それ有言実行できてる?
妻:うん。ただ私、性格的に自分を一番って難しいんだよね。自分を一番にすると自己中になっちゃうから。
兄:うん
妻:自分が幸せでいいやじゃなくて、自分の大事な人も一緒に幸せになるのが理想なの。
兄:俺が妻ちゃんにその言葉を言えたのって、妻ちゃんがそういう感性を持っているからだと思う。
妻:ちょっとじゃあアレだな、兄は計算高いんだな……
兄:ある意味そうかも笑
妻:打算的なのか、兄は。
兄:妻ちゃんがそういう人だから好きになったし、妻ちゃんだからこそ自分の幸せを最優先してほしいという流れ。
妻:結果オーライだ。
兄:これがもし本当に自己中な相手だったらまず惚れんし、仮に惚れたとしても言わないと思う。
妻:うん、そうだよね。
兄:でも、この言葉が決め手だったの?
妻:そう。決め手だった。
兄:なんで信用したの?口先だけなら何とでも言えるじゃん。
妻:それはもうわかるよ、態度とか言葉の選び方とか、なんて言えばいいのかわからないけど、わかるものがあったんだよね。こういうのを言葉にするのは難しい。
兄:この人は口先だけじゃないと思ったってこと?
妻:そうそうそう。そういうのってわかるじゃん。端々に出るじゃん。だから疑いがこれっぽっちもなかった。逆に危ない?疑った方がよかったかね?
兄:え?どういう意味?
妻:結婚詐欺とかあるじゃん?
兄:詐欺師をやったら割とうまいかもね俺笑
妻:笑
兄:俺も妻ちゃんに対して「この人」と思ったのって直感だったから、感覚的には同じ。確かに言葉にするのは難しい。単純に感性がすごく似ているんだと思う。優しさのベクトル、思いやりの温度とか。
妻:あと、ポジティブで前向きな性格っていう部分も大きい。
兄:じゃあ最後に俺からシンプルに質問したいんだけど。
妻:うん。
兄:俺のいいところと悪いところを教えてください。
妻:それ一番難しいよ。
兄:そう?
妻:端的にまとめられないなぁ。いいところと悪いところ……いいところ……いいところは……いいところは……(熟考)
兄:時間かかり過ぎやろ!いいとこない人みたいなってない⁉
妻:どうやって言葉にすればいいのかわからないのよ。
兄:じゃあ、おあとをよろしくしたいので、順序的に悪いところから先に挙げてもらおうかな。
妻:兄の悪いところ……悪いところね……なんだろなぁ……
兄:すげぇ、何も出てこないの?いいところも悪いところも?俺のことちゃんと見てくれてる!?
妻:笑 もうずっと一緒にいるからねぇ、特にここが抜きんでてダメ!っていうのないんだよねぇ。
兄:頼んますよそこをなんとか。
妻:笑
兄:抽出してくだせぇ……
妻:えーと、兄の……なんだっけ?
兄:アホなん⁉
妻:(爆笑)
兄:じゃあ俺から提示するわ。自覚している自分の悪いところは、攻撃性。
妻:あーわかんない。他人に対して攻撃性が高かったとしても、私にはそうじゃないから。
兄:これは自認の範囲の話だけど。表には出ていないかもしれないけど、自分的には攻撃性が高い。実際に攻撃しないにしても意識としては。
妻:いつでも臨戦態勢にあるって意味だと確かにそうかも。
兄:そうそう、それ。
妻:でも、かと言って上から潰す感じで何か言うわけでもないしさぁ。攻撃力の高さはまぁそうだなって。それが兄だなぁ的な。それがダメなところかっていうと別にって感じ。
兄:攻撃力にも種類があるから……使い方というか。
妻:せっかちではあるよね。
兄:あーはい。
妻:別に嫌いじゃないけどね。攻撃力が高くてせっかちなとこ。
兄:これだけ聞くと最悪じゃない?笑
妻:(爆笑)いやそうじゃなくて、時と場合によるよ。いいんじゃない?
兄:妻ちゃん目線で見たら、俺が攻撃性が高いかどうかなんてわかんないと思う。だって妻ちゃんに攻撃しないんだから。だからこれは俺の自覚の話で。単純に世間一般的な人に比べたら自分は攻撃性が高いと認識しているっつー。
妻:うん、高い。でも難しいなぁ。嫌いなところを言えばいい?
兄:いや、嫌いなところ言われたら傷つくだけだから笑
妻:あ、短所ね短所ね(爆笑)
兄:とりあえず二つください笑
妻:せっかちと、あとはー、高圧的?
兄:ほう
妻:場合によって高圧的なときがある。攻撃性というより高圧性の方が合ってるかも。
兄:あーなるほどね。
妻:高圧的な態度をとりがちで、せっかち。
兄:やばいね。
妻:場合によるってこと。普段は違う。
兄:まぁ、頑張って引っ張り出してくれてコレならまだ救われるかな。これがいきなりポーンと「夫は高圧的でせっかちです!」とか言われたら頭抱えるわ笑
妻:うん、頑張った笑
兄:じゃあ、俺のいいところをください。
妻:ポジティブ、人の気持ちを汲み取るのが上手、愛妻家。
兄:ほお。
妻:これ決まったな、今。
兄:あざっす。
妻:もうちょっとディスった方がよかった?
兄:いやいやいや笑
妻:でも精いっぱいですね、これが。
兄:十分十分。
妻:一緒にいて楽しいよ、兄は。最高のパートナーだよ。
兄:おお、あざーす!便宜上で言った!?
妻:ほんとに思ってる。
兄:最後に一個いい?
妻:はい
兄:端的に言うと、俺はどんな人間ですか?
妻:どんな人間?うーん、繊細でまじめで陽気な人。
兄:妻としてのファイナルアンサーでいいですか?
妻:いや笑、じゃあ違うなぁ!……でも絞るとそうなるよね。
兄:ファイナルアンサー?
妻:うーん……
兄:「まじめ」かぁ。
妻:まじめはまじめだよ。まじめじゃないんだけどまじめなんだよね。ちゃんとしてるっていうか、何ていうんだろ、まぁ、まじめなんだろなと思う。一般的に言うまじめな人とタイプが違うまじめなんだよね。なんていえばいんだろ、これ。
兄:まじめって昔からよく言われるのよ。でも生き方は全然まじめじゃないし。
妻:そうそう、そうなのよ。
兄:だからまじめポイントが世間一般と違うというか。
妻:漢気あるよね。兄は。
兄:ガリ勉のまじめではない。
妻:全然違う。マフィア的なまじめさ。
兄:ふむ
妻:繊細でまじめで陽気なマフィアだ笑
兄:ヤンキーでもいいのかもね。
妻:ヤンキーじゃない、ちょっとニュアンスが違う。
兄:うーん、じゃあこれでファイナルアンサーでいいですか?妻の評価として。
妻:うん、いいと思う。繊細でまじめで陽気なマフィア。うまくこれが伝わるかどうかはわかんないけど。
兄:伝わんない気がする笑
妻:私のイメージではそれで合ってる。
兄:マフィアがパワーワード過ぎて笑
妻:じゃあ陽気なヤクザ笑
兄:色々はしょったな!
妻:納得の結末笑
兄:じゃあいいか笑 あざっした笑

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