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憲治物語〜私と憲治の空白の522日間〜

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運命の人だと思ってた人はたいていそうではないよ、というお話。 是非読んで笑ってください。
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また会いたい。そう願った。 【2】

夜勤明けなら眠たいよね、うん仕方ない。でもタコパなんだよ、盛り上がらないと!
私は憲治にちょっかいをかけて少しでも私のことを印象づけて置こうとした。憲治は常に苦笑いだった。盛り上がっていた人達が疲れてきたころ、憲治が帰ろうとしたので送迎をする友人の車に私も急いで乗った。道中、どんな会話をしたかは覚えてはいないけれど、半分強引ではあったが連絡先を交換することはできた。
憲治が居なくなった後、次の日、

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