京都の地元と触れ合う〜2024年7月リトリート【開催報告】〜禅、日本ミツバチ、有機種子、日本古来の藍〜
ご覧いただき、ありがとうございます。
2024年7月7日(日)、8日(月)、主催として合計9回目となるリトリートを開催しました。
ほぼ写真で 紹介します
\はじまり はじまり/
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◯ 栖賢寺(せいけんじ)
紹介制の禅寺の住職、宗貫(そうかん)さんによる座禅からワークがはじまりました。まずは自己紹介からはじまり、名前と好きな言葉を、それぞれ共有しました。
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住職の宗貫(そうかん)さんより「あなたは誰?」「どこから、どこまでが私なのか?」と深い質問を受けながら、呼吸法や気の扱い方など、濃い2時間を体験しました。
● 昼食「おむすび」
終了後は、おむすびをいただきました。「産霊(むすひ)」とも書き、いっさいの生育過程する力を、お腹の中から味わいました。
一つ一つを笹の葉で丁寧に包んだオニギリです。食べる瞬間に香る笹の香りも美味しくいただきました。
本当に美味しいものを食べると、自然に「ごちそうさま」という言葉が呼吸するように出てきました。
食べ終わった後に、出るものは全て土に還る素材を選んでいただきました。ありがとうございます。
◯ 京都御所
食後の散歩に、京都御所へ散歩に行きました。カラフルな装いの仲間たちは、自然のお花のような姿です。
苑内には樹木の数は、約5万本。200本を超える巨樹があり、個人的には京都随一の神秘的な土地だと思っています。
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● 石の博物館
御所西エリアにあり、土日祝のみ展示室が開室されていると伺い足を運びました。展示室は鉱物・化石・岩石の標本でいっぱいで、みんな興味津々。
◯ 御所南エリアへ
寺町通り二条上る丸太町通り御所まで連なる銀杏並木の商店街、北へ抜けると京都御所が鎮座される。気の流れがいい土地です。
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● 革堂
境内(正式名称は行願寺)には都七福神のひとりである、「寿老人(じゅろうじん)さま」がまつられています。
境内には、鉢植えの蓮があり、見頃を迎えていました。蓮の花は日の出と共に咲き始めます。朝散歩に蓮の花を見るのも雅です。
● どにちやさん
天然石屋「どにちや」さんへ足を運びました。京都という土地柄、日本全国、海外からのお客さまもいらっしゃいます。もちろん地元の方々がご贔屓にしていらっしゃるお店です。
呼吸するような生き生きとした鉱物たち、それぞれがアクセサリーやオーナメントを手にされていました。「石を持つと、意志を持つ」と言われており、暮らしに新たなエッセンスになるのかなとイメージしていました。
◯ れんこんcafe
夕飯(ランチのおにぎりも)は、料理人は「れんこんcafe」さん主宰のタカダナオミさんにリクエストさせていただきました。
それは、食材と対話されて調理される姿、食べる人に合わせて提供(例えば、子どもの口は小さいので、野菜は小さく切る)されること。料理はドレッシングからスイーツまでも、菜食で作られる探求熱心さ。
心から土づくりをはじめるような料理だからこそ、食べ終わった後も幸せであるように願いを込めて依頼しました。
● 有機種子の野菜は「Hyggevege Farm」
今回は、より地球環境に寄り添い保護していくために、有機種子(*)を使用し栽培している「Hyggevege Farm ヒュッベジファーム(神奈川県厚木市)」さんより野菜の一部を取り寄せました。
6月は雨が少なく、育ててくれている大山夫妻が、野菜たちへ「育ちますように✨」と声をかけてくださり、無事に収穫された恵みをいただきました。
黒丸大根(スペインの在来大根)、白ニンジン(クーディガー、スイスの在来種)など在来種の野菜をいただきました。未知の野菜たちを、料理人のナオミさんが試行錯誤し、美味しさを引き出してくださいました。
夕飯は「実家に里帰りした時みたいなごはん」をイメージして用意してくださったそうです。
メンバーからは「お野菜とはおもえないくらいにおいしいお料理でした🌸」と大評判の食事でした。
食べることは心の平安を作るものだからこそ、自分のために選ぶものは、周囲へのやさしさとして共鳴していきます。
主宰のナオミさん、ごちそうさまです。そしてサポートのナオさん、ありがとうございます!!
◯ 日本みつばち
2日目の朝は、中京区役所の屋上庭園に向いました。
ボランティア団体の「中京・花とみどりの会」さんが、自然の豊かさを教えてくれるミツバチとの共生という考え方から、緑が溢れるまちを目指す活動をされています。
ミツバチがいなくなると、世界で生産される75%以上の主要作物の生育に影響が出て、世界的な食糧不足にもつながるといわれています。
どんぐりサイズの彼らは地球上の生き物たちの「いのち」を支えてくれています。
ミツバチは巣箱から半径2〜3kmを飛び、花の蜜を採取してきます。
屋上庭園のミツバチは、お隣の世界遺産「二条城」の庭園の花たちも、蜜源としながら暮らしています。
一生涯で集めてくる蜜量はティースプーン一杯。本当に貴重な蜜をいただきました。ごちそうさまです。
◯ シマカフェ− ゆる発酵カフェ
元電気店の店舗を改装し、発酵と発光をかけ、地域に明かりを灯したい意味を込めて、美山にオープンされたそう。
今回のリトリートは終始、食事を大切にしています。すべて砂糖や化学調味料は不使用、出来立てのプレートランチをいただきました。
ごちそうさまです!
◯ 美し山の草木舎
日本の伝統的な染色法「草木染」を体験するため、美山へ向かいました。
生の葉で染める「生葉染め」は、藍の葉が育つ夏だけでしか染められない色です。
まずは茎と葉っぱを選別することから、はじまりました。みんなで協力しながら作業しました。
絹布を、藍の生葉で染めていくと、緑から青に色が変化していきます。
生葉染めでは、絹やウールなどタンパク質を含む動物性の繊維は染まりやすいため、今回は絹のショールやハンカチーフを素材として選びました。
生葉で染めた色は、新鮮で彩度が高く、すがすがしい青。この色はほんとうに美しかったです。ハンドメイドのお土産に、みんなの笑顔がにっこりと溢れました。
● 美山へ
旅の最後は、京都府南丹市美山町の北集落「かやぶきの里」へ。美しい景色を眺めながら、みんなでお散歩をしました。
何かをするのではなく、ただ感じる時間も、至福がここにある。自然は静かなハーモニーを奏でています。
\おわり/
◯ 参加者の声
同じ時間を共有したとしても、それぞれの感性の輪郭に触れる時間になったようです。ご一緒していただき、本当にありがとうございます。
◯ 最後に
今回は、ほぼリトリートをコンプリートしてくださっているTさんが「美山に行ってみたいところがある」という一言から企画がはじまりました。
そして私は全国の仲間たちと、京都の仲間たちが巡り合う時間になるといいなと思いを込めて、ビジョンを描きました。
行く先々での歓迎に、たくさんの笑顔に出会え、まさに夢が叶う2日間でした。
● 仲間たち
夢が叶うことができたのは、全国から仲間たちが集まってくれたこと。そして大切な仲間たちを、大切にしてくれる人たちのおかげ大成功の京都リトリートでした。
特にサポートの「ナオミさん、ナオさんのぴったりコンビには、たくさん癒されました❣️」とお声がありました。本当にありがとうございました。
まず自分を大切にすることが、家族や周囲を大切にすることに繋がってくる。仲間の一人一人の仕草から学ばせていただきました。改めて、ありがとうございます。
\山もり いっぱいのありがとう/
◯ 問い合わせ先
今後の開催予定など、気になる方は、お気軽に問い合わせください。
◯ 目に見えない色を形にする人
● 関 愛子
(せき あいこ Aico Seki)
● 地球の巡りと共に歩む
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