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ellegarden最新アルバムを三ヶ月ガッツリ聞き込んで思うこと、、、

去る12月21日、年末のワクワクドキドキの最中、日本中のロックファンが楽しみにしていた、あるアルバムが発売しました。

それがこちら‼︎



ジャケット写真 
日本中のロックファンが待ち望んでいたことでしょう

ellegarden 16年ぶりのニューアルバム、
「The End of Yesterday」
雨の日にも風の日にも三ヶ月がっつり聴き込み散らかしたのでレビューしていきたいと思います‼︎

音楽の素人が聞いた感想なので、個人の解釈、偏見だらけのレビューになりますので、トウモロコシを丁寧に一粒づつつまみながら読んでもらえると嬉しいです。
それでは早速いってみましょうー♪

今回のアルバムは16年ぶりの作品ということで朝からお店に並び、その時間を前作を聴きながらオープンまで楽しみに待つ、、、ということはせずに普通にネットで購入いたしました。笑 

自宅は少し田舎の方にありますが、その地元のTSUTAYAにもガッツリ展開されておりました。

初めて聞いた時の感想は、正直、、、「求めていたエルレじゃない、、、」でした。

僕が青春時代の時に聞いていたのは「ジターバグ」や「風の日」など辛い時や苦しい時に背中を押してくるような細美さんの声と歌詞、それを支える荒々しくも力強いバンドサウンドが大好きでした。

しかし今作のアルバムはメロディックで疾走感のあるものではなく、ミドルテンポで細美さんが1年間アルバム制作に滞在したLAでの空気感がそのままパッケージされたようなゆったりとしたテンポ感に、初めて聞いた時は戸惑ってしまいました。

人は16年という月日があれば趣味も変わるし、好きな食べ物も変わります。
私も一生食べることのないと思っていたレバーが食べられるようになりました。笑

だけど人はずるいもんで、相手には変わってほしくない、そのままででいてほしいと人に押し付けてしまいます。
人も季節も思いも移ろいゆくもの、、
その月日で活動休止や結婚、バンド活動再開に至るまでの16年間の思いが今作のアルバムに集約されていると感じました。

きっとあれだけのメロディーメイカーの細美さんなら「みんなが望んでいる ellegardenのアルバム」を作ることもできたと思います。

だけどそれを作るのは現在の自分を否定することになるし、本人もそれでは納得できなかったのでしょう、
あの頃の疾走感や熱量ではないかもしれないですが今のELLE GARDEN 細美武を見てくれと 言わんばかりの本気のロックアルバムだと思いました。

なんと言ってもLAの山の頂上に着いた時に出来た曲で、#1「mountain top」は細美さんの活動再開休止の思いや、ELLE GARDENを続ける覚悟を感じた曲です。
LAでのカラッとした雰囲気が曲に現れていて心地のいい今日になっています。

なんども聞き込んでいるうちに、色んなシチュエーションに合う、BGMのようにじわじわと生活に馴染んできて、今ではキャリア最高を更新する素敵なアルバムだと感じています。

私も16年の月日で、細美さんとellegardenと一緒に変わることが出来ているんだなと嬉しくなりました。

もちろんツアーのチケットは外れましたが。笑

奇跡的に当たった方々、楽しんできてくださいねーー

最後まで読んでくれてありがとうございました。
沖縄から愛を込めて 

たつを







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