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純喫茶巡り〜2024年1月版〜

2024年明けましておめでとうございます。
新年に入って、突然、『純喫茶』に足を多く運びました。今回の記事では、私が最近、訪問した喫茶店たちを紹介します。(以下だ、である調)

⚫︎なぜ純喫茶に惹かれたか
純喫茶は、ジャズ喫茶が多いというのが偏見。ジャズが流行った1950年・60年代の雰囲気を再現しており、入るとタイムスリップしたような感覚に陥る。また、ジャズでなくとも、照明やインテリアが重厚でエレガントだ。大理石の床、木の長机・年季が入った時計など店によって様々ある。
私は純喫茶を訪ねて、今は亡き文豪やアーティストになりきりたいのかもしれない。

⚫︎【1店目】吉祥寺 月波珈琲店
吉祥寺北口の中道通り商店街から1つ路地に入った場所にある半地下の喫茶店。店内は「PC利用禁止、1時間程度の利用にしてください」と看板に書いているため、コーヒーとスイーツを楽しむ場として利用したい。私が注文したのはレギュラーコーヒー550円ととピーカンタルト500円。これが美味しい。

月波ブレンドとピーカンタルト

⚫︎【2店目】小川町 古瀬戸珈琲店
小川町交差点すぐのビル2階の喫茶店。棚に何百種類の珈琲の器があり、壮観さに目を引く。学生街にあるため、学校関係者が多い。カウンターが広くゆったりできる。

カウンターを眺める
古瀬戸コーヒー550円



⚫︎【3店目】渋谷 喫茶ライオン
渋谷道玄坂の百軒店内の老舗喫茶店。創業1926年と歴史の生き字引だ。撮影禁止・携帯禁止とシールがあるが、通話をしなければ両者とも可能である。(ただし、SNSアップはNGと店員が言っていた)
店内はHi-Fi?の1メートル程の巨大な音響機器があり、オーケストラが大音量で流れている。そのため、人と話に来るよりは1人で来たほうがいいかもだ。目を瞑り座っている客もいた。また、曲の度に店員さんがスピーカで次の曲目を紹介しており、ラジオのように感じた。

入り口。道玄坂のホテル街と飲屋街の中にライオンはある。異世界に入る趣だ。

⚫︎【4店目】新宿 DUG
新宿の靖国通り沿い地下1階にある隠れ家の喫茶店。1967年オープンで、午後0時から午前2時まで営業している。看板の「只今くつろぎの珈琲タイム」目を引く。
珈琲は1杯500円とお得だ。13時頃に行ったが、アーティストのような中年男性、新宿のオフィスワーカー、読書中の若者、観光客の外国人で6割ほど埋まっていた。喫煙も可能。PayPayが対応しているのがありがたい。
店内は、ジャズが流れる1960年代の世界にタイムスリップした感覚だ。壁や机は黒色の木目調で整えられており、インテリアも年季が入っている。往年のジャズシンガーはこんなところに溜まっていたのだろうと妄想しながら珈琲を啜る。

通りにひっそりある看板
お店は地下にあるため、扉を開けて階段を降りる。壁には往年のジャズシンガーのポスターが貼られ1960年代の世界への入り口みたいだ。
店内は黒色の木目調で、お酒やジャズに関する本が並んでいる。

⚫︎【5店目】新宿 ピース
新宿西口の小田急ハルク1階にある喫茶店。昭和30年代から構える老舗で、午前11時から午後9時30分まで営業。店内は100席あり、広々とした内観だ。現金のみの支払いのため、注意したい。全席喫煙可能だ。

ホットケーキ530円を注文。筆者は喫煙しないが、灰皿が全席に置かれている。

⚫︎【6店目】池袋 珈琲専門館 伯爵
池袋東口の喫茶店。週末の夕方に行ったが、混雑しており記名して待つほどであった。池袋に3店舗系列がある。

入り口。
ケーキセット980円を注文。
内観もレトロな雰囲気だ。

⚫︎まとめ
このように東京には数多くの純喫茶があり、それぞれ独自の特徴を持っている。
普段行くカフェではなく、1歩純喫茶の扉を開けば、新しい世界への扉が開くだろう。ぜひ行ってみて欲しい。

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