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謎が深まる深夜の訪問者

ある日の真夜中3時頃、、、突然家のインターホンが鳴り夫婦で飛び起きました。

何度調節しても大音量で鳴り響くこの音は、お隣さん、上下階とも皆同じ(笑)。
どこかでまた鳴ってる、、、と、訪問者があったことが筒抜け状態です。
ここに住み始めてから隣近所の騒音が気になったことは無いけれど、インターホンの音だけはすごいボリュームなので鳴るたびにドキッとしてしまいます。

デンマークの冬は朝でも真っ暗なので、寝ぼけすぎていた私は、翌日に配達予定だった荷物のメッセージが届いていたのもあり、デリバリーの人が来たのかもと思い込み、急いで羽織りものを探しインターホンへ向かいました。

時間がかかりすぎていたのか、インターホンをチェックしても誰もいない様子だったので、何だったのー?と思いながらもそのままベッドへとんぼ返り。

「マンマミーア、、、私の妻はこんな時間にデリバリーが来ると思うだなんて、、、」旦那さんがつぶやき、時間を確認した私はたしかにそうよね、、、午前3時だし、、、(笑)と思いながらも、少し前までは朝の8時を過ぎても真っ暗だったので、海外だし何でもアリな気がしてしまうのは私だけ?!

しばらくすると、誰かがコンコン、コンコンと窓をノックしている音が微かに聞こえてきました。

下の階の窓際に誰かがいる!!

建物の1階の住人は玄関を使わなくても、ダイレクトに外から出入りが可能なので、入口から中庭側へ回って住人を起こす作戦かな?!
声がうっすらと聞こえたような気がしたけれどよくわからず、ひっそりと静まりかえったままの外がなんだかコワイけど、気になる。。。
もう一度寝ようと思っていたけれど、目が覚めてしまった私達はこのまま終わりなの?!とひそひそ話しながらしばらく様子を見ることにしました。

少し時間が経った後に、なんともう一度インターホンが鳴り響き、、、嘘でしょ~と怯えながら旦那さんと、どうする!どうする!と、ひと騒ぎした後、彼がインターホンに出てみると言うので確認してみると誰もいませんでした。

誰なのー!何だったのー!

下の階の住人が何となく、ギャング風&訳ありだと思い込んでいるので、きっと誰かが何かの用事で(怪しさ満点!)深夜に訪れたけど、部屋番号を間違えて押し続けたんだろう~という仮説と、この建物の誰かが酔っ払って帰宅し、鍵を失くしたからとりあえず誰でもいいからドアを開けてもらいたかった、という2つのストーリーで落ち着くことにしました。
気になるのはインターホンが鳴ってたの、我が家だけみたいだったんですけどー!

「でも、鍵を失くしたら部屋にも入れないよね!」と言っていたら、「外が寒いから中の階段かどこかで休みたかったとか?!」と、旦那さんの無理やりの推理で終了です(笑)。
彼は名探偵にはなれないタイプみたい。。。

お願い、、、誰が来たのか誰か教えて!!

そのまま朝の6時半まで眠れず、気付いた時は8時過ぎ。
在宅勤務だった旦那さんと一緒に眠い目をこすりながら、ぼんやりと一日を過ごし、あろうことか昼寝までしてしまった私は、その日の夜にまた眠れないというサイクルに陥ってしまいました。

一度狂ってしまった睡眠時間を元に戻すのに数日かかってしまったのに、今まで遠ざけていた昼寝の楽しさに目覚めてしまい、家で過ごす日の楽しみに。。。
それはそれで、のんびりと暮らす北欧暮らしにはぴったりなのかな?!


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