気持ちの伝え方 感情的ではなく感情を言葉で伝える

卒業を間近に控えた息子は、受験期に遊べなかった分も遊ぶんだと言わんばかりの勢いで毎日友達と遊んでいる。それを見ていてとても微笑ましいし、嬉しいと思っている。
一方で、入学予定の中学から出されている大量の宿題が残っていることが気になってしまう。そして、子供部屋に置いてある宿題が目に入るたびに、ついつい「あの宿題どうするの??いつやるつもりなの??」と感情的に言ってしまう。すると息子は「そのうち本気で一気に終わらせるから」と言ったりする。その時の息子は間違いなく不快な顔をして答える。そして、その態度を見て、私はさらにイライラとした感情になってしまう。
そして、部屋を離れて冷静になった時に、「また感情的に言ってしまったな」と反省する。

残された宿題を見た時の私の感情は、「やるべきことを早く終わらせておけば、これから先の春休みに気にすることなく思い切り遊べるだろうな。また、自分の課題の発見が時間のある時であれば冷静に受け止められるだろうから、余裕を持って中学入学が迎えられるだろうな。私はそんな思いがあるから、いつ宿題に取り掛かるのか気になってしまう。また、これは私が思っていることなので、息子には自分なりの考えが計画があるかもしれない。だから、どのような思いがあって計画があるのかを聞いていみたい。」というものだ。
それが口を開けば「どうするの??いつやるの??」と責めるようなきつい口調で言ってしまう。
私が感情的にならずに自分の気持ちを伝えることができれば息子の回答・態度も変わってくるかもしれない。

ここで大事なことは、決して感情的にではなく、感情を言葉で伝えること。
自分の考えを俯瞰して分解すること。気持ちをメタ認知すること。
それを言語化すること。
それをきちんと言葉で伝えること。

このことは自分の気持ちを伝えるうえでとても大事なことであり、円滑なコミュニケーションのためには必要なことだ。ビジネスの場では比較的できているのかもしれない。しかし、子育てとなるとつい感情的になってしまう。

子育てにおいても感情的ではなく、感情を伝えられるように
子供も一人の人としてリスペクトする感情を持つ
気持ちを言語化できるように読書や聞いた言葉などに敏感になる
この2つを意識して過ごしていきたいと思う。

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