夢を叶える”自己マネジメント型手帳術”の考え方⑥
自分の価値観を明確化しよう
自分の価値観って何だろう?と考えたことはありますか?
日常生活を送るなかで、周囲の人たちと物事の判断基準が違うなぁと感じたことはありますか?
だいたいの方が「この人とは考え方がなんか違うな」と感じた経験があると思います。それで当たり前なんですね。人それぞれ、価値観が違うのです。
では、自分の価値観を明確化したことはありますか?文字にして書き起こしたことはありますか?
あるよという方はこのあとを読み進めてみて、改めて価値観を探ってみてください。新しい発見があるかもしれません。
ないよという方は緊張なさらずに、このあとに取り組んでみてください。
価値観を明確にすることで、毎日の過ごし方が変わります。日々、わくわくして元気に過ごせるようになり、生きる自信が湧いてきます。
価値観とは?
価値観とは、物事の判断基準であり、”自分のなかにある最も大切なもの”です。
自分のなかを深く深く探り、自分のことを理解することで、自信に繋がっていきます。また、自分の活かし方もわかってきます。
自分のことがわかってくると、周囲とのコミュニケーションをうまく取れるようになっていきます。
価値観は自分の中にすでに存在していますが、「ただ持っている」ということと「明確になっている」ということはだいぶ違います。
今回は、自分の価値観を明確化するためのワークをひとつ、ご紹介します。ぜひ、取り組んでみてください。価値観を明確にすると、どんどん新しい自分に気づくことができますよ。
価値観は一つだけではありません。いくつもいくつもたくさん、出てきます。そのひとつひとつを丁寧に言葉にしていきましょう。
自分と向き合うということ
手帳の話のはずなのに、価値観の話が出てきたことに驚かれた方もいるかもしれません。
なぜ、価値観の話が出てくるのか?
手帳を使う上で、自分のクセを知っておくのは大事です。言い訳とは違う、はっきり自分の納得できる理由を持って「今日は手帳を使わない」と判断できるようになります。
そうすると、手帳を使わなかったことに罪悪感のようなものを感じず、もう一度、スムーズに気持ちよく、手帳ライフをリスタートできます。
もう一つ。何か変えたいものがあるとしましょう。自分を変えたい、身の回りの環境を変えたい・・・いろいろあると思います。私にもあります。
何かを変えたいなら、まずは自分を変えることから始めましょう。
自分の意識が変わる→自分の行動が変わる→自分の周囲が大きく変わっていく。善循環が始まります。
この善循環を回すためには、自分はどういう価値観を持つ人間なのかを常に自分自信に問いかけ、自分で自分を主体的に導いていく必要があります(=セルフコーチング)。
ワーク:憧れの人リストを作ろう
1.あなたが憧れる人は誰ですか?
2.なぜ、その人に憧れますか?
外見が好き?性格が好き?ライフスタイルに憧れている?
憧れる人はいないという方は、逆に考えてみてください。
こんな人にはなりたくない!を思いつくままに書き出してください。そしてその理由も。なぜ、こんな人になりたくないんだろう?と考えてください。
私の憧れる人リストからお一人、ご紹介します。
高畑敦子さんです。
その理由は、あるドラマで離島に住むおばあさん役をされていました。方言をしっかり使っておられ、立ち振舞も「ザ・田舎のばあちゃん」でした。すごいなぁ、かっこいいなと思いました。
ここから私の価値観は「格好いい人である」。場に応じた姿勢や言葉遣いができ、ハキハキと自分の言葉で自分の考えを話せる。相手の話を聴くことができる。そんな人間でありたい。
このようなことを手帳に書いて、見直しています。
普段の生活で取り組めるワークとしては、買い物をされたときに購入品を一つ選び「なぜ自分はコレを買ったんだろう?その判断基準は何だろう?」と自問自答してみてください。
・この色が好きだから?この形が好きだから?このブランドが好きだから?
・他にいいものがなかったから?
↓さらに深堀りして・・・
・なぜこの色が好きなんだろう?なぜこの形が好きなんだろう?
・なぜ他に選択肢がなかったと考えたんだろう?
他にも何かを選択したときに、ふと立ち止まって自分に問いかけてみてください。「私はなぜこの選択をしたんだろう?その理由は?」と。
最初は価値観を明確に言葉にすることは難しいと思います。でも、「価値観探し」は面白いので、ぜひ取り組んでほしいと思います。
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