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緩和ケアという言葉の印象

この「より良く生きる為の緩和ケア」を普及したいと思って
活動をしていく中で、色々な方にお会いしてお話をしますが、
“緩和ケア”=終末期のためのもの
という理解の方がまだまだ多い事を実感しています。

もちろん、私も母の闘病を経験しなかったら、大多数の方と同じように
「末期の為のものだから、私はまだまだ関係ない」
と思っていたかもしれません。
私の仕事がイベント制作なので、緩和ケアの正しい知識を楽しい形で知って頂きたいと思って企画をしますが、暗いイメージがあるとか、もっと前向きなイベント企画して欲しいとか、なかなか本当の緩和ケアを理解して
頂くのは難しいなと感じています。

しかし、ちょっとずつでも前に進んでいこうと思います。
きっと今はそういうタイミングなのだと思って、こういう時期は
学びを深め、いつでもジャンプできる準備期間にしようと思います。

母はよく言っていました。
「人生に偶然はない。すべては必然なのだ。」と。
きっと誰かの受け売りなのだと思いますが(笑)、
何かにつけ、母から言われたこの言葉を思い出します。
だから、この試練も必然。
そして、この普及事業はどうしてもやらなければならない、
私の「必然」なのです。

今も、病と戦っている方がいる。
それを支えるご家族がいる。
仲間たちがいる。
医療で支える方々がいる。
どうか、明日も皆さんが心穏やかに、
笑顔でいて下さいますように。


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