おみたみの覗き見日和 7
おみたみです。
今回は相変わらずというか… 突然というか… またもやというか… … のお話…
３月に入って 最初の土曜日の事。
ウチのご主人様３ニャンズのおみ様…
美顔スチーマー中…
おみ様は ちっさい頃から慢性鼻炎とてんかん持ちなので定期的に病院通って
点鼻薬とてんかんのお薬をもらってます。
猫様の点鼻薬って 目薬なんですよ… 鼻詰まりが良くなるというより殺菌目的という事です。
てんかんのお薬は 錠剤なんですが… 一錠を半分にして… なんですが… この薬が
強力でして 半分でも おみ様ラリラリ状態になってしまいます… つーわけで
毎日 1/4を飲んでいただいてます。
ねこ様のてんかんは完治する事はないらしく薬で発作を抑えるしかないんですって…
おみ様もしかり 年に２〜３回は発作を起こします… コレばっかりは… です。
さて… 帰宅後…
ウチのご主人様達は キャリーケースを準備する音だけで警戒態勢MAXなんで…
しばらくは 姿を現してはくれません…
「 たみ様ー！ どこー？ 」
ビビり… いや、慎重派のたみ様… なんとかクローゼットからお姿を現してくださいました…
が…
近づくと 病院のニオイに反応してシャーかまされます…
まあ... たみ様 所在確認OKとゆうことで お次は…
「 ふみ様ー！」… 呼んでも反応なし…
親分のくせに意外と…なんですよ… と、その時！ たみ様が 何やら…
「 …… 」
ほほー… そこか！
と、言いたげな珍親分…
発見！！ 笑笑。
たみ様 「 もー平気っすよ 」
… っぽい やりとり…
最後は…
的な感じでスネスネ…
抗議の眼差しで お昼ご飯 ボイコット！
相変わらず コントのような ご主人様達との昼下がり…
とそこへ突然！ 外から ねこ様… であろう鳴き声が…
「 ウェーン… ウェーン… 」
「えっ？」
「 ウェーン… ウェーン… 」
「 まさか… ！！」
一瞬 たみ様の鳴き声に… 似てるような…
まさか… 脱走？
… かと、振り返ると…
言わんばかりのたみ様。
あらら... どゆこと？？
外に出てみると…
いました！ お隣( 空家 )の塀の上に ちょこんと座ってる黒猫さん…
「 ウェーン… ウェーン… 」
まだ 子どもかな… おみたみを見ても逃げない…
おーい！どしたのー？って近寄ってみる… 逃げない…
「 ウェーン… ウェーン… 」
目の前に行っても逃げない… 撫でようとすると…
黒猫さんからすり寄ってきた…
そーっと 抱っこしてみた…
「 ウェーン… ウェーン… 」「 ウロロロ… ウロロロ… 」
抱っこOK！即、喉ゴロゴロ発動！ うーむ… 5〜6ヶ月くらいか…?
男の子… まだちっちゃいね…
そんなに汚れてないし… 初見で抱っこできるって… 野良猫じゃないっぽい…
とすると… 迷子… か 捨てられたか…
離れて様子見てても どっか行くそぶりは微塵もない… てか おみたみが動くとついてくる降って湧いたように現れた 黒こねこさん…
「 ウェーン… ウェーン… 」「 ウロロロ… ウロロロ… 」
さーて… どうしたものか…? ほっとくわけにも… だし…
とりあえず 物置きで 一時保護かな…
まずは近所の動物好きのおばちゃんとかに声かけて 探してる人がいないか聞いてもらおう！
あと… 自治会長さんに回覧板で告知してもらって、一応 警察署もか…
物置が 元野良猫 ブッチさん ( 二代目ビビさん )仕様のままだったので ここにいてもらって様子を見ましょ。
なかなかどうして お利口さんで ご飯の後 用意したトイレできちんとウン◯…
その後は ベットにごろん…特に 寂しがる様子もなく 君、ここに 来た時あったっけ？
つーくらい 馴染んでました。
翌日…
元気！元気！
朝から 「 ウェーン… ウェーン… 」「 ウロロロ… ウロロロ… 」
遊ぶ！遊ぶ！
狭い庭を行ったり来たり あっちでゴロゴロ こっちでダッシュ！
すでに 自分ちのようなお振る舞い…
そんでもって やっぱり どっか行く様子はない…
謎だらけの 黒こねこさん…
ご安全に！！
この子 道路が危ないって認識がないらしい…
へーきでウチの前の道路に飛び出すんでハーネス装着！
まあ… ど田舎なんで車通りは少ないですけど…
あまりの ハイパーハイテンションなポテンシャルに行動制限実施いたしました… とにかく 動き回って なかなか写真を撮ってる場合ではないです…
そこに輪をかけて コレまた怖いもの知らずなのか 気が強いのか… ウチのご主人様達に速攻で威嚇…
さすがの ふみ様も 子ねこと認識してるのか いつもと違うご様子…
あまりのテンションの高さに… なんか… 目を合わせません…
珍親分！！
そのまた翌日…
なんの知らせもないまま 二日ほどたって…
明日から 積雪の予報…
3月とはいえ 朝晩は氷点下の凍てつく寒さのおみたみんち周辺…
つーことで おウチの中に入ってもらいましょ！
となると ふみ様隔離時代以来 またもや ひと部屋封鎖状態か…
と、その前に 血液検査は しないとね… 病院に行きましょ！
まあ... 病院でも元気元気… じっとしてない黒こねこさん…
肝は座ってるらしく 先生にもスリスリ攻撃…
「 野良っぽくないね… まあまあきれいだし… 」
と、先生もひと言…
病院でのBESTSHOT…
検査の結果 全て陰性！
体重 3kg 歯は全部 永久歯との事…
「 少なくとも １歳位かなあ… 」 と、先生…
「 えっ？ 5、6か月くらいかと… 」
あらら... 子猫じゃないんかい…?
「 そんな痩せてるわけでもないし… にしては ちっさいねえ… 」
ただ、耳の中がひどく汚れてて… 見た時ないくらいの巨大耳垢が出現…
「 んー… やっぱ野良… かなあ… 」
と、再び 先生のひと言…
「 どっちやねん！ 」… と、心静かに突っ込む おみたみ…
ますます 謎な黒こねこ？さん…
帰宅後…
一部屋を 黒こねこ？さんに開放！
ぜんぜん… というか やっぱり 臆する事なく 部屋を探索…
ほとんど 鳴くこともなく 特に 嫌がることもなく
お気に召していただけたようで あっという間にリラックス…
ちなみに 名前は… 金色お目々の金太くん！
金太くん… 子ねこなの？ 野良だったの？ どっかで飼われてたの？
なんにせよだ… 謎めく黒こねこ？ 金太くんの家猫修行が ここにはじまったと…
さてさて どうなることやら…
今回は ここまで！
ありがとうございました！！
その日の夜の丑三つ時…
なにやら 怪しい… 白い… 珍…
珍親分…
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