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心臓、ありがとう

初投稿。
どうも万物のあらゆるもに感謝の気持ちを綴る鈴木です。
最近はかなり忙しくほぼ毎日残業をしている都内在住のサラリーマンである。

ある日、同僚と帰り道に、
『週休3日制にならないかなー』
『週休3日制になったら土日と水曜が休みだとバランスいいよな』
などなど、ほぼ実現不可能な不毛な会話を繰り広げていた。
そんな中ふと思った。

心臓に休みはない。

小学校の時テストで100点を取って親に褒められた時、
中学で部活を頑張っていた時、
高校で初めてできた彼女と手を繋いだ時、
大学で上京した初日都会のすごさに圧倒された時、
社会人になって上司に怒られてへこんで帰った時、
いつもアホ面でよだれを垂らして寝ている時も、
心臓は24時間365日常に働いている。

当たり前かもしれないが心臓に休みの日など一切ないのだ。
とんでもないブラック企業だ。

特に僕は頭も良くないし、要領も良くない、
コミュニケーション能力も高くないし、
運動神経も良いわけではない、
見た目も普通(だと信じたい)である。
休みの日なんかは生産性の欠片もない休日を過ごしている。
あ、部屋も散らかっている。

しかし心臓はそんな情けない宿主である僕に対して、
一切文句も言わず、
一切ミスもせず、
淡々と正確に働き続けている。
noteのこの文章を書いている今この瞬間もだ。

なのに僕はそんな勤勉過ぎる優秀な心臓に対して、
負担をかけている事に最近気付いた。
まるでブラック企業で働く優秀な社員に厳しいノルマを課す鬼上司だ。

負担というのは、
僕は最近のサウナブームに便乗し週2回くらいサウナに通っている。
サウナ ⇒ 水風呂 ⇒ 外気浴という流れを
繰り返す事で所謂『整う』という状態になり、
頭はスッキリ体はリラックスし、
言葉では表現が難しいがとにかくとても気持ちの良いのだ。
しかし、よく考えたらサウナと水風呂という、
高温、低温な刺激は心臓に負担をかける。

さらに僕はもう1つ心臓に負担をかけている事がある。
僕は今、会社に好きな人がいる。
最初は特に何とも思っていなかったのだが、
ある日仕事の接点ができ、
話す機会が多くなって気付いたらいつの間にか好きになっていた。
その人と話すとき僕の鼓動はかなり早くなる。
多分これも心臓に負担をかけている。

心臓ごめん。

サウナはちょっと控える。
でも好きな人の前で鼓動が早くなるのは、
自力で抑えるのは難しいから許してくれ。

最後に、
いつか僕の心臓は止まる。
それは明日かもしれないし50年後かもしれない。
だからいつか心臓が止まる前に言っておきたい。

『心臓、いつもありがとう』



ありがとうございます! これからもよろしくお願いします。