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自分らしく生きる人が増える社会への模索

初めましての方は初めまして。
お久しぶりの方はお久しぶりです。
普段noteでは、誰かに向けて言葉を発信するより私の気持ちのアウトプットに使っていますので改めてちゃんと自己紹介させてください。

1 自己紹介

名前は長田美海と言います。おさだみうと読みます。
近畿大学3年生で2023年の後期から休学をしています。
今は淡路島に住みながら自分の人生に対して向き合っています。
趣味はフリーペーパー集めと、もうすぐハマりそうなのが短歌です。

2 Big Pictureについて

私のBig pictureについて、少し話させてください。
Big picture は簡単に言うと目標です。
私のBig pictureは"価値観のまざりあうまちを作る"です。
私たち人間は生きていく中で、これまで歩んできた人生の背景が違うことが原因で他人とぶつかることが沢山あると思います。人との価値観のぶつかりはモヤモヤするかもしれません。そして、時にはイライラするかもしれません。もしかしたら、拒絶したくなる時もあるかもしれません。

私は昔拒絶して生きてきました。でも、ある時をきっかけに拒絶したら見えない世界があることを知りました。同じ価値観を持つ人たちとは、ぶつかることもないから凄くラクです。そんな世界で生きてると、たまに出会う、私の価値観では理解できない人は拒絶したっていいじゃないと、あなたは思うかもしれません。
大きな話をすると、障がいや家庭環境、人生の背景の話にもなるかもしれないですが、わたしはもっと小さな、誰しもが持つ、その人らしさ、その人にしかないマイノリティが拒絶されると思っています。

他者とのぶつかりをたとえ受け入れることはできなくても興味を持てたら、思考を停止するのではなく疑問に思うことができたら、もっとこの世の中が自分らしくいられる人が増える、そんな世界は今よりももっと面白くなると思っています。私はそれは"まざりあうまち"と言えるのではないか?と考えています。

例えばそんな"まち"で育つ子ども達は、他者との小さな違い、例えば容姿や学歴、かけっこの速さとか、身長の高さ、ではなくもっと大きな本当に自分がしたいことを見つけられるのではないかと思っています。

今話してきたことは、あくまでも仮説で本当にそうなるか私にもまだわかりません。だから沢山実験してきました。

3 今までの活動について


人のもやもやを集めた展覧会 わたしとあなた展
価値観の混ざり合いは、他者へのもやもやから生まれる"と思いモヤモヤを沢山集めました。

わたしとあなた展1
わたしとあなた展2
わたしとあなた展3

おもいでのアップサイクルやさん
人の価値観は、過去の経験から作られる。じゃあ人の思い出を沢山集めたら誰かの過去の思い出が、誰かへの新しい経験に繋がるのではないか?と思いいろんな人の思い出を集めました。

おもいでのアップサイクルやさん1
おもいでのアップサイクルやさん2

そして集めるだけじゃ巡らないと思い、つい中身が見たくなるものを、、と考え思い出みくじを作りました。

思い出みくじ1
思い出みくじ2

他にも学生の好きを軸に理想の仕事を見つける実験場をコンセプトにしたマルシェを作ったり、結婚観を語り合うBarを作ったこともあります。

これらの経験を通して、やっぱり私は価値観がまざりあう空間が好きだと確信しました。ただ、それと同時に今の世の中、もしかしたら人と価値観を混ぜる前に、そもそも自分の価値観を育てることを放棄してる人がいるのではないか?という疑問が生まれました。

4 今回のイベントについて(人はおべんとうで好きを解放できるのか?)

あなたらしい答えと言われた時にペンが止まった経験はありませんか?

実際にイベントをした時に、そこに戸惑いをもつ人を何人も見てきました。
じゃあどうしたら人は自分の価値観、もっと言えば自分の好きの感覚を解放できるのだろうか?私は今回その仮説検証をしたくて、イベントを開きました。

ええかげん食堂という素敵な方達とコラボする形で、人は"おべんとう"で好きを解放できるのか?というイベントを開きました。

イベントのフライヤー

つくる時間とたべる時間に分けてイベントを作りました。まずつくる時間では、皆んなでまかない弁当を作りました。

なぜまかない弁当?と言う疑問が浮かんだ人がいるかと思います。
では突然ですが、あなたは賄いを作ったことはありますか?
実際に賄いを作る人たちに賄いとは?と言う質問を聞きました。その人たちによると賄いとは誰かを想って料理をすると同時に、自分のこだわりを入れ込んで試しているそうです。その話から、自分のこだわりに自信がない人でも誰かを想ってつくる、「まかない弁当」なら好きというこだわりを入れられるのではないかと思い「まかない弁当」になりました。

みんな同じ空間でおかずを作ってはいるけど、それぞれ自分の料理に専念することを尊重しました。その結果こんなに近くで料理しているのに、隣の人は何しているのかわからないというカオスでありつつも自分のこだわりに向き合う時間を作れました。

つくる時間1
つくる時間2

たべる時間では、お弁当バイキングと題して、みんなに持ってきてもらったお弁当に好きな具材を詰めるということをしました。料理名も明かされず、誰が何を作ったかも明かされない空間で、純粋な自分のいいなと思う気持ちを表現する空間を作りました。

食べる時間1
たべる時間2
たべる時間3
たべる時間4

余談


私は絵を描くのが小さい時から好きなのですが、ずっと自分の絵には価値がないと思っていたしアーティストと呼ばれたくないとずっと思っていました。絵に値段をつけることもあまりわかりませんでした。だけどある時自分の絵に五万円の価値をつけていてその人は、この値段で買わない人がたとえいても、この値段を高いという人がいたとしても、僕は僕を信じているからこの値段をつけているんだよ。という話を聞きました。

その時にあぁ。それでいいんだ。と思ったんです。本当にそれだけでいいんです。

もし今これを読んでいるあなたが、自分に自信がなくていつも誰かと比べてしまうなら、何度も自分を信じようとしてみてください。自分の心が選びたい選択があるならそちらを選んでみてください。隣を見て答えを書かなくてもいいんです。

今は価値がないと思うかもしれないあなたの答えは、何度何度も選択していく中でこの世の中に誰1人としていないあなたの答えになると私は思います。


5 これからについて

ええかげん食堂ではたくさん学びをもらいました。
その人「らしく」にまだ抵抗を感じている人や、存分に表現できる人様々でした。
実際イベントを開催して気づいたのは、自分に向き合う、その人らしさを濃くさせるというところに興味を持っている人は多いこと。まだ価値観がまざりあうまちをつくるには段階がありそうなことを感じました。

私はこれから実験ではなく、続く可能性があるイベントを企画しています。私が事業にしていくなら、仕事にしていくなら、を意識してまたたくさん挑戦と失敗をしていきます。

実は次することはもう決まってます。
自分の人生に向き合おうとする人たちが、途中でつまづく課題を解決するため、
イベントの概要をざっくり話すと、今移住している淡路で、
占いとヨガという運命性と身体的からそれらの課題にアプローチをするイベントです。

これだけいうと凄くスピリチュアルを感じるかもしれませんが、
(実際私はスピリチュアルも好きですが)
割と論理的に考えてこの結果になってます。
また、まだまだテスト段階なので値段は破格になっています。
もし興味がある人は、こちらにも遊びに来て欲しいなと思ってます。


ここまで読んでくださってありがとうございました。
もし何かインスピレーションが沸いたら、一緒に話しましょう!
(Instagram ID:osa.pa__da)

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