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なぜ統失 第7部「現代デイケア編」㉞日本催眠術倶楽部✩田村さんと初顔合わせ。

前回の続き。

ハイブリッド催眠講座の受講日がやってきました。

開催場所は、
自宅から車で30分程の所にある、

カラオケ店 まねきねこ。

同日、同場所で行われる、
無料催眠術講座とセットで申し込みをしました。

ちょっと早めに到着したので、
まねきねこの入り口近くで、
田村さん達がやってくるのを待ち構えました。

同じく参加者であろうと思われる、
中年の男性が一人、
まねきねこの前で同じ様に待ち構えています。

田村さんの顔は、
ブログで拝見しているのでよく知っています。

開催時間丁度くらいに田村さんと思われる人が、
若い女性を一人引き連れてやって来ました。

自称占い師の◯◯さんです。
この時は被験者モデルとして参加されました。

現在、◯◯さんは、
日本催眠術倶楽部の講師として活躍されています。

この頃の〇〇さんは、
若くて凄く可愛いかったです。

注:今でも可愛いです。

田村さんとは何度もメールを交わしましたが、
僕の顔は知らない筈なので、

勇気を出して、自分から田村さんに声を掛けました。

「あっ、田村さんですか? はじめまして、にゃぶりえるです。今日はよろしくお願いします」

「あっ…何処かでお会いしましたっけ?」

田村さんは、
近距離で僕の顔を覗き込むように見つめてきました。

「いえ、初めてです…」

非言語を扱う催眠術師の皆様方は、
近距離で顔を覗き込む様にみつめてくる事が多い気がします。

何かあるんですかね…

鈴木健二に催眠術で酷い目に合わされた事と、
田村さんとは以前、
何度もメールを交わしたことがあるという事は、

その場で言い出す勇気は出ませんでした。

両親や精神科の関係者に、
それは催眠術に掛ったと思い込んでいる、
統合失調症患者の妄想だと、
暗に何度も訴え掛けられたからでしょう。

実際に、統合失調症の症状に、
催眠術に掛ったと思い込んでいるというのがあるらしいです。
(本に書いてありました)

『遠隔でなんてそんな事出来ませんよ。非言語催眠なんて物をまさか本気で信じてるんじゃないでしょうねぇ?』

鈴木健二と交わした最後の電話の言葉を思い出します。

閑話休題

僕が田村さんに声を掛けると、
同じ様に待ち構えていた、
中年の男性が田村さんに声を掛けました。

実はこの方、
地元の催眠術師なんだそうです。

昼間は普通に会社員として働いているそうですが、
夜になると催眠術師として活動しているそうです。

今でもこの方とは、
SNSを通じて軽いやり取りを交わしています。

催眠術講座の参加者は、
僕とこの人の二人だけみたいです。

メンバーが全員揃った所で、
各自飲み物を持って、
まねきねこの大部屋へと入って行きました。

続く。

次回:無料催眠術講座














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