なぜ統失 第8部「寛解後&非言語 催眠編」(19)統合失調症患者の生い立ち✨『20代後半 転職編』
統合失調症を発症する要因として、
遺伝的要素以外に、
その人の生い立ちが深く関係して居るのではないかと語る人がいます。
僕の親族に、精神的な病を患っている人は一人も居ません。
今回も前回に続いて、
僕の生い立ち、
20代後半迄について語って見たいと思います。
前回の続き⬇️
※前回の続きのお話です。
親会社に派遣されて丸4年、
ついに契約満期となり、
元の会社の現場へと帰還する事になりました。
いざ帰還してみると、
顔の知る従業員はほぼ上司しか居ないと言う、
完全に浦島太郎状態。
(ド底辺のブラック企業です)
仮にも親会社で経験を積んだという実績が認められたのか、
いきなりある部署の班長に抜擢されました。
"現場猫から現場系上司猫へとランクアップです☺️"
班長に抜擢されたとは言え、
現場ではペーペーの駆け出し新人猫さんです。
それでも部下に、日々お説教をし、
指示や命令を下さないとなりません。
残業や休日出勤のお願いも班長猫のお仕事です。
(この頃、景気はかなり上向きとなり、慢性的な人手不足に陥っていました)
景気に大きく揺さぶられる弱小企業です🤢
気性の荒い現場猫達を制御する為に、
必然的にこちらも声を荒げる様になりました。
しかし、現場では新人猫さんなので、
舐められてしまい、
暴力沙汰一歩手前の喧嘩に発展する事もしばしば…
派遣先でぬくぬくと過ごしていたせいか、
身体の方がだいぶ鈍っており、
きつい肉体労働に耐える日々に悲鳴をあげていました。
(やる仕事は部下と同じ+α)
ある日の休憩時間中、上役(部長)に、
会社を辞めようかどうか考えていると愚痴をこぼしました。
それから暫くすると、
社長から直々に呼び出しがあり、
以下の様な説明を受けました。
「親父の会社で今度新規事業を立ち上げる事になっている」
「親会社で積んだ経験をそこで活かしてくれないか」
「会社の規模が違うから、給料は今より上がる」
「一週間程時間をやるから考えておいてくれ」
一週間程時間を頂きましたが、
すでに心の中では、
"新規事業…そっちの方が断然楽しそうそうじゃないか"
転職しようと決意していました。
”その時、事務所の中から刑務所に服役中の元従業員がどうのこうのと言う声が聞こえて来ましたが、それは聞かなかった事にしました😅”
この社長、僕と同じ位の年齢で、
従業員からは陰で、
「道楽ムスコ」と呼ばれておりました☺️
この会社の会長も社長の親父です。
現場で、退職する旨を係長猫に伝えると、
いきなり胸ぐらを掴まれ、
そのまま壁際まで押しつけられました。
係長猫も昔は相当なやんちゃ者だったらしいです🤭
(係長猫とは入社時からの付き合いです)
しかし、すぐに、
「まぁ、しょうがないっ!!😁」
けろっと笑顔を見せ、
「ちゃんと部下に引き継ぎの仕事教えとけよっ!!👍」
と言ってくれました。
こう言う所で仕事をしている、
気性の荒い連中は意外とサッパリとしており、
喧嘩をしてもすぐに水に流して、
次の日には、普通にくだらない雑談を交わしながら普通に仕事に励みます。
約1ヶ月後、
仕事の引き継ぎも終わり、
無事、会社を去る事となりました。
現場では、係長猫から一言、
「がんばってこいよっ!!」
と気合の挨拶を入れて貰っただけで、
10年もこの会社で働き、貢献して来たにも関わらず、
送別会的な物は一切行われませんでした。
(人の入れ替わりが激しいので、いちいちそんな事やってられない)
と言う事で、
意気揚々と現場を去り、
統合失調症発症の時まで、あと5年。
次回は「新会社編」です☺️⬇️
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