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6 私を見守ってくれているスピリチュアルガイドの女性


社会人になってからの体験を一つ書いてみたい。

ある休日、私は仕事疲れで昼寝をしていた。

そのとき、すーっと誰かが玄関から入ってくる。だが、ドアが開いた音はしなかった。

それも当然、内から鍵をかけている。

気配がだんだん強くなってくる。

なんとなくだが、女性のようだ。

(後日その通りだと判明する)

そーっと近づいてくる感じが、全体的に繊細な気を放っていたからだ。

私は上体を起こして誰が来たのか確認しようとしたが、体が動かない。

金縛りだ。

その女性は私の枕元に座った。

見えないのだが不思議なことに気配でわかる。

その女性は私の右掌に自分の手を置いてそっと握ってくれた。

暖かい気持ちが伝わってくる。

この女性はいわゆる守護霊なのかと後で考えたが、その時は暖かい気持ちと不思議な気持ちが入り混じっていてそういう詮索はしなかった。

気がつけば眠ってしまい、目が覚めたときは既にその女性の気配は消えていた。
(ガイドエンジェルとの出会い)


後日、彼女の声を聞くことができた。

ある休日の朝、私は目覚めて早く起きようと思っていたが、眠気に負けて二度寝しはじめた。

その瞬間

ちょっと強い口調で

「◯◯さん!」

と耳元で名前を呼ばれた。

若い女性の声だった。

もちろん部屋には私しかいない。
(ガイドエンジェルの声)

もう一つ、こちらもたわいのないエピソードだが・・・

ある時期、職場でチームを組んで、ある作業をしていた。

ところが、自分だけパフォーマンスが低い。

他の人はよい結果を出していて、自分だけが足を引っ張っていたので、チーム抜けたほうがいいかなと思いはじめた。

その瞬間

「ちがう!」

強い口調の声を聞いた。

上述の名前を呼ばれたときと同じ声だった。

おかげ様で、その後もう少し頑張ることができて状況は改善した。
(ガイドエンジェルの声)

彼女はスピリチュアルな次元のメンター? ガイド? 守護天使? なんとお呼びしていいのかさっぱりわからないが、私をいつも見えないところから見守ってくれている女性。

最初のエピソード以外はここ数年内に起こったエピソード。私ももう若くない年代だが、その女性はずっと二十代くらいのイメージ。

私だけが歳をとっていくのに彼女はずっと若いままだ。

私が記憶していないだけで生まれてからずっと見守ってくれている気がする。

でも具体的なアドバイスをくれるわけではない。ただ優しく温かく見守ってくれるか、ささやかなプチ警告をしてくれるだけ。

その後、寝過ぎの時はハイトーンのベルを鳴らしてくれる時もしばしばある。それは非常にきれいな音だ。

だが、彼女のアドバイスにもかかわらず週末は夜更かししすぎて休日は昼近く寝ていることも多く、そういう意味では彼女の言いつけにいつも従えているわけではない(ひどい!)。

そのせいか、私から来てほしい、姿を見たい、アドバイスがほしいとこちらから望んでも来てくれはしない。これからは心を入れ替えて反省して彼女にもっと来てもらいたいと思う。

経験および直観から断言するが、みなさんにも同様に目に見えない別の次元から見守ってくれている存在がいる。

すでに交流されている人もいれば全く存在に気づかない人もいると思う。そもそも気づく必要はない、そういう前提でこの世界はできているのでわからなくても心配はご無用。

私もあなたも、自分の人生を自分らしく生き抜いたなら(失敗はあってもいい。その対処も含めてそういう経験をするのもこの世に生まれた目的なので)いずれは見守る側にまわるかもしれない。

読んでくれてありがとう。

(終わり)

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