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~リ・タの繁栄と衰亡~

平和の訪れ(RT1~553年)

リ・タは自らが皇帝となり、大陸を18にの国に分割、リ・タの子供たちを王としてそれぞれの国を統治させます。
この間、強力な警察機構と公平・厳正な法によって世界は安定し、人口はますます増加、500年の間に2000万人まで増加し、商業・工業はもちろん、芸術も発達。時折辺境に住む亜人種の部族が攻めて来るのを防衛する以外、大きな戦争もなく、そこに住むすべての種族が繁栄を謳歌するようになります。

エルフの反乱(RT527~532年)

長い繁栄の中にも不満を持つ勢力は現れます。エルフは本来ダークエルフと敵対しており、その統治を快く思っていませんでした。エルダーエルフのリンダールとその配下900名が反乱を起こします。
少人数とはいえ、エルフは魔法に長け、強力な攻撃魔法を扱います。長年の平和によって軍隊も弱体化しており、警察機能では抑えきれません。戦火は全土を覆い、人口の3割を喪う危機的な状況となります。
しかし、この状況を憂慮した賢者スチュアートは、リンダールの軍団に戦いを挑みます。そして6年余りの戦争ののち、リンダールの反乱を鎮圧。リエルに再び平和を取り戻します。

リエルの滅亡(RT547~548)

リ・タはかなりの長命でしたが、693歳で他界します。そして、その後継者であるエ・タは、リンダールのような反逆者が二度と現れないよう他の種族に対する監視を強化、これがエスカレートし、迫害となって他種族の強い反発を買い、大陸内各地で反乱がおきます。
種族間の調和を乱すリ・タの子供たちに幻滅したスチュアートの一族は、回廊に一夜城を構築、ダークエルフに支配された18の王国に戦いを挑み、転生者マルファスの活躍もあって、わずか1年でこれらをすべて討伐。全ての種族による共和制の国家を作り上げます。国の名はアストレア共和国。この時より年号はARとなります。


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