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~マルファス暗殺とアストレアの繁栄~

マルファス暗殺(AR1年)

アストレア建国から3か月経過したころ。英雄マルファスは暗殺されてしまいます。あまりにあっけない最期でした。
共和国は全ての種族による選挙で代表者を決めることとしていました。
政治体制としては47の地方議会が存在し、それぞれで選挙を行い、代表者が中央議会に出席。中央議会における5人の最高評議会が意思決定を行います。任期を5年と定め、1期限りとすること。同じ種族が続かないこと。これらのルールを守ることでバランスの取れた政治を行い、500年以上の平和な世の中を実現します。
皮肉にもマルファスが暗殺されたことで権力の集中が起きることなく、種族間のバランスが保たれたことが大きな要因でした。

邪教の蔓延(AR450)

共和国は長い間大陸内で平和な国家を維持しますが、400年を過ぎたころ、国内には様々な腐敗がはびこります。役人は賄賂を要求し、それに従わない市民は警察に不当逮捕されるようになります。そのような中、白魔教という名の邪教が流行り出します。教祖の名はスレヴィ。彼は邪神パイモンを信奉し、4代元素の魔法に加え、強力な黒魔法を操ります。そして彼は、市民に魅了の魔法をかけ、あるいは信仰を強制することで勢力を拡大し、自身は大勢の女性を身辺に侍らせ、欲望のままに行動するようになります。
そこに現れたのが、カティアという名の村の娘でした。彼女は法王ガブリエルと共闘し、スレヴィと20年余りにわたって戦いを続けますが決着はつかず、白魔教の存在を認めることで戦争を終わらせます。これ以降、スレヴィを始祖とする白魔教、カティアを始祖とし、女神フレイヤを信仰する地神教の勢力争いが続くこととなります。


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