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ストレスは頭の中で生まれている

先日、ある人とメールでのやり取りをしていた。
私はパソコンが苦手なのだが、その人とはパソコンを介した仕事の話をしていた。

私は、自分が苦手なことをやろうとしている、という意識があったので、「間違いのないように」と、細かな点まで確認をしながら進めていた。

その人はだいたい返事をくれるのだけど、そのやり取りで
「えっと、○○○○ですよ」
とか
「あ、それは○○ですよ」
とか
「うーん、それはこういうことなんです」
の、「えっと」とか「あ」とか「うーん」が私には気になった。

どういう風に解釈したかというと、
「私があまりパソコンの基本的なことを聞くのだから、あきれられているんだな」とか「ばかにされてる?」とかそんな風。

プチストレスを感じながらも、「いやいや仕事の完成度あげることのほうが優先やし」と自分に言い聞かせながらやり取りを続けていた。

そんなやり取りをした翌日、
その人から、内容がよくわからないメールが送られてきた。
これは私あてではないのでは?と思った私は

「先ほどのメールは別の方あてのものではないですか?」と連絡した。
するとすかさずその人から
「おっと、そうでした」
との返事。

あ~、なるほど。この人にとっては、「あ」とか「えっと」、「おっと」という言葉はただの癖みたいなもので、特に意味はないんだな。

そう思ったとき、昨日のプチストレスはすっかり解消されていきました。

そう思うと、これまでのメールのやり取りを見返しても、全然「馬鹿にされてる」とか思わなくなった。

こんなふうに、ストレスや悩みは、私たちが頭の中でいろいろな情報を解釈することから生じている。

「これって私がそう解釈しているだけなんじゃない?」って自分突っ込みできるくらいの余裕をいつも持っていたい。

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