編集後記PS：PART04

編集後記ＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔ：Ｐａｒｔ４
自分なりに考察するＳＵＲＲＥＡＬＩＳＭ
問答の中で生まれた言語表現。自己に眠る超現実主義に火を灯す。
「現実主義」ＶＳ「超現実主義」の狭間にある感情の起伏とは一体？

「曇る」に対して「眼鏡」と対句した　現実主義
「曇る」に対して「眼圧」と対句した超現実主義
「揺れる体育館」に対して「排球が盛り上がる」と対句した　現実主義
「揺れる体育館」に対して「排球が踊り出した」と対句した超現実主義
「間食する理由」に対して「胃袋が暴れ出した」と対句した　現実主義
「間食する理由」に対して「胃袋が寒色になる」と対句した超現実主義

世間一般的とされる平均標準回答から少し角度を変えて
或る意味では誤答とも呼べる回答を置きに行く作業。
中でも「バレーボールが踊って見える」と言う意味の回答は気に入っていて
白熱する球技とは、得てしてそう言うものかなと、
自ら納得してしまうようなＡＮＳＷＥＲだった。

「現実主義」ＶＳ「超現実主義」の立ち位置がはっきりせず
しかしながら、現実を逸脱する方法は少しではあるが理解出来て来た。
「口髭」「顎鬚」「頬髯」三タイプの女子グループを登場させたことは
ヒゲの多様性を理解する絶好の機会となり
「女子も顔面に黒々と生やしてもいいんだ！」と言う
どうでもいいような安心感を植え付けるに至ったかも知れない。
実際に、女子が口髭を生やしている画像、動画が
ネット上に残っていることは、拭えない事実であり、格好の証拠物件だ。
しかも、彼女はサルバドール・ダリの真似まで披露している。
うら若き乙女にして、生粋の口髭マニア、ここに極まり！

深掘りし過ぎると、読み切り商業サイズに収まらなくなる。
基準の限界文字数は１６，０００文字。丁度のサイズ感に収まりそうだ。
改めて、黄泉一労、彩原六花ＶＩＥＷでの作品制作に興じたい。
特に『ＧＯ！ＳＴＲＡＩＧＨＴ！ＧＨＯＳＴ　ＬＡＴＥ』は
我ながら良く出来たタイトル・ネーミングだ。
そこにも、ＳＵＲＲＥＡＬＩＳＭ＝超現実主義を反映出来たら。＜了＞