“手作り”のもの
私の父は5年前に退職した後、もともと家の裏にあった畑で農業を始めた。
元々祖父と祖母は専業農家をしており、夏はそれはそれは美味しいトマト、きゅうり、トウモロコシなど、勝手に収穫しに行っては兄弟で食べていた。
農業を始めてからというもの、父は本当にいきいきとしている。
始めは会社勤めから解放されたからかと思っていたが、それだけではないらしい。
もちろん野菜を作ることが好きなのも要因だろうが、色々試行錯誤して、手作りのものを作り出すのが楽しいようだ。
今では無数の野菜や果物はもちろん、らっきょうや梅干し、干し柿や干し芋、はたまたラジオをソーラーパネルの電力で聞く装置まで作り出している。(本当これには驚いた笑)
人って工夫すればある程度のものは手作りできるんだなーという驚きと、それってなんか楽しいなって思った。
お金かけなくても、身近なもので豊かになれるんだ。
そんな父が作る野菜を食べれて、今日も幸せ。
ありがとう、お父さん。
そして栄養たっぷりの畑を残してくれた先祖にも感謝。
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