なかなか足を運べないエリアに来たのだから散策をしてみよう。
用事まで時間あるし、お天気もいいからね。
散策したのは洗足池。
なんという気持ちよさ‼︎
1周約1.2キロをのんびりふらふら楽しんできました。
●洗足池
武蔵野台地の湧き水をせき止めた池で、かつては「千束郷の大池」と呼ばれ、灌漑用水としても利用されていた。清水窪弁財天の湧水(東京の名湧水57選の一つ)が源泉のひとつとされている。
「洗足池」と呼ばれるようになったのは、日蓮聖人が病気療養のため身延山久遠寺から常陸に向かう途中に立ち寄った際に、池で足を洗ったことが由来。
水に囲まれた場所には弁財天様を祀る寺社が非常に多い。
もともと弁財天様はインドのサラスバティー河の神様であり、日本に伝わってからも水の神様として川や湖、池に祀られた経緯がある。
…とは言え、湖や池に島がある場合はその島に、ない場合はこちらのように築島してまで弁天様を祀るのは非常に興味深い。
さて散歩は続く。
洗足池は江戸末期の幕臣勝海舟ゆかりの地だそう。
てくてく歩いているとひらかれた場所にでる。
あっという間に洗足池1周まわってきた。
最後は日蓮上人ゆかりの地。
ん?わたし、ここ知ってるかも?
いそいそと調べてみるとやっぱりそうだった。
歌川広重「名所江戸百景」の「千束の池袈裟懸松」の場所だ。
左奥に見える神社は千束八幡神社か。
中原街道沿いには茶屋があったこともわかる。
あ。茶屋だった場所に現在もカフェ(ハワイアンカフェ)があった‼︎
古地図や浮世絵をもとに現在の姿を照らし合わせるのは萌える。
さてさてさて。
今回このエリアを訪ねたのは、東急池上線長原駅近くにあるwagashi asobiさんのドライフルーツの羊羹を購入するため。
いい天気の中のぶらぶらのんびりはやっぱり気持ちいい。
そしてその土地の歴史を学ぶと、脈々とわたしたちはつながってきていることがわかっておもしろい。
今日もいい1日だったな。明日もいい1日になりますように。