2024年5月3日:1廻し
彼は大声でそう叫んでいた。胸倉を掴まれた。俺はそんなことが起こりこの状況は一体何だろうと思ったが、とりあえず返答しなければと気付いた。
「違いますよ!?ここはあなたの部屋ではなく僕の部屋ですよ!それにあなたが考えたようなことはしてませんってば。飲み物零したんで後始末してたんですよ。ってかあなた誰ですか!?」
興奮のあまり、そして相対する人があまりにも怖かったあまり一息でそんなことをまくし立ててしまった。
それをいわれたグラサン男(仮)はポカンとした。
「え、お前の部屋、