「笑われてる」は単なる思い込み
ジムに通いだしたものの・・・
「このマシンどう使うんだろ・・・」
「え、これ使い方あってる?」
「フォームこれであってるのかな・・」
「いや、なんかダサくね?」
2021年4月。僕はジムに入会した。
「さぁ鍛えまくるぞぉ!」
意気揚々とジムへ繰り出したものの・・・
周囲の目線が気になり、
いろんなことを気にしてしまう。
最終的には、
「笑われてないかな・・・」
なんて考えだして、
なかなか筋トレに打ち込めない。
これジム初心者あるあるではないでしょうか。
通いだした当初、僕はこんな状態でした。
しかし、「笑われてる」なんて
ただの勘違いだと気づいてから
とても楽になりました。
「見られている」という勘違い
ある時、気づいたんです。
自分てあんまり、周り気にしてないよなって。
例えば職場にて。
席の近い同期の子が、午前中パソコンでどんな作業をしてたか
正確に把握できますか?
このように、あまり他人を見てないのです。
ジムにても然り。
いざトレーニングに打ち込めば、
周りの人がどんなトレーニングをしてるかなんて
あまり見てないものです。
つまり、「見られてる」はあなたが
勝手に思い込んだ妄想に過ぎないのです。
妄想の悪いところは、
深みにはまってしまうという点です。
冒頭の例で挙げた不安が、
やがて「笑われてる」という勘違いに発展するように、
思えば思うほど、悪い方向へ増幅していくのです。
人は思っている以上に、人に興味がないもの。
「あくまでこれは妄想に過ぎない」と割りきって、
トレーニングに励みましょう。
筋トレは自分との戦いです!
ジムの常連は初心者を、見守っている
僕はジム歴2年です。
そのわりに華奢なのが今の自分の課題ですが、
言わせてください。
僕はジムの常連です。
言ってしまうとね。
どちらかいうとね。
多分こっちの域です。
(そうさせてください笑)
散々、他人を見てないと言ってきたものの、
やはりジムで新しい人を見つけたり、
使い方やフォームで迷っている人を見たら、
気になって見てしまうものです。
しかし、この視線に嘲笑や罵倒の意味は
一つもありません。あるのは一つ。
見守っているのです。
ご参考までに、ぼくの経験を共有します。
140kgを持ち上げる大男の圧力
ジムに入会してしばらく日のこと。
初のベンチプレスに挑戦した時のことでした。
トレーニング中、ずっと気になるのが
隣でトレーニングにいそしむ外国人男性の視線。
さっきからずっとこっちを見てきている。
重ねたプレートの数は、140kg。
ノッコン寺田のような大男です。
すごいやりづらいし、何より怖い。
そんな男性がこちらに近づいてきて、
こう言いました。
「その上げ方じゃ、肩痛めるよ。フォーム意識してあげてみな」
去り際に笑顔を残し、彼はまたトレーニングに戻ったのでした。
なんと親切に、筋トレのサポートをしてくれました。
ずっと見ていたのは、見守ってくれていたのかと気づいた瞬間でした。
ジムはマッチョだけの居場所じゃない。
体と向き合うすべての人の居場所です。
故にみんな仲間です。みんな支えあっている。
この経験から学んだことです。
仲間を笑うやつは、筋トレの神様から嫌われます。
ジムというのはそういう場所。
視線を感じたら、神様の加護を受けてると思いましょう。
誰一人あなたを笑う人はいません。
最後はなんだか宗教臭くなりましたが、
この記事であなたの励みになればうれしいです。
ありがとうございました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?