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灰原哀と江戸川コナンは親戚!?

「江戸川コナン、探偵さ。」でお馴染み名探偵コナンには幼児化した3人の人物が存在しています。その3人の発言や相関図から導き出される考察を展開していこうと思います。


江戸川コナン

俺は高校生探偵工藤新一。幼馴染で同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行って、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。取引を見るのに夢中になっていた俺は、背後から近づいてきたもう1人の仲間に気付かなかった。俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら体が縮んでしまっていた。
「工藤新一が生きていると奴らにばれたら、また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ」阿笠博士の助言で正体を隠すことにした俺は、蘭に名前を聞かれて、とっさに『江戸川コナン』と名乗り、奴らの情報をつかむために、父親が探偵をやっている蘭の家に転がり込んだ。
でお馴染みですね。

あんまりコナン自身で考察は伸びないので、すっ飛ばすかおふざけします。


灰原哀

哀ちゃんに関しては3つ注目して欲しいセリフがあります。

①「工藤君・・・?あなたは夢にも思っていないでしょうね・・・あなたはすでに・・・我々組織が半世紀前から進めた極秘プロジェクトに・・・深く関わってしまっているなんて・・・」

②「死者を蘇らせる秘薬・・・・とでも言えば満足かしら?」

③「(コナンが灰原にボスの正体を知っていたのか、という問いかけに対して)さあ、どうかしら・・・・」

この3つの後者2つについては今話していきたいと思います。1つ目に関しては必ず頭の中に入れておいてください。

 ②「死者を蘇らせる秘薬・・・・とでも言えば満足かしら?」

このセリフにはからは、「烏丸蓮耶があたかも息を吹き返した 」そのように聞こえてしまいます。ですが、これは全く違います。哲学的に「死とはその人が残した思想や考えが潰えた時」といわれることがあります。それを適用して考えると、烏丸蓮耶と同じ思想を持つ人間がこの世にまた現れた。そう取ることができるのです。また、私の前回作「黒幕考察」では宮野エレーナと考えています。(下記のURLからご覧ください)

そう、宮野エレーナは作中では研究所の火事で焼死した、事故死として扱われています。前回作では、赤井秀一のみ取り上げましたが、もう1人焼死したとされていた人物がいます、それが黒羽盗一です。焼死した人物が生きていたというストーリーは、コナンではお決まりの手口となっているのです。2度あることは3度ある。宮野エレーナは生きていると見て間違いないでしょう。死者を甦らせる秘薬、言い換えれば死を偽装してまで成し得たい目標と捉えることもできますしね。

 ③「(コナンが灰原にボスの正体を知っていたのか、という問いかけに対して)さあ、どうかしら・・・・」

娘である灰原哀は、アポトキシン4869の開発を両親が手伝っていたことを知っています。ストーリー上では手伝っていたとなっていますが、母である宮野エレーナがアポトキシン4869の開発に酔いしれ組織の活動に手を染めていた可能性があります。そして、灰原哀こと宮野志保はそんな母のことを間近で見てしまっていた可能性があるということです。子供のころの記憶は断片的であやふやな側面があり、灰原自身も嫌な母の姿は信じたくないはずです。子供が自衛のために、記憶を作り変えてしまうという話はよくあることです。(真犯人フラグで子供利用したトリックがありましたね。)灰原哀のみがやらないという保証はどこにもありません。ただ、心の奥底では母が組織のボスだということに気づいているため、このような発言をしてしまったのではないでしょうか。

メアリー世良

実は今回は1番話したかったのはメアリー世良なんです。前回僕は、黒の組織を追う理由がないと発言したのですが、それは少し語弊がありました。)「死んだはずの夫、赤井務武の目撃情報があり追いかけたら、変装したモルモットに薬を飲まされてしまったから。」メアリー世良が黒の組織追う理由はわかりましたし、コナンと同じです。ではなぜベルモットは赤井務武に変装したのでしょうか。死んだとされている、情報も足らず記憶喪失のふりをしなければならない。穴だらけの赤井務武よりMI6のメンバーを拉致した方が簡単です。その理由を解明していきましょう。

メアリー世良と灰原哀

この2人には共通点があります。それは血縁関係です。メアリー世良と宮野エレーナは姉妹であり、家族です。そして、それは灰原哀も同じ。幼児化した2人が同じ血縁であることが謎を解く鍵となるわけです。赤井務武に化けた理由は、MI6潜入とだけ明かされていますが、メアリー世良に近づく理由があったと考えた方が自然です。

この事件を思い出してください。羽田浩司、彼はレイチェル・浅香を追うのに、確かに邪魔な存在だったかもしれません。しかし、ラムでもあろうお方がなぜ不確実なアポトキシン4869を使ったのでしょうか。そう、ちゅう吉こと羽田秀吉の存在です。ジンは「ラムが抜かった事件」と皮肉っていますが、ラムにとっては重要な実験要素が含まれていたと考えられます。それは「幼児化する条件の確認」ではないでしょうか。羽田秀吉と羽田浩司を間違えたからというのは、無理矢理かもしれませんが、あながち間違えとは言えません。羽田浩司がKARASUMAというアナグラムを残せるほど組織のことを知っていたと考えたら、勘違いするのも無理はないでしょう。つまり、ラムの行動からも読めるように「宮野エレーナの血縁関係にある人間が幼児化する」となります。

 ①「工藤君・・・?あなたは夢にも思っていないでしょうね・・・あなたはすでに・・・我々組織が半世紀前から進めた極秘プロジェクトに・・・深く関わってしまっているなんて・・・」

灰原哀と江戸川コナンは血縁関係にある。血縁関係にあるという事実は工藤優作や黒羽盗一が知らないはずないと思います。ではなぜ隠しているのでしょうか。謎は深まるばかりです。しかし、血縁関係にあるというのは間違いないでしょう。この発言の辻褄が見事に合います。


長々と綴りましたが、これが言いたいがために今回は綴らせていただきました笑
考察は楽しいのでぜひみなさんしてみましょう。

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