見出し画像

印象に残ってるPVを紹介したい

皆さんは「MV(ミュージックビデオ)」を見たことがありますか???

今の時代、サントラを買う人は少ないかもしれませんが「spotifyとか音楽アプリで好きな音楽を見たことがある!!!」っていう人がいるかもしれない。

でもその次、もしくはそれと同数で「YouTubeで音楽聞いてるよ!!」って人が多いかもしれない。そして大体の楽曲は「MV(ミュージックビデオ)」がつけられている。

ということで今回は、「楽曲よりPVの方が印象に残ってる楽曲」を飽きるまで紹介したいと思います。

なので歌詞は度外視します。ごめんね。でも勘違いしないでほしいのが、どの歌詞も個人的には素敵だと思ってるから。そこは本当だから信じて~~~~~~!!!


1, 「愛す」:クリープハイプ

「愛す」(読み:ぶす)

もう絵柄から分かった人はいるかもしれないけど、MVは「ボブネミミッミ」やオレンジレンジさんの「SUSHI食べたい」のMVを担当したAC部というクリエイティブチームが制作したものです。

このMVの絵柄というか内容というかとにかく全部カオスなんだよね。このMVの概要が「歌詞で出たワードをMVに取り込んで無理やりそれをアニメにしてる」っていう感じ。ちょっとこの感じをみんなに伝達できないのが悔やまれる。

例えば「やっぱりそばには きみじゃなくちゃダメだな」っていう歌詞を「蕎麦の上に黄身を乗せるのが一番だよね」という内容にするとか、ほんとにやりたい放題。このMVってカラオケでそのまんま出てくるのかな。

これのコメント欄にもあったんだけど、「本当に言いたいことが言えないもどかしさ」っていう歌詞なんだけど、このMVが「歌詞を無理やりアニメにねじ込んでて言いたいことが本当に言えない」っていうものになってるっていうこのエモさよ。

正直、実写のちょっと淡い感じの画質や内容に仕上げるのもこの曲に愛想だけど、そういう歌詞の内容とか伝えたいこととかを考えるとやっぱこのMVがいいかなってなる。別に俺はクリープハイプ本人ではないけど。

2, くそ現代っ子ごみかす20代(ヤバイTシャツ屋さん)


大失敗


このMVの内容がいわゆる「ピタゴラスイッチ」的な、仕掛けを作って全自動でボールをゴールに導くっていう装置を撮ってるMVなんだけど、まあ失敗するのよ

失敗しすぎて最終的にグダグダになってゴールに用意したくす玉の「大成功」が皮肉にしかなってない。何なら開始30秒でミスってるし。

でもこのMVのグダグダ加減がヤバTのいいところでもあると思ってる。勝手に。ほかのMVも割とハジけてるやつが多いから毎回ヤバTの曲はMVを見て楽しむ、見ずに曲を楽しむの2つを同時に味わえる。

グダグダ加減が最高に見てて笑えてしまう。「なんだよこれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ってなる。みんなも見てみて。


3, 素敵なしゅうまつを!(キタニタツヤ)



このMVはオモコロというメディアでちょっと怖い感じの記事をよく出してる「梨」さんが構成をしてます。

さっきまで紹介した2つはちょっと面白い感じだったけど、これは「怖い」よりかな。夜中見ててちょっと背筋がぞわってした。

これの良い点が「粗い画質」っていうところだと勝手に思ってる。設定が家族のビデオを見ているとだんだんとおかしくなるっていうヤツなんだけど、画質が「ちょうどホームビデオの画質」っていう感じでGood。

ホラー系のモキュメンタリー(フェイクドキュメンタリーQとか)が好きな俺みたいな人からするとクソ好きな内容になってる。こういう奇妙なMVよ、もっと世に出てほしい。


4, 軒下のモンスター(槇原敬之)


これは怖い系でも面白い系でもないけど、歌詞と合わせて考えるとすごい深い、抽象的だけどちょうど「いいね」ってなるMV。

歌詞を度外視するとか言ったけど、これに関しては正直歌詞と照らし合わせてほしい。

一応俺の解釈も踏まえて、ざっくり説明すると「好きになってはいけない相手(多分同姓をさしてる)相手を好きになってしまったヤツ」っていう話。

んで、この主人公はほぼ一貫してドット絵で描かれてて、対して好きになった相手は割とリアルな感じで書かれてるんだよ。

この「自分とこの人は決して交わることのない人なんだ」っていう表現の仕方がドット絵とリアル絵で出てるのがすごい好き。

最後に、主人公が一瞬だけリアルな絵柄になるんだけど、これが「世間の人にようやく受け入れられた」っていう解釈か、「世間の風潮に自身の恋愛観を合わせたか」っていうのでここ数年苦悩してる。おれは前者であってほしい。


5, セツナレンサ(RADWINPS)



これは上記4つのうちのどれでもない「正直何が言いたいのかわからない」っていうMV。

意味をちりばめて言ってる感じがする。でもそれがどういう意味であって、何なのかはわからない。

なんかこのMVのイメージを伝えるならチャーリーとチョコレート工場のカオスさを4分くらいにまとめた感じ。怖くはないんだけど何とも言えない感じが出てる。

染色体が富士山やレインボーブリッジを上昇していくのはなんか印象がすごかったから今回こちらで取り上げた

本当になんなんだあのMV、、、、。


ということでそろそろ飽きてきたからここいらで終わるわ。

別にMVだけがすべてじゃないよ。曲もいいけど、MVもいいよねって話。そう。とりあえずこいつら見てほしい。

あとセツナレンサのMVの意味が分かったら誰か教えて。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?