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第1回 死にたい気持ちの克服法

私自身、幼児期は記憶がないものの、小さい頃から22か23歳頃まで、ずっと「死にたい」と思っていました。非常に重い病気のようなものでした。
そんな私が、「死にたい」と思わなくなった方法を含め、「死にたい」気持ちの克服法として、まとめてみたいと思います。今でも、「死ねたらいいのに」ぐらいは考えることもありますが、「死にたい」とは本当に思わなくなりました。参考になればうれしく思います。

全体像

今回は、「乗り越える」のフェーズのお話です。もう少し後のフェーズの話も出てきてはいますが…。

死にたい気持ちへの対処法や克服法を、
短期・中期・長期の3つに分けてまとめました。


1、とりあえずまずはここから!
死にたい気持ちへの対処法(短期)

・身近な人に相談する


身近に頼れる人がいる場合には、遠慮なく頼ってみましょう。言語化し話すだけでも冷静になれる場合も多いです。


・電話で相談する

身近に頼れる人がいない場合は、相談窓口に電話してみましょう。言語化し、人に話すことで、気持ちが軽くなるかもしれません。よりそいホットラインなどを検索してかけてみて下さい。

・寝る

とりあえず寝てしまうという、簡単だけど効果が高い方法。疲れている時に希死念慮は出やすい。

・忙しくして気を紛らわせる

他のことに気を散らしてあげるうちに、忘れてしまうというのも一つの方法。

・YouTubeで「死にたい」と検索

検索結果の中から気になるものをチェック。気持ちが和らぐかもしれません。

2、死にたい気持ちへの対処法(中期)

・精神科や心療内科を受診する

緊急の場合には入院も可能である他、うつ病などの精神疾患や発達障害などが隠れている可能性があるため、病院を受診してみるのがおすすめ。
必要なら診断をもらって、長期的なお休みをもらうことも検討する価値があります。カウンセリング(自費)などで話を聞いてもらうことも可能。

・辛い環境や人間関係から離れる

辛い環境を変えていきましょう。人生、たまには逃げることがあっても大丈夫です。それで人生が変わることもあります。思い切って離れてみましょう。

・しっかり休む

日々の睡眠時間をしっかりと確保し、仕事も必要なら長期的に休み、とにかく身体を休めること。疲れている時に希死念慮も出やすいもの。

・食事や生活習慣を見直す

日光浴や散歩を取り入れたり、加工食品を減らしてみたり、少しずつ工夫してみることで、良くなっていくかもしれません。個人的なおすすめとしては、ビタミンDを1日10000IU摂取することと、コーヒーを飲むことです。

3、死にたい気持ちの克服法(長期)

①好きなことを見つけて、没頭する

「好きなことが見つからなければ死ぬ」と腹を括って、何年かけても良いので、生きたくなるぐらい、一生続けたいぐらい好きなことを見つけましょう。覚悟が本物なら、時間はかかったとしても必ず見つかります。焦らずじっくり探してみてください。
おすすめの方法はアニメ、音楽、ゲーム、小説ですが、もちろんそれ以外でもOKです。ちなみに、おすすめの理由は、いつでも楽しめること、そして世界観を変えてくれる方法だということです。

②好きなことを通して自己理解を深める

自己理解は、実は最強の克服法です。方法は簡単で、好きなことに没頭し続けるだけ。ただし、途中で感想や日記などでアウトプットしないこと。そうすると、自分の思っていることが自分に染み付いてきます。自己理解といっても、最初からはっきり言語化出来るようなものでなくて良いです。ふわっとしたもので良いから、自分を支えられるぐらい自己理解を深めましょう。

③精神医学、心理学、哲学、宗教などに触れる

自己理解が深まったら、今度は少し興味の範疇を拡げてみましょう。YouTubeや書籍などで、精神医学、心理学、哲学、宗教などの考え方に触れるのがおすすめです。

4、人生の優先順位

普通の人は、やらなきゃいけないことを最優先に人生を送る。
死にたがりさんは順序を逆にしよう。つまり、死ぬ前にやってみたいことから最優先に取り組む。今やる。言い訳無用。最重要課題と考えて。
死にたくなくなるまでやりたいことを探し続けること。急がば回れ。

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