赤信号みんなで渡れば怖くない?
これはそもそもビートたけしが漫才で言ったのが始まりです。
そう思うと漫才のセリフが的を得ると、まるでことわざの様に感じる様になるという事ですね。
そんな赤信号みんなで渡れば怖くないについて今日は考えていこうかと思います。
集団心理としてはあり得る
これはストーナーという研修者が昔行った選択ジレンマ質問紙の実験で明示されています。
実験内容
将来の保証はないが、高額な給料がもらえる仕事に転職すべきか?などの12の質問に、それぞれ成功率が何%であればチャレンジすべきか参加者に回答して貰います。
結果
男性:55.8% 女性:54.7%
男女共に50%以上なければチャレンジしないという結果になりました。
次は男女それぞれを6人組にして同じ質問を行いグループ内で協議して貰いました。
結果
男性:47.9% 女性:46.8%
共に個別で回答した場合より低い確率でもチャレンジするべきであると判断しました。
まとめ
この様に個人より集団で出した結果の方がよりリスキーなものになる事を【リスキーシフト】と名付けました。
そのため『赤信号みんなで渡れば怖くない』は本当に怖くないのです。
この様な人の心理を巧みに表す所がビートたけし並びにツービートが愛された理由なのかもしれません。
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