【チェジュ航空レビュー】福岡(FUK)⇔仁川(ICN)を利用してみたけど予想より○○でした・・・
皆さんこんにちは!いたきことかです。約1か月ぶりの投稿となりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は大学が始まり、早く冬休み来ないかな~って思っているところです。
さて今回ですが、タイトルにもある通り韓国のLCCの一つであるチェジュ航空(Jeju Air)を利用してきたのでそのレビューをしていきたいと思います。よくTwitterや航空系のニュースで航空券のセールなどを行っているのが流れてくるチェジュ航空、どんな航空会社なのかは結構気になる人は多いかと思います。ということで早速レビューをしていきましょう!また、今回は福岡空港や仁川国際空港でプライオリティパスが利用できるラウンジも利用してきたのでそのことについても書いていきたいと思います。(あんまりプライオリティパス、プライオリティパスというと何か叩かれそうですが紹介させてください・・・)
1.) 今回のフライトの概要
今回は福岡(FUK)とソウル仁川国際空港(ICN)を結ぶ便に搭乗しました。私は預け荷物を無料で預けられる運賃で最も安い「FLYBAG」という運賃を往復で購入しました。運賃は往復で23570円とかなり安いなという印象を受けました。23570円って言ったら東京⇔福岡を往復できるくらいの運賃ですからね・・・ それだけの値段で国際線に乗れることに驚きです。では次に往路のレビューをしていきましょう。
2.) 往路:福岡→仁川のレビュー(FUK to ICN)
チェジュ航空は福岡―仁川間は一日複数便飛ばしていますが、今回は福岡12:40発、仁川14:10分着のチェジュ航空1401便を利用します。ちなみにANAなどでは便名の前につく航空会社の2レターコードはNHでNH880便などと表記されますが、チェジュ航空の2レターコードは7Cとなっており、今回の場合ですと「7C1401」などと表されます。2レターコードに数字が入っている航空会社は初めて見たので、最初に見たときは「7C1401」というのが便名かと思ってしまいました。
ということでまずは福岡空港の国際線ターミナルに来ました。今回は博多駅からタクシーで来ましたが、国際線ターミナルは地下鉄の福岡空港駅とは繋がっていないので、地下鉄で来る場合は無料のターミナル間連絡バスを使う必要があります。福岡空港の国際線ターミナルは只今絶賛工事中のため、至る所で工事をしている様子が見受けられます。
空港に着いたはいいものの、チェックインがまだ始まっていなかった為いつも通り展望デッキに行くこととします。どうやらチェックインは2時間前からだそうです。福岡空港は国内線ターミナルは展望デッキと飛行機の間を遮るものが無くよく見えるのですが、国際線ターミナルはガラスで遮られているため写真を撮るのには向いてなさそうです。また、ここの展望デッキの部屋だけエアコンが効いてなく、かなり暑かったです。展望デッキからはタイ航空のバンコク行きや、シンガポール航空のシンガポール行き、そして今年の夏ダイヤを持って福岡から撤退するユナイテッド航空のグアム⇔福岡線のグアムから帰ってきた飛行機が見えました。
さて、チェックインが始まったのでそろそろチェックインカウンターに向かうとします。スマホなどで発券できるオンライン搭乗券を持っている場合はチェックインカウンターによる必要がないのですが、荷物を預ける場合だったり、搭乗券を持っていなかったりする場合はカウンターによらなくてはいけません。ただし、搭乗券を発行するだけだったら無人の機械の端末で行うことが出来ます。今回はチェックインカウンターAでのチェックインとなります。無事荷物を預け、搭乗券をもらえたので早速出国し、制限エリア内に入るとします。
出国も無事に出来、制限エリア内に入ることが出来ました。まだまだ搭乗開始まで時間があるので今回はプライオリティパスで利用できる「Lounge Fukuoka」に寄ることとします。ちなみに私が搭乗したのは9月の上旬くらいでしたが、こちらの「Lounge Fukuoka」は9月27日にリニューアルオープンしました。よって今回紹介するのは古い方のLounge Fukuokaとなるのでご注意ください。リニューアル後はラウンジ面積が広くなり、ミールの種類も増えたみたいなのでいつかまたLounge Fukuokaに行ってみたいですね。以下にLounge Fukuokaで撮った写真を載せておきます。ミールの種類は少し少なめという印象を受けましたが、ラウンジ内は激混みというわけでは無く静かでした。福岡空港にはプライオリティパスで利用できるラウンジとしてもう一つ大韓航空のKAL Loungeがありますが、こちらはプライオリティパスで利用できる時間が決まっているため、今回は利用できませんでした。
さて、ラウンジで朝ごはんも食べ、搭乗時刻が近づいてきたのでそろそろゲートに向かうとします。今回は58番ゲートと、ターミナルの一番端にある搭乗口からの搭乗となります。予定通り出発の30分前から搭乗が始まりました。初めにANAやJALと同じように子供などがいる人達向けに事前改札が行われ、その後おそらくステータスを持っているであろう人達が数人程度搭乗していきました。そしてその後は特に決められた順序もなく、早い者勝ちで搭乗が始まりました。ということで私も搭乗することにします。
飛行機に搭乗し、最初に思ったのは「意外と綺麗だな」ということです。「意外と」というと失礼かもしれませんが、私は今までLCCをほとんど利用して来なかったので、LCCに対してはネットで言われるような印象を持っていました。が、機内の座席は清潔で、搭乗した際にいい匂いがするなと感じました。座席に関してですが、写真の通り、安全のしおりの紙が一枚入るか入らないかくらいだと思われます。確かにFSCに比べるとやはりシートピッチは狭いですが、私があまり体格が大きくないということと、隣りに人がいなかったというせいで窮屈過ぎて不快に感じるということはありませんでした。
対馬を通過し、離陸して30分もしないうちに韓国上空に入りました。飲み物や食べ物は今回はLCCということもあり、無料では提供されず有料での販売となります。ただ値段は割と良心的な感じでした。また、飛行機の機内で入国用のArrival Cardが配られました。割と韓国の入国は並ぶので、事前にこのカードを記入するだけで早く列に並ぶことが出来、早く入国できます。ちなみにANAで東京から韓国への便に搭乗したときはこのカードは機内ではもらえなかったので、ここに関してはANAより行き届いたサービスだなと感じました。
さて13時54分に仁川国際空港に着陸し、スポットにはほぼ定刻の14時10分に到着しました。イミグレは案の定たくさん人が並んでしましたが、捌くレーンが多いせいか、思っていたよりかは早く入国できました。ということで福岡→仁川国際空港まで大きな遅延や問題なく移動できました。預け荷物なども大きな破損などは無く、しっかりと回収できました。
3.) 復路:仁川→福岡のレビュー(ICN to FUK)
さてここからは仁川から福岡に帰る便について書いていきます。今回復路は仁川を6時25分に出発し、福岡に7時55分に到着する7C1408便を利用します。
既にお気づきの方もいるかもしれませんが、今回はかなり早朝便です。そのためホテルをとってもどうせ朝の4時などには出ないといけないので、私はホテルを取らずに前日に制限エリア内にあるラウンジなどで空港泊をしようかなと考えていました。ですがここで一つ落とし穴がありました。それはーー「制限エリア内に入るためにはチェックインカウンターで荷物を預け、搭乗券をもらわなくてはいけない」――ということです。今回私は6時25分発のフライトですから、荷物を預け、チェックインできるのは早くても3時間前の3時25分からということになり、制限エリア内のラウンジで夜を明かす計画がパーになってしまいます。ですが、幸いにもこのことに気づいたのは日本を出国する前だったので、当初韓国で預ける予定だった手荷物は宅配便で東京から福岡まで送り、チェックインはチェジュ航空のアプリを入れてオンラインチェックインをし、オンライン搭乗券を発行することで解決しました。(ちなみに今回はHND→GMP, ICN→FUKという旅程です。)
ということで制限エリア内に入るために必要な搭乗券は何とか確保できたので、制限エリア内に入ることにします。ちなみに今回は上述した通りオンライン搭乗券で保安検査を通るのですが、チェジュ航空のアプリでオンライン搭乗券を表示させると二分の一の確率でエラーとなり、表示されません。そこでダメ元でオンライン搭乗券をスクショした画像を保安検査でスキャンしてもらったところ、なんと通過することが出来ました。ちなみに今回インチョンから出国する際はラッシュ時だったからか知りませんが、40分くらいかかりました。
さて、無事制限エリア内に入ることが出来ましたので早速どこかで夜ご飯を食べることにします。どこかレストランで食べてもいいのですが、既に結構お腹がいっぱいだったので今回はプライオリティパスで入れるラウンジに行くこととします。今回は第1ターミナルからの出発であり、プライオリティパスで使えるラウンジはMatinaラウンジ、Sky Hub Loungeの2択になるかと思われます。Asiana Business Loungeはスターアライアンス便を利用するときのみ使えるので、チェジュ航空を利用する今回は使うことが出来ません。(アシアナ航空もスターアライアンスを脱退するので、その後はどうなるのか・・・) まず初めにMatina Loungeを利用することにします。Matina Loungeは22時に閉まるので、ラウンジで夜を明かすことはできません。今回私がいったのは閉店近くの21時くらいだったのですが、入り口からはみ出るくらい人が並んでしました。中は結構混んでいて、どちらかというとラウンジというよりかはレストランに近いなという印象です。ただ、食事の種類は結構豊富で味も良かったです。個人的にはムール貝が美味しくて3回くらい取りにいってしてしまいました。
続いてはSky Hub Loungeに行くことにします。こちらのラウンジは一部フードの提供がない時間帯がありますが、ラウンジ自体は24時間開いています。私が行ったのは深夜だったため、ホットミールなどはありませんでした。本来はここで朝まで空港泊をする予定でしたが、ラウンジの利用時間に制限があったのと、ラウンジの椅子よりも空港のベンチで横になった方がいいと気づいたので、最終的には空港のベンチで寝ました。
さて、やっと今回搭乗する便が出発案内版に表示されたのでゲートに向かうこととします。(ちなみに出発案内版ってFID(=Flight information Display)という略し方をするそうです)ボーディングは6時くらいから始まり、出発は定刻より5分くらい遅れての出発となりました。
機内の様子などは行きと同じなので割愛しますが、日本行きでのフライトでも日本の入国カードを配ってくれたのはありがたいです。(ANAも配ってくれないかな・・・)福岡空港には定刻より少し早い、7時50分くらいに着きました。ある程度遅れることは想定していたので、行きも帰りも定刻より早く着いて驚いています。ゲートが端の方だったので少し歩かされたのですが、それでも福岡空港の到着エリアには8時5分くらいに着くことが出来ました。
4.) 総評
ということで長くなってしまいましたが、チェジュ航空のフライトレビューはいかがだったでしょうか?個人的には、値段も安く、定時性、機内の清潔さ、荷物の取り扱いなどといったことの全てにおいて期待を上回るほどだったので、十分満足しています。また、機内で入国カードを配ってくれたりしてくれる点も非常に評価が高かったです。さらに、福岡―仁川間は1日数往復か飛ばしているので、結構時間の都合も付きやすく、利用しやすいかと思われます。以上のことから、チェジュ航空は私の中では総合評価は星5/ 星5だと思っています。私は韓国語が分からないので韓国に観光で行くということは無さそうですが、観光は韓国発券が出来るので、また韓国発券の際にも利用したいと思います。次回は今少し触れましたが、韓国発券でシドニーに行ってきたので、その様子をお届けしたいと思います。
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